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結果を出し続けるために最も大事なこと

どうも、Youです。

本日は結果を出し続けるために最も大事だと私が考えていることについてお伝えします。

結果を出すことが出来る人は一定数いても、結果を出し続けることが出来る人はそう多くないと思います。

まず、結果を出す方法については、以下の記事を参考までにご確認ください。

詰まるところ、努力すれば何とかなるという話をしています。

努力して結果を出し続けていると、自分に対しても自信が持てるようになり、さらに上のことに挑戦してまた結果を出していく、という正のスパイラルを回すことが出来ます。

一見すると、このスパイラルを回し続けることで結果を出し続けられると思われますが、ここには大きな落とし穴が隠れています。

そして、私自身がこの落とし穴に定期的に落ちてしまうので、自戒の念を込めて、結果を出し続ける上で最も大事だと思うことについて記載していきます。

1.直近で落とし穴に落ちた話

落とし穴の正体について話す前に、まずは私がこの落とし穴の正体に気づくきっかけになった出来事についてお話します。

私は前のセールスのteamに所属してすぐ、コンサル時代に培った働き方で周囲の方に一目置いていただく事が出来ました。

営業として独り立ちする前のロープレなども高評価で通過したほか、営業開始直後には前任が硬直させていた大型案件を再始動させるなど、自分自身の努力と運もあって、かなり好調なスタートダッシュを切ることができました。

しかし、その後は徐々に思ったような成果が出てこなくなり、以下の記事にある通りTarget未達で終わってしまいます。

入社当初は正のスパイラルを回し続けられたおかげで、自分に対してどんどん自信を持てるようになっていました。

一方で自分自身に対する期待値も並行してどんどん高くなっていきました。

些細なミス、案件が少しうまくいかない、といったことが起きるだけで、「なぜ自分はこんなことも出来ないのか」という自己否定の感情に苛まれるようになってきました。

一方で、自分自身への期待値が上がることは、自分は出来るという評価を下していることにもなるので、無意識に周囲を見下す感情も生まれてきました。

そうなると、他の人が自分より上手くやったり、評価されている場面を見るのが辛くなってきます。

他人の努力や成果が自分のモチベーション低下につながるようになってしまうのです。

こういった出来事が積み重なり、年末近くにはすっかりメンタルが疲弊して、努力し続けるのも難しくなっていました。

外資系においてローパフォーマーは解雇されるリスクがあるため、恐怖がトリガーとなって踏ん張ることは出来ましたが、これは長く持つものではないです。

2.結果を出し続けることを阻む落とし穴の正体

上述した経験から、結果を出し続けること(=努力し続けること)の最大の敵は、自分自身への期待値を上げすぎてしまうことで、モチベーションを維持できなくなることだと気づきました。

自分自身への期待値を上げすぎてしまうと、傷つかなくてもいいことで傷つくようになり、それが努力し続けるモチベーションに影響を及ぼします。

これに気づいて以降、そもそも自分自身への期待値とは何だろうということを考えるようになりました。

そして自分自身への期待値とは、自分の中で【自分はここまでは出来るだろう】というバーを設定することだと理解しました。

つまり、自分自身への期待値を上げるとは、自分はここまで出来るだろうというバーをどんどん上げていくことになります。

これは、必要以上に自分を過大評価することに繋がるので、本来は出来なくても落ち込まなくていいことで落ち込んだり、相対的に他人を見下してしまうことにもつながります。

逆に低ければ、ちょこっとミスしても落ち込まないし、他人を見下すこともない、さらに自己評価が低いが故に、失敗を避けるべく念入りに準備をするようになることで成功確率を上げることもできます。

こういうことを考えているうちに、自分自身への期待値が高いことは、自分に自信があることとは別問題であり、むしろ低ければ低いほどいいのではとさえ思うようになりました。

実際、一流の方はとても謙虚だったり、ミスしてもヘコまなかったりするので、自分自身への期待値が低い人が多いのではと思ったりします。

3.自分自身への期待値を下げる方法

それでは、どうやって自分自身への期待値を下げるのかについての考えを述べたいと思います。

これは、すごく当たり前のことですが"とことん自分を客観視する"ことだと思います。

具体的には、自分の期待値は過去の自分の結果だけで判断するように意識します。

営業の仕事に例えると、10件アプローチして1件アポを取れたのであれば、これが自分の正しい期待値です。

つまり、自分を客観的に評価できている場合、10件アプローチして1件もアポが取れない時に初めて落ち込むべきなのです。

実際には6,7件目あたりで結構モチベーションが下がったり、「なぜ上手くいかないのか…」と考え始める人が多いですが、これは自分自身への期待値を6,7件につき1件アポが取れるというところまでバーを上げてしまっている状態です。

他にも、例えば一度大きなプロジェクトを成功させたが、その次にまた大きなプロジェクトに取り組んで失敗してしまった場合、ひどく落ち込むと思います。

ただし、実際には成功した大きなプロジェクトの前にも、何回も失敗を重ねていたはずです。

要は1回の成功体験が記憶に残りすぎて、その裏にあるx回の失敗を忘れてしまい、自分の本来の期待値は1/xであるにも関わらず、自分の中で勝手に自身への期待値を上げてしまうのです。

そして、これが自分自身を無駄に傷つけてしまい、モチベーションが下がって努力を継続できなくなるのです。

自分を含むだいたいの人間は、1回の成功体験の裏にあるx回の失敗を忘れてしまい、自分自身への期待値を爆上げさせています。

自分自身への期待値、ガンガンさげていきましょ。

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