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"付き合う"ということの意味。

前書いた元彼との記事の中に少しだけ書いていたのですが、元彼と別れるきっかけをくれた男性がいます。
その方と晴れて昨日からお付き合いすることになり…人生何があるか分からないなとつくづく思う最近。

いま自分が見ている現実はとてもとても狭い範囲だったのだと気づかせてくれた、人の温かみなんて忘れかけていたわたしに、もう一度それを思い出させてくれた素敵な人です。

みなさんは、今恋してますか?

色んな男女のカタチ。

わたしは以前から、男女間に形なんてあってないようなものだと言い続けてきました。
実際、付き合うなんてのは口約束にすぎず法的効力は何もないから。だから、告白や付き合うなんていうものに重きを置かないようにしていたのですが、彼はちゃんと「付き合おうよ」と言葉をくれました。ちゃんと面と向かって告白されるのなんて中学生以来です(衝撃)

ぶっちゃけ元彼と付き合う少し前、1年以上前にセフレみたいな関係だったし、再会して元彼と別れる直前からも身体の関係はあったので別れてから昨日までの約2ヶ月は、いわゆるグレーな関係。
今までの私と同様、付き合うことを急いでいたわけではないけど、なぜかこの彼とは形が欲しい。と思った。
こんなに頭の中身が似ていて、一緒に過ごす時間が心地よくて、お互い強く引かれあっているのに、恋人関係という口約束を結ばない理由もないと思ってたからかもしれない。

元彼のトラウマもあり、また同じことを繰り返すんじゃないか。また毎日泣いて過ごすようになるなら、もう1人でいたいしと葛藤したこともありました。
でもそれ以上に、この人とならきっとちゃんと向き合えるし、この人なら私を受け入れてくれる。と確信させてくれたことに本当に感謝しかないし、純粋にすごい人だなと。

きっと元彼との約2年の経験をしたからこそ、彼と付き合うことになった。昔の私だったら、まだ成長不足だったんだろうな。同棲していたころ、心が荒みすぎて周りの人の温かみやありがたさにすら気付けなくなっていたわたしが、少しずつ前の自分に戻れたのは紛れもなく彼のおかげです。

相手の人生に"付き合う"ということ。

この彼と付き合うか、好きでいるかを考えていた時に、そもそも付き合うってなんだろう?ってすごく考えた。
色々と本を読んだり、調べたりしている時に妹尾ユウカさんの「付き合うということは相手の良いことにも悪いことにも付き合うということ」という言葉がすごく腑に落ちたんです。

セフレや曖昧な関係であるうちは、良いことがあっても悪いことがあっても共有する責任感は生まれない。ある意味そこにメリットがあり、自分は自分。
付き合うという言葉を持って変わることは、大きくここなんだ。そう思ってから、私は彼の良いことにも悪いことにも付き合いたいだろうか?と何度も自分に問いかけた時、彼と付き合いたいなと思ったんです。

長い人生、どこまで一緒にいるかなんて今はわからないけど、今この時間の良いことも悪いことも共有したい。彼の存在があったら、自分の人生がもっと良くなるんじゃないか。
そう思える相手に出会える確率って、一体どれぐらいなんだろう。だからこそ、彼のくれた「付き合おうよ」が本当に嬉しくて、安心して、気づいたら泣いてました。

お互い苦しいながらも毎日必死に生きる中で、少しでも支えになりたい。そう思える相手と出会わせてくれた神様に、感謝したい。

おわりに


前書いた元彼と別れたことについての記事に、「これくらい強くなれるように頑張ります!」とコメントしてくださった方がいて、本当に嬉しかったです。
だけど、わたしは全然強くなんかないです(笑)
寂しがりやだし、強がりだし、自分の機嫌を取れるようになるのに精一杯のどうしようもない女ですが、どこかの誰かの胸に少しでも私の言葉が留まってくれていたらそれほど嬉しいことはないなと思う最近です。

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