【ワーママ】うつ再発との付き合い方
うつ病の診断が出てから、3回目の春。
只今、2回目の休職中である。
1回目の休職から2回目の休職に起こったことは
また機会があれば。
今回は最近読んで、とても気が楽になった、
下園 壮太さんの「本」を3冊紹介したい。
1冊目
『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?』下園 壮太 (著)
40代フリーライターが主人公。
下園先生と会話をしながら、うつ病の症状や、
その時の対処方法などを紹介している。
会話方式なので、難し過ぎず、目を通しやすい。
私が良いなと思ったところが、
共感できるポイントが
細かく散りばめられているところ。
不安や悩みを感じすぎてしまうのも、
うつ病の症状の一つということも、
この本ではじめて知った。
今も私は波があり、
数か月に1回は気分の落ち込みがあり、
「またか」「このままじゃ仕事できない。。。」とその度に落ち込む。
2回目の休職に入り、4か月が過ぎる現在も、
2か月に1回と短いスパンで気分が落ち、
その度に身動きができなくなり、
自分自身もうんざりする。
でもそれでも良いのだと思える本だ。
2冊目
『うつからの脱出: プチ認知療法で「自信回復作戦」』下園 壮太 (著)
これは再発に焦点をあてた本がないか
と探しているときに見つけた本だ。
1冊目と重複する内容もあるのだが、
読んでいて心地が良いので、
自分のバイブルだなと思う。
気分の落ち込みが来るたびに、
自分自身のやるせなさや、
「なんで私はまた落ち込んでしまうのだろう」
とまた体が動かなくなる(気力がない)
といった症状に悩まされる。
そんな気持ちに寄り添ってくれる本だと思う。
焦ったら症状が長引くだけ。
この本に書いてある、
いろいろな「自信回復作戦」を
その都度、試してみると
自分にあった方法が見つかると思う。
この本のなかで『400回、40回の原則』
という言葉が出てくる。
「人は、自分を変えようとするとき、
400回の刺激を受け、
40回失敗して初めて変化する」
という原則だそうだ。
私は、落ち込むたびに、
「またやってしまった」と自分を責めてしまう。
この本を読んでからは、
「あっまだ失敗して○回目だ、
大丈夫大丈夫、訓練だ、練習だ、
まだ失敗できる」。
「次は○○に気を付けてみよう」
と思えるようになった。
3冊目
ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。下園 壮太 (著)
下園 さんの本にはじめに出会った本だ。
わかりやすいタイトル笑。
内容は、正直ななめ読みしかしていないのだが、
やっぱり現代のママは大変なんだなと自覚した。
そして、今自分は、正気なのか?
これは症状なのか??
を判断するのにとても良い本だと思う。
ワーママの皆さんには、
この本をななめ読みすることをお勧めしたい。
さいごに
自己啓発本は危ない。
気分の落ち込みを感じ始めた頃に、
普通の人が読むような自己啓発本を読むと、
一瞬上向きになるが、体が追いつかず
自分とのギャップに2倍の衝撃を受ける。
「この状態が一生続いたら、
いろいろな人に迷惑がかかる」
と思う日もあるし、
「このままじゃいつまでも働けない」
と思う日もあるが、
それが一生は続かないことを気づかせてくれた。
またそんな気持ちがあったことも
忘れている日がくる。
と焦らず、ここ数日は過ごすようにしている。
気力がないときは、とにかく「寝る」。
体が風邪ひいた時と同じで、
心が風邪ひいたと思うくらいで、
3日~7日は、寝る(またはダラダラ過ごす)。
そのうち、家事を1つできるようになり、
次の日にまた1つできるようになる。
うつ病が再発して、子供のこと、
家族のこと、仕事のこと、お金のこと、
で悩むこともあるかもしれない。
悩み過ぎて、疲れる前に、
家族に怒りとなってぶつける前に、
1冊読んでほしいと思う。
絶賛うつ病回復期なため、
読みにくい文章だったかもしれない。
最後までに目を通してくださったあなたに感謝。
ありがとうございます。
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