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あなたの体にストレッチは毒かも⁉

ストレッチはあくまでもリラックスの手段

セルフ・ケアで思い浮かぶ事の代表格それがストレッチ。幼少期から体育の授業でやらされて大人に成った今でも運動前には必ずこの儀式を行っている。さて、今回はストレッチの是非について考えを述べてみることにしよう。


ストレッチの目的は筋肉を伸ばす事。何故伸ばさなければならないかと言うと、筋肉は縮む事しか出来ないから!そしてたまに縮みっぱなしになり何だか気持ち悪い。筋肉は代謝が落ちると縮んだまま固くなる。そして関節の可動域低下や縮んだ部分が痛みだすなどの症状を呈す。その為、意図的に伸ばして元に戻す事を目的として行うのだが、本来のストレッチの意義を知らずに行うと問題がある。


筋肉は、脳から電気的信号が筋肉に到達すると科学的信号に変換されて筋線維が収縮すると言った仕組みを持つ、その為、筋肉に異常が起きるには、①電気的信号が伝わり辛くなる。②水分バランスが崩れる。打撲や運動による疲労などの様に筋肉に③器質的な問題が起きる場合に限られる。


そして、これら3通りの中でストレッチに問題の無いものはと言えば、③番のみだろう。無論、損傷の場合はストレッチを行うタイミングは考えなくてはいけないが、炎症が引き痛みが無くなれば早い段階でやって良い。①②番は理由があるのでそれを解決せずにするとかえって傷ついてしまう可能性がある。


また、他人にストレッチしてもらう行為も上記の理由からよくよく考えて欲しい。他人の体をストレッチした事のある人間なら分ると思うが、筋肉が適切に伸びたかどうかなんて到底分からない。
「体が固いから他人にしてもらうんだ。」と主張する人は、それよりまず色々な問題が起きているだろうからストレッチどころではない事を自覚して欲しい。
健康な体になりたいなら、自律神経改善の為の食事内容・睡眠のタイミング・軽い運動を心掛けるのをお勧めする。そうする事で自然と血流は改善されて筋肉の質も良くなる。その中にリラックスの為のストレッチを摂り入れれば並みに関節の可動域は向上するだろう。


因みに、同じ理由から強もみのマッサージも危険なのでお勧めしない。



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