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20代夫婦の結婚のリアル【前撮り編📷】

「結婚したいけどお金がかかるから…」
夫婦共通の男友達の不安な声。プロポーズ、婚約指輪、結婚指輪、両家顔合わせ、前撮り、結婚式…勿論、どれも必須なものではないが、一般的に「結婚」と聞くとこれらの言葉を思い浮かべるだろう。

一生に一度なので実現できるものは実現したいという女性が多いのではなかろうか。女性の立場として共感できるものがある。
しかしながら、我が夫婦の場合、新生活にも費用が必要だった為、全てにお金はかけていられなかった。夫、公務員。私は教員。20代前半の公務員の給料は安い。結婚は一生に一度であるが、資産形成やこれからの生活の資金を貯蓄していくことも考えてなくてはならない。これが現実だ。
削れるところは削りつつ、お金をかけるところにはお金をかける。メリハリをつけた資産の支出に重きを置いた。

前回は、結婚指輪💍編について記事を書いた。
今回は、前撮りについて記事を書いていきたい。


【前撮りの相場】

初めは前撮りをしないことも考えた。もしくは結婚式で支出が大きくなるので、結婚式が終わった後からでも…と。しかし、一生に一度。その時の瞬間・思い出を形として残すこと・撮った写真を結婚式に使うことを考えて、前撮りを撮ることに決めた。

前撮りの相場、と一口に言っても、スタジオやカメラマンによって値段が異なるのは勿論だが、
前撮りにはいくつか種類があり、
1️⃣結婚式を行う結婚式場で写真を撮るか
2️⃣結婚式場以外で写真を撮るか     でまずは大きく値段が異なる。

(1️⃣結婚式を行う結婚式場で写真を撮る場合)

結婚式場にもよるが、結婚式場で写真を撮る場合、結婚式当日と同じドレスを着るか・異なるドレスを着るか・また何着ドレスや和装を着るかで細かく値段が異なる。相場としては30万円〜。(当時)

(2️⃣結婚式場以外で写真を撮る場合)

こちらの場合は室内(スタジオ撮影)かロケーション(外)フォトかで値段が異なる。1️⃣の場合と同様、何着着るかで細かく値段も異なる。相場としてはスタジオ撮影で8~10万円、ロケーションフォトは15万円〜。(当時)

3️⃣スタジオ撮影か
4️⃣ロケーション撮影か

それ以外にも、個人でドレスを手配し、カメラマンをココナラなどで探す方法もある。

【資産重視の私たちの決断】

金額も金額だったので、初めは前撮りさえもしないことを考えたのだが、一生に一度だ。自分たちの「結婚という節目」での写真を残しておこう。そう決断した。ただし、1️⃣の場合の30万円を使うなら、その分当日の結婚式で料理のランクアップなどゲストに還元したり、結婚式でのオプション料金に使いたい、ということで結婚式場での撮影は選択肢から消えた。

2️⃣の場合も、天気に左右されること・金額を考慮、どちらにせよ写真が残せるならそれで良い、ということで3️⃣のスタジオ撮影に。安いところを探して、8万円後半〜のお値段のところに。(和装+洋装:ウェディングドレス)

【スタジオ撮影を撮ってみて】

撮影自体はとても楽しかった。
現像してみると、流石、プロのカメラマンの撮った写真。とても綺麗だったのだが、私たちのスタジオは背景に壁などがなく、白いスクリーンのようなものが垂れていて、全て真っ白な背景の写真で全体的に殺風景な写真ばかりで、結婚で使う写真を選ぼうとすると、少し物足りなさを感じてしまった。

失敗の理由としては、結婚式の割と直前で選んでしまったことと、遠距離恋愛だったため、頻繁に会えるわけではなく、ゆっくりスタジオを見てスタジオ撮影に決めるのではなく、ネットで検索して見つけた場所だったことが挙げられる。

同じスタジオ撮影でも色々な背景があるところを是非お勧めしたい。そのため、スタジオ撮影を選ばれる場合は、是非足を運んで、可能であれば、撮影場所を確認されることをお勧めしたい。

金額に惹かれてスタジオ撮影にしたものの、何となくの物足りなさを感じていた私たち。そこで声をかけてくれたのは、父だった。

【スタジオ撮影で失敗した私たちのその後】


父に撮ってもらった写真

父はカメラ好きだ。スタジオ写真の前撮りのデータが届き、頭を悩ませる私たちを見て、カメラマンになることを申し出てくれた。(その代わり、ポーズはこちらで指定するからね笑と。)結婚式の準備で忙しいだから、と着物屋さんの予約・撮影場所などを父が調べてくれた。

当日、色々なお着物を着て、これだ!と思ったものを着用。ヘアアレンジは自分で行った。

カメラ機材は勿論のこと、色々なポーズをネットで調べ、写真をワードか何かでまとめたものを手元に持っていて、その撮影指示書的な物を見ながら、カメラマンをしていた。適宜、自分たちのやりたいポーズも取り入れてくれたり、撮影指示書の中からアイデアをくれたり。あまり撮られ慣れていない私たちには、その撮影指示書なるものが大変役に立った。

また、撮影アイテムもあって良かったと思う。こちらは母が用意してくれて、紙風船とシャボン玉。100円均一で手に入るものだが、写真を彩ったり、動きをつける重要なアイテムだ。

写真のデータを貰い、解散。昔から子煩悩な父であったが、父に本当に助けられた。父のことを書いたような記事になってしまったが、ロケーションフォトは結論的に言うと、とても良かった。
光の具合で優しい雰囲気になったり、かっこいい雰囲気になったり。その微妙な雰囲気の具合は、ロケーションフォトならではだと思った。

お金のことを気にしたのは勿論、結婚式まで間もなかったのもあり、急いで決めたスタジオフォトで撮影した私たち。結果的に父に救われた形になったが、個人的にはお金がかかったとしても、ロケーションフォトをオススメする。自分たちにとって特別な場所があれば尚更である。
それぞれの好みや予算もあるので一概には言えないが、この記事を読んで前撮りの参考にしてくださる方がいたら嬉しい。






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