青天を衝け 坂本龍馬と渋沢栄一の共通点

 当時、維新の志士として立ち回った坂本龍馬と渋沢栄一の共通点。

 坂本龍馬は下級武士(下士)の商家の生まれで父はその経営手腕で城下公方と呼ばれ龍馬を留学に出せる稼ぎがあった、渋沢栄一は父が藍玉製造で財をなした大規模農家で、教育熱心であった。
 2人ともに、武術を心得、学問に精通し、身近に商売を学ぶ環境にあった。若い時は攘夷運動にのめり込むが、やがて開国や時代の変化に合わせて立ち回ることになる。
 方や日本初の株式会社を立ち上げ、方や様々な数百の株式会社立ち上げに関わることになる。

 多くの人は気づくことは少ないのだが、この2人には商才・・・マネジメントの手本になる父の存在があるのだよね。
 あの当時、台頭した人達の背景には、過去の大規模転換期同様に、特定のものの見方と、もう一つこの3つの要素を備えている部分がある。
 僕はその人の能力を見る時に、身体能力(感受性含む)・思考能力・実践能力を見ます。時代の転換期に多くの人が改革を叫んだとしても、本当にその能力を持っている人はほんの一握りです。
 そして現代ではかなり、働くことで身につく力、実践能力が弱い人が多いと感じています。ほとんどは土佐勤王党・・・志に散っていくだろうことが見えてしまう。そんなことを思いながら見てしまうドラマでした。https://www.nhk.or.jp/seiten/

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