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フォトグラファー澤村洋兵の京都びいき#3「TRIBUTE COFFEE」


こんにちは。
京都在住のフォトグラファー澤村洋兵(@yohei_sawamura)です。

最近は少しずつ涼しくなってきて、秋が近づいている感じですね。涼しくなると特に飲みたくなるのが…ホットコーヒー。

ということで、今回は京都の京阪三条近くにあるコーヒー屋さん「TRIBUTE COFFEE」さんをご紹介します。

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こちらのお店は隠れ家的な存在で、ビルの小さな階段を上った三階にあります。

店内は北欧家具が多く、チーク素材の家具たちはとても優しく落ち着ける空間を味わせてくれます。

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「TRIBUTE COFFEE」さんは、元々東京のコーヒー屋さんでバリスタとして働かれていた栗林寛さんが、その頃に培った経験や技術を生かして2019年8月1日にオープンしたそう。

オーナーである栗林さんが自ら厳選したスペシャルティコーヒーを、フジローヤル製の半熱風式の焙煎機で自家焙煎。注文してから1杯1杯丁寧にハンドドリップされたコーヒーを楽しめます!

以前ボク自身もコーヒーの焙煎を仕事にしていたのですが、コーヒーは同じ豆でも焙煎度合いでさまざまな味が楽しめるんです。
ものすごく簡単に言うと、
・「浅煎り」は、コーヒー豆本来の果実感を感じる酸味や甘味がある
・「深煎り」は、その果実味を焼いた味になるのでもう少し深い甘味や苦味がある
それが産地によってさらに味の種類が分かれます。(もっと深い話をすると、その限りではないです…)

こちらのお店では、その両方を気分で楽しめるように浅煎りから深煎りまで用意されていて、特に栗林さんの思いからその両方を楽しめる焙煎度合い「中深煎り」を中心にラインナップされています。

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メニュー表を見ると、「なりたい気分になるコーヒー」と気分で豆の種類を選べるようになっていて、コーヒーにそこまで詳しくない人でも選びやすくなっています。

この日のボクの気分は「栗林さんのおすすめのコーヒー」だったので、おまかせで入れてもらいました。せっかく素敵なセレクトのしやすいメニューがあるのにすみません(笑)

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淹れてもらったのは、インドネシア ブルーリントン(中深煎り)。口当たりはしっかりとコクのある感じ。大地を感じる風味にハーブやスパイスのような後味が残ります。

甘いものも欲しくなっちゃったので、京都美山の牛乳を使ったチーズケーキもいただきました。

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ほどよい酸味とほどよい甘味、新鮮で爽やかさを感じるミルク感があって、口当たりは濃厚なのにすっきりとした後味で苦味の効いたコーヒーにぴったりでした!
こだわりのコーヒー屋さんにあるデザートって、ペアリングがしっかり考えられていてほんと美味しいですよね。

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栗林さんが考える今後のビジョンは、「コーヒーを自宅でもっと楽しんでもらえるような提案や、自身のコーヒーに対してのスキルアップ、デザートももっと増やして、よりリラックスしてリフレッシュのできる場所を提供し続けていきたい」とのこと。すでにリラックスして満足のできる場所なので、さらなる成長が楽しみです。

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お店に入った途端、外とは別の時間が流れているような空間にまず癒やされ、オーナーのこだわりのコーヒーは気分に合わせて選ぶことができて、ゆったり優しく流れる音楽を聴きながら、優しいスイーツとコーヒーを嗜む。そんな寛ぎの時間を味わえるお店です。

仕事の合間や旅の途中の休憩などリラックスしたいときにぜひ! もちろんコーヒーのテイクアウト、豆販売もされています。

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いやー、やっぱりコーヒーっていいですよね。

ボクの元々の夢が「自分の喫茶店を持つこと」…なので、「TRIBUTE COFFEE」さんのようにオーナーのこだわりが詰まったお店に来ると、その夢が思い出されてウズウズしてしまいます。

やっぱりいつか喫茶店やりたい…!

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【INFORMATION】
TRIBUTE COFFEE(トリビュートコーヒー)
所在地:京都市中京区河原町三条上 恵比須町435-2 土方ビル3階
営業時間:12:00~20:00
定休日:月曜 ※月曜が祝日の場合は営業、翌火曜休み
TEL:075-223-6565
E-mail:info@tribute-coffee-kyoto.com
https://www.tribute-coffee-kyoto.com/
【PROFILE】
澤村洋兵

京都在住のフォトグラファー。美容師、和食料理人、バリスタ、珈琲焙煎士など様々な職業を経験してきた異色の経歴を持つ。それぞれの職業で培った感性と器用さを武器に、ポートレートから風景、カフェ写真など幅広く活躍している。
▶Instagram:@yohei_sawamura
▶Twitter:@yohei_sawamura
▶ブログ:サワブログ

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