骨を強くするには
腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
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先日、骨粗しょう症を予防するために注射をしたと言う方がいました。その方のお話しを伺っていると、「骨がスカスカだから、こけたら終わり怪我をしてしまうから、なかなか外出できなかった」と おっしゃっていました。
確かに、骨が弱いと動かない方が怪我をするリスクは減るかもしれませんが、同時に筋力や体力が低下してしまいます。動かないことでさらに、骨も弱くなってしまうため、骨粗しょう症を予防するための注射の効果も薄れてしまいます。
骨粗しょう症(骨粗鬆症)とは、
この骨粗しょう症を予防する・骨を強くする方法はいくつかあります。
よく言われるのがカルシウムを取ることです。
例えば、牛乳や小魚、豆製品などが挙げられます。
そのカルシウムの吸収率を高くするためには、ビタミンDが必要になってきます。食べ物で言えば、鮭、さんま、キクラゲなどが挙げられます。 食べ物以外でもビタミンDは作ることができ、日光を浴びることも1つの手段です。
食事や日光を浴びる以外に骨を強くするには運動が必要になってきます。最終的にはやっぱり運動かと思われるでしょうが、運動することで骨に刺激が入り、骨を強くすることができます。
太ももの骨の骨折、背骨の圧迫骨折など怪我や手術をして、1日から2日後には立つ練習、歩く練習を入院患者さんはしています。(骨折の程度によっては、医師から体重をかけることを待つように言われることもあります。)
もちろん、骨折や手術後の痛みはある状態なので、辛いはずです。しかし、体力や筋力を衰えさせないことも理由としてありますが、骨折をしたところの骨の治りを良くしたり、骨のつきを良くするために早いうちから立ったり歩いたりしています。
骨は、体重をかけることでより強くなります。ただ体重をかけるだけでは意味がなく、できるだけ立つや歩くのように骨にまっすぐ体重がかかるようにすると、骨が強くなります。
私は、骨折をして100歳や90歳の患者さんのリハビリを行ってきましたが、 超高齢者でも歩けるようになって自宅に退院しています。つまり、(体力や筋力もそうですが、)骨も何歳になっても強くなることができます。
骨粗しょう症と言われて、動くのが不安な方もいると思います。しかし、普段通りに生活してもらったり、家の中でスクワットや立った状態で足踏みをするなどして、骨に刺激を与える・体重をかけることで骨粗しょう症が予防できます。
筋力もそうですが、骨が弱くなることで背中が曲がってきたり、姿勢が悪くなってきます。そうなる前に・今のうちから、予防として骨を強くしてみては、いかがでしょうか?
最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。
読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
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