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ターニングポイント①

腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
ぜひ、ホームページを覗いてみてください👇

 怪我や病気をしてしまったときに入院することがあると思います。その時に、病気の回復段階によって入院する病院や病院内で病棟が変わる事はあります。以下の表に、回復段階や時期によっての説明があります。

引用:https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/clinic/nhc/maruwakari/202404/583655.html 

この表の名称をさらに区別することもありますが、今回は割愛します。


 私は、表の中の急性期、回復期、 慢性期それぞれを経験しました。(ここにはないですが、勤めていた病院独自の教育の立場も経験しました。)
 手術直前・直後、 他の病院からリハビリ目的で入院されてきた方、 寝たきりの方、長期療養のために入院している方、外来リハビリに通ってくる方、在宅で生活しながら療養する方など、様々な病気・怪我、回復段階の方に関わってきました。
 
 経験した部署でそれぞれ思い出はあります。そんな中で、ターニングポイントになる点は何個かありました。そのお話しをしていきます。


 以前のnoteで書きましたが、 1つ目は専門学校の時に実習先で担当した患者さんです。
 
 それまでは、理学療法士だから、立つことや歩くことを中心に改善すれば良いと思っていました。 病院の規模によりますが、作業療法士という職種もあるため、そのように考えていました。

作業療法士とは、以下のリンクを参照してください。👇


 しかし、 専門学校の時に実習先で担当した患者さんは脊髄損傷、お腹から下の感覚がわかりにくい・下半身の動きは全くできない・車椅子を自力で漕げる人でした。
 
 その患者さんはまだ20代ほんと人生これからと言うタイミングだったと思います。病気で脊髄損傷になり、下半身が全く動かない。立つことも歩くこともできない状態でした。
 それまでの理学療法士だから、立つ子で歩くことを改善すれば良いと言う考えができなくなりました。(訓練では、装具とぶら下がれる機械を使って立つ・歩く訓練をしていました。)
 
 車椅子からベッドの乗り移りも、若くてまだ力があったため、手すりを使えば1人でできていました。そうなってくると、日常生活をいかに過ごしやすく、動きやすくするかを考えないといけない状態になりました。
 
 細かい内容は省略しますが、車椅子の乗り移りもベッドだけでなく、車の運転席や トイレ お風呂など様々なことを考える必要がありました。
学生であった私自身の理学療法士としての役割がアップデートされたタイミングでした。
また脊髄損傷をしている 患者さんと関わることもその時が初めてだったため、貴重な経験にもなりました。
 
 この経験があったからこそ、 学生の時や新人だった頃の私の指導者がどう感じていたか分かりませんが、 家に帰ってからの生活日常生活をどう過ごしてもらいたいか、患者さん自身がどうしていきたいかを考えられるようになりました。
 

 そのため、今でこそ独立として痛みや不調改善の施術をしていますが、日常生活や仕事内容のことなどを問診で尋ねるのは、痛みや不調が改善した時にどうなりたいかを共有したいからです。

 最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。

読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

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