013. 今どんな気持ちですか？

100日間絵を描き続けるプロジェクト、一日一描。

夏休みの期間は、「子どもとの言葉を介さないコミュニケーション」をコンセプトに毎日絵を描いています。

今日はむすめのリクエストに応えてプリキュア・・
のつもりだったのですが、

まったくもって乗り気になれず。

しまいにはイライラしてきて。むすめにも伝わったのか、
むすめの絵も煩雑。いつものプリキュア愛が感じられない・・。

だめだこれは。と思って、

「じゃあ、今の気持ちを描いてみよう」

「今どんな気持ちですか？」

にお題を変えました。

こちらはむすめ。
「ママが怒ってて悲しい。」

いっぱいお肉を食べてー
うんちが出ちゃってパンツが汚れちゃってー
ママに怒られてー泣いてるの。

中には「新生児のおむつ替えが好きすぎてたまらない」
「匂いがたまらない」なんて方もいらっしゃるようですが、

わたしは子どもが新生児の頃から、排泄物が本当に苦手。
だから、怒らないぞ、怒らないぞ・・と思っていても、
ついつい、子どもが粗相すると眉間に皺がよってきて、
口調が厳しくなってきてしまう。

こちらはわたし。

いつも心の奥底にチリチリとしたものがあって、
普段はささくれのように、静かな水面に立つ細かな波のように漂っているのだけれども。

やりたいことがあるのに制約が生じてうまくできない環境に置かれたとき、
小さな疲れや違和感が溜まってきたとき、
擦り傷のように感じられたり、大きな波のようになって迫ってくる。

絵にしてみたら、細かく切り裂かれたいくつもの断片が互いにつなぎ目を求めて擦り寄ってきているように感じられた。

「わ〜ニュースみたいだね〜！」

「ニュース？」

「こっちがわたしが住んでいるところでーこっちは〇〇（同じマンションのお友達）が住んでいるところでー」

「あ、地図ね」

「あ。そうそう。地図ね」

「怒って、ごめんね」

「うん」

これはトイレにあるママの怒り防止お守り。

怒りそうになったらみる、ほえーの写真。