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青天を衝け 中央集積期の産業のロールモデル
今が中央集積から多極分散への転換期であるならば、渋沢栄一の生きた時代は多極分散から中央集積への転換期でした。時代の大きなパラダイムシフトに対して、如何にその流れを感じ考え、実践に移すのか。また、多極分散期終盤の地方の産業群を理解する上でも、とても参考になると思います。
藍玉は江戸時代の地方で発達した地域産業の一つ、徳島県や愛知県、栃木県が主要産地であるイメージがあります(いろんな地域、河川
中央集積・多極分散転換周期
僕が世の中の景気変動を見る上で参考にする周期は幾つかあります。大きいものは次の3つ。
・東西文明変動周期(往復・約1600年)
・国家体制転換周期(サイクル・約810年)
・中央集積・多極分散転換周期(往復・約270年)
ここではタイムリーな周期として中央集積・多極分散周期を中心に取り上げます。
現在はイギリスを中心とした西洋文明810年の末期、日本は国家体制サイクルの5/6、つまりは675年