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「和とスパイスの料理人による食のイベント2DAYS in 奄美」開催しました!

こんにちは。奄美大島にあるライフ&ワークスペース「Living AMAMI」オーナーの矢吹です。

先月11月29日〜30日の2日間、著書「干物料理帖」で2020グルマン世界料理本大賞Fish&Seafood部門グランプリの受賞歴もある日本料理人うすいはなこさんとミシュランガイド東京2023のビブグルマンにも選出されているスパイス料理店「spicecafe」のオーナーシェフ伊藤一城シェフ、2人の料理人の方に奄美大島までお越しいただき、奄美の食材を使った食のイベントを開催しました。(イベントの開催情報はこちらのプレスリリースをご覧ください。)

今回の記事ではイベントの模様を振り返りたいと思います。

11月29日(水)11:30〜
【記念ランチ】spicecafe in Living AMAMI

今回のランチの目玉は山羊ビリヤニ(ビリヤニはインドの炊き込みご飯のようなメニュー)。
「実は島の人は山羊がそんなに好きじゃない」なんて噂も耳にしていたので内心どんな反応が返ってくるのかドキドキしていましたが…蓋を開けてみればご用意していた30食分は全て完売!
みなさんからも大変好評いただきました。

山羊ビリヤニ、おかず3種、ポークビンダルー、サンバルのセットメニュー
炊きたて山羊ビリヤニ。いい香りなのです

11月29日(水)19:00〜
来島記念スペシャルコラボディナー

同一食材に和とスパイス両方からのアプローチを加えるというコラボディナー。一部の調味料やスパイス以外はほとんど島の食材で構成しました。

食材名のみ書かれたメニュー。運営の私たちも何が出てくるかその時まで知りません
好評だった加計呂麻猪は「加計呂麻島ジビエ研究会」のもの
赤ウルメのバナナリーフ包み焼き
山羊に合わせたのは島豆腐
鶏飯のスープは後入れスタイル
鶏飯にはチキンキーマカレーが
特別参加のフレンチシェフ小川奈々さんによるデザート
ペアリングでお出ししたワインリスト
2人のセッション。たまらないライブ感

11月30日(木)11:00〜
【料理教室】奄美食材でつくる家庭料理

「普段の島のスーパーで手に入る食材をより美味しく食べる」をテーマに、うすいはなこ先生にこの季節に合った一汁三菜の家庭料理を教えていただきました。

献立は
汁物_あおさの茶碗蒸し
主菜_魚のあっさり煮付け
副菜_冬至煮
副副菜_青パパイヤの胡麻和え

最後に食卓を囲んでの参加者さんとのお話もとても盛り上がり楽しい会でした。奄美には料理教室が多くはないので、この時にもご要望の声をいただきました。今後も定期的に開催していきたいです。

魚の臭みをとるための下処理「霜降り」
パパイヤの胡麻和えをつくる
みなさん真剣にメモをとっていました
生徒さんだけで味付けをやってみる
完成!

最後に

今回のイベントでは、たくさんの「初めまして」が生まれました。
まずは、料理人のみなさんと奄美の生産者のみなさん。
そしてイベントに参加してくださった奄美の皆さん。
それぞれの交流を通して様々な生の声を聞かせていただくことができたことが何よりの収穫ですし、実際に私たちの手を離れてそれぞれの交流がすでに始まっていたりもして、今回のイベントが誰かの何かのきっかけをつくれたことを嬉しく思います。

魚介類を仕入れさせていただいた前川水産さん
楠田ファームさん。楠田さんと写真撮りそびれました!
加計呂麻島ジビエ研究会の山田さん。農家さんでもあるし、なんでもできる人!
加計呂麻島ジビエ研究会の幸雄兄。いつもお世話になっています

奄美には内地とは異なる食材や食文化があり、それは移住者の私たちにとって本当に新鮮でポテンシャルを感じるものばかりです。
Living AMAMIでは今後も奄美食材の魅力・可能性を発信していきたいと思います。

大変お忙しいスケジュールの中ご来島いただいた
うすいはなこさん、伊藤一城シェフ
この度はたくさんの学びをありがとうございました!
またのご来島をお待ちしております^^

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