成功したければ、「一点集戦略突破」と「ゾーン」を使え!
戦国時代から戦略というのは「一点突破」と決まっています。ここでは、一心不乱に物事に集中することの大切さや過去の偉人や現代の偉人のエピソードなどを紹介します。
何かで成功したければ犠牲を払わなければいけません。目的が大きい程、より大きな犠牲を払わなければいけません。あれもこれもと欲張らず、一点集中。やるべきことは1度に1つ。そうすれば目標はひとつひとつクリアしていけます。自分はこの言葉が好きです。
■偉人・成功者の言葉
・『成功に必要な第一条件、それは集中力だ。途切れもせず、飽きず、一つの問題に、肉体的、精神的エネルギーを集中させる能力だ。朝7時に起き、夜11時に就寝すれば、たっぷり16時間あるわけだが、たいていに人は一日中、何か仕事をしている。ただひとつ違うのは、彼らの仕事は非常に多岐にわたるのに対し、私はたった1つの仕事に打ち込む点だ。もし、彼らがその時間を全て1つの方向、1つの目的に注げば成功は間違いないだろう』エジソン
・選択と集中・・・マイケル・E・ポーターの提唱した概念で、「あれこれ手を広げるより、得意な分野に経営資源を集中して確実に勝利を得る」という戦略のことです。また、孫子の兵法にも、「巨大な相手に立ち向かうには、相手を分散させておいて、こちらは一つにまとまり、局地戦において常に数の優位が成り立つようにせよ」という「各個撃破」の原理というのがあります。
・目標を達成したい時も、新しい習慣を身につけたい時も、カギとなるのは集中だ。自制心でもなければ、ご褒美でも、意志の力でも、モチベーションでさえもない。ゴールに集中し続ける事ができれば成功率がぐっと高くなり、集中できなければ成功は遠のいていく。集中力とはそういうものだ。(減らす技術
「人間の頭に上下などはない。要点をつかむという能力と、不要不急のものは切り捨てるという大胆さだけが問題だ。従って物事ができる、できぬというのは頭ではなく、性格だ」秋山真之
・『若者がビジネスで失敗する大きな原因は集中力の欠如だ。』鉄鋼王アンドリュー・カーネギー
・ビル・ゲイツの髪型がなぜボサボサか。会社を大きくする事のほうが、ヘアサロンに行くよりおもしろいと知っているのだ。
・詰まるところ、集中するとはいかに1つのことにのめり込むかというより、いかにそれ以外に気を散らさないでいられるかが問われるのです。他のことを切り捨てる能力の差がすなわち集中力の差となって表れているのです。 - 藤田晋
・大事なのは、「目標と期限」を決めて、その間だけは他のことを一切考えず、衣食住すら忘れてのめり込むことである(ホリエモン
・注意の散漫は弱さであり、集中は力です(ジェームズ・アレン
・この崇高な学問は、その中に深く没入するだけの勇気をもつ者にのみその魅力を現す。(カール・ガウス
・効果的な経営者の共通点は、ひたすら1つの作業に集中する点にある。彼らは、最も大切なことのみを行い、その事が完了するまで、他の事に目を向けないという集中力を持っている (ピーター・ドラッカー
飽和状態だとそこからは何も生まれない、ある程度隙間を作る。そういう時でないと高い集中はできない。 (羽生善治
・やるべき事に集中するだけです。1つの事をちゃんとやれば、すべてうまく行くのです (タイガー・ウッズ
同時にたくさんの事を考えていると、焦点の定めどころも力も拡散してしまう。だが、その瞬間に最も重要なことに焦点を定めていれば、力強く前進できる (エイブラハム
・仕事に限らず趣味の世界においても、心の中でも手のひらの上でも最高最善のものを持ちたいものだ。盆栽でも園芸でも安物に甘んじてはいけない。広く浅いものよりも、むしろ狭くても深く追求したほうが良い。(幸田露伴
・器用貧乏より、たとえ平均点が悪くても1つの事に秀でている人間は充分リスペクトされるべき。「何でもいいから世界一になれ」GACKT
■生活をシンプルにする。
・モノが溢れているから、何が本当に大切かを人々は見失っている。
・私のブログの大勢の読者から「1日はみんな同じ24時間なのに、どうしてそんなに多くのことを達成できたのか」と質問を受ける。私の答えはこうだ。「制限を設けて、"本質に迫ることだけ"に集中したからだ」こうすれば必ず達成できるのだ。 (減らす技術
・どんな目標でもそれに向かって集中し、全力投球できるかどうかが結果を大きく左右するのは言うまでもありません。逆から考えれば、達成に向けて集中できるような目標設定の工夫をすることが大事だとも言えます。
私の場合、この工夫に相当するのが、目標はあくまで1つだけにするということです。掲げる目標はあくまで1つにします。1つにすることで、自分の集中力を引き出すのです。
仕事でも人生でも目標が2つあると、もうそれだけで、自分の考えなり、生活なりの軸足がぶれることに気づきました。どうもすっきりしないのです。軸足がぶれると当然、集中力もそがれます。そこで、会社として掲げる目標、自分の人生における目標を統一し、1つに決めました。
これは非常に効果がありました。1つに決めれば、迷った時に立ち戻る場所も1つなので、たとえ、他の目標や願望が思い浮かんだとしても、それは果たして今やるべきことなのか判断しやすくなるのです。(藤田晋
・断・捨・離とは、自分とモノとの関係を問い直し、暮らし・自分・人生を調えていくプロセス。不要・不適・不快なモノとの関係を、文字通り、断ち・捨て・離れ引き算の解決方法によって停滞を取り除き住まいの、暮らしの、身体の、気持ちの、人生の、新陳代謝を促す・・・
・する必要の全くない仕事、時間の浪費である仕事を見つけ、捨てなければならない。すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起こるかを考えればよい。何も起こらないが答えであるならば、その仕事はただちにやめるべきである。(ドラッカー
・荷物を増やせば増やすほど、あなたの行動力が落ちていきます。荷物を減らすことで、未来は開けてくるのです。(中谷彰宏
・世界的な一流科学情報誌「New Scientist」では、「情報オーバーロード」が「ドラッグ以上に知能指数に悪影響を与える」という研究結果が発表されています。
■最も大切なことは、最も大切なことを最も大切にする
・ターゲットを広げすぎると、ひとつに絞り込んだ人に負けてしまいます。
・二兎を追うことをやめ、つまらぬものよりもより優れたものを選ぶ習慣をつける
・あなたがもっともよく使うスキルに時間を投資しなさい。いろいろ勉強したいのはわかりますが、あなたにとって一番よく使うスキルに時間を割いた方がなにかと良い。そうしないと差別化もできない。
・身の回りや世間で起きているいろいろな事柄に、首を突っ込んでいると、結局は自分が空っぽになってしまう。好奇心は、自分の能力を発火させるためには大切だが、世界の全てを見聞できるほど人生は長く続かない。若い時に自分が関わる方向を着実に見定め、それに専念していくほうが、ずっと賢く、自分を充実させていくことができる。(ニーチェ
・コンプレックスとの格闘は、コンプレックスそのものよりももっと不快な結末をもたらす。自分の短所と闘うことも、それらを隠すこともせず、他の資質で埋め合わせるべきなのである。 (リアリティ・トランサーフィン
・自分が今いる場所を真っ直ぐ掘り下げていくしかない。掘る場所を選ぶ事だけに一生を終える人がいる。穴が開くギリギリまで掘り続けているのに、途中で止めて、また次を探す人がいる。それでは大成しない。まず一度、大きな穴を開け切る。それができたら、次はもっと大きな穴を開けることができる。(久恒啓一
・才能が乏しいと自覚している者でも、ごく小さな専門分野を設定してどこまでも深く掘り下げていけば、けっして容易な道程ではないが必ず目標に到達できるのだ。そして才能豊かな人が広く浅く研究した学問よりも、はるかに価値ある業績を生み出していることに気づくだろう。(幸田露伴
・自分が何をやりたいのか、この時は手術前と違って答えが出ている。野球をやりたいって。あれもしたい、これもしたいでは、リハビリはしない。今、出来るのはこれしかないって思いが、自分を前へ向かわせていく。シンプルは強い。迷いがないから。 (村田兆治
・ヤクザだろうが詐欺師だろうが、どの世界であっても一流と言われるところまで上り詰めた者は、例外なく訊くに値する、伝えるに値する内容を持っていた(島地勝彦
・『優れた結果を得るためには、極めて重要な目標にフォーカスし、単に重要なものは脇によけておかなくてはならない』 スティーブン・R・コヴィー
・大きな事が出来たかもしれないのに、つまらないことで人生を台なしにする人は多い。それは一生の仕事に全身全霊で向かわず、エネルギーの一部しか注がないからだ。「仕事に賭ける」ことを恐れていたら、誰も大きなことはできない。半端なエネルギーで向かってはいけない。為す事すべてに全身全霊を傾ける。
・時間と労力と資源を集中するほど、実際にやれる仕事の数や種類は多くなる。これこそ困難な仕事をいくつも行う人たちの秘訣である。彼らは一つの仕事のみをする。その結果、他の人達よりも少ない時間しか必要としない。
・科学者であろうとビジネスマンであろうと、何としてもやり遂げるのだという気概で仕事に臨んでいると、ある時点から仕事は情熱を傾ける対象となり、仕事と自分との距離はなくなってしまいます。人は誰しも、自分にとって大きな何かに本気で取り組む事ができれば、想像を絶する収穫を手にする事ができるのではないでしょうか (アンドリュー・ワイルズ
・一つのことに秀でようとするならば、朝も昼も夜も、やる気になろうがなるまいが、一心不乱に打ち込み工夫すべきだ。それは楽しみではなく、苦行なのだ。誰にも負けないと思えるような、自分の得意分野を持とう。
・私は村山さんに会ってから引退するまで、24時間、ボールを手放さなくなった。一つには握力を鍛える意味もあったが、これからは1年365日/1日24時間、常に野球のことを考え続けようと強烈に思った。 (村田兆治
・オタク化する。弱点は克服するな、長所をさらに伸ばせ。自分にとって最も得意な20%の部分に80%の時間を注ぎ込むことで、他の人と差別化をはかることができる。無能を並の水準にするには、一流を超一流にするより、はるかに多くのエネルギーを必要とする
・専門家とは非常に狭い分野で、ありとあらゆる失敗を重ねてきた人間のことである
・どんなことでも500時間集中して学べば専門知識がマスターできる。3000時間やればその道のプロになれる。
・「人生は冥土までの暇つぶし。だから極上の暇つぶしをしなければいけない」。暇つぶしというのは何も女性とデートをしたり、仲間とうまい酒を飲んだりすることを意味するわけではない。何かに夢中になってひたり切れ、没入せよということだ。勉強だろうが、女性だろうが、本当に没入して愉しめば、どちらも極上の暇つぶしになるんだよ(島地勝彦
■集中力の偉大さ
・集中力を高めることは人生の時間をのばすことになる
・集中力とは、人生を決める最強の力。
・集中力とは、終始一貫して、心の強さ以外の何ものでもありません。
・ただ一つのことに集中し達成しても、休む時間はない。すぐに次のやるべきことに取りかかるのです。勢いにのって、その勢いを持続させるのです。勢いが増してくると、あなたの進歩はますます早くなります。
・人生は、出来ることに集中することである
・脳というのはいったん一つのことに取り組むモードに入ると、驚くほどの集中力を発揮し、作業のスピードをぐいぐいと高めてくれます。
・脳は、モードを切り替えた直後の回転は遅いけれど、ひとたびそのモードに集中すると加速度的に処理能力を高めるという特徴があります。
・「人が真に自分を鍛え上げるためには、現在自分の当面している仕事に対して、その仕事のいかんを問わず、とにかくこれにあたり、一気にこれを仕上げるという態度が大切です」北尾吉孝氏
・目の前にある自分がやるべきことに、自分の思いを集中して向けるべきです。その作業がいかに小さなものに見えようと、問題ではありません。そうやって、目の前にあるやるべきことを完璧にやり遂げるよう努力することで、集中力と自己コントロール能力は確実に磨かれます。
・集中力の高い状態=脳の基本回転数が上がっている状態
・集中力を使えれば、望むものは何でも手に入ります。叶うかどうかは、その願望を満たすことにあなたがどれだけ集中するかどうかです。
・この崇高な学問は、その中に深く没入するだけの勇気をもつ者にのみその魅力を現す。(カール・ガウス
・集中しようと心がけるのは、集中していない証拠だ。精神集中を心がけるのではなく、少し距離をおいて、心の中がどんな様子になっているか考えてみることだ (赤い炎ではなく青い炎を、静かに燃やし続けろ。(アツイコトバ
・冷静でなければ、集中できません。集中すると熱くなる人がいます。熱くなるというのは集中力ではありません。クールに見つめている自分も必要です。客観的に自分を見ると冷静になれます。
・何かに集中するときに、重要なことは、できるだけ並行する仕事を少なくすることです。やらないことを決めて、それをどんどん捨てていって、できれば一つに「集中」することです。
・ビジネスの成功は、どれだけ集中して努力できるかにかかっています。注ぎこめる精神力は残らず注ぎこまなければなりません。精神力を使えば使うほど豊かになっていきます。
・集中することのできる人は幸福で、忙しく働いています。だらだらと時間を過ごすことはしません。
・いかに、「今」「ここ」に集中できるか。雑念(悪魔のささやき)は聞き流して消滅させる。
・選択と集中は武器だ。やるべきことを冷静に取捨選択し、決めたなら決意を持って集中する。
・「集中」できるということは、同時に集中することによって生じる不備をあえて飲み込むということです。そして、その覚悟が必要なのです。 (肉を切らせて骨を断つ。つまり一種の捨て身戦法。
・仕事をやると決めたら1秒後には仕事に集中する、ということを繰り返し、繰り返しやってみてください。これを続ければ、脳の集中回路は確実に鍛えられていきます。
・プレッシャーに負けている状態=やるべきことに脳が集中できていない状態、プレッシャーをはねのけるというのは=やるべきことに脳が集中できている状態
・一点突破全面展開型・・・一点突破全面展開とは中国古来からの兵法のことです。経営資源を集中させるリスクを背負いますが、点を突破することによって、其れが全面波及する戦術方法として、近年ではマーケティングの世界での応用も見られています。
・結果を考えると、集中が阻害される。しかし、結果はコントロールできないことが多い。そこで、コントロールできるものに思考を向ける、あるいは過程を重んじる思考パターンを身につける。過程を大事にするには、一所懸命やることを大事にできる思考が必要。
・成果を上げるための秘訣は、最も重要なことに自分の時間とエネルギーを集中することだ。実は、1度に一つのことを行なうほうが、より早くより多くの仕事をこなせる。
時間と労力と資源を集中するほど、実際にやれる仕事の数と種類が多くなる。これこそ、困難な仕事をいくつも行う人の秘訣である。一時に一つの仕事をする。その結果、他の人よりも少ない時間しか必要としない。成果をあげられない人のほうが多く働いている。
・何事も集中が大事。分散投資では、リターンがリスクに見合わない。
・ターゲットを広げすぎると、一つに絞り込んだ人に負けてしまいます
・一心不乱!!人は誰でも願い事を持っています。一つの心で熱心に迷わず行けば、道は開かれます。
・夢は大きく持ち、集中する対象は小さく絞り込むことにより、達成が積み重ねられるのと、次ぎは何をすえばいいかが見えてくる
・成功は、短期的な痛みを我慢して、本当に望んでいる長期的な結果に集中する結果なのである
・目の前の作業に取り憑かれる。これこそ集中力そのものです。
・実は、集中力とは無の境地ではないのです。目の前の行為を成功に導くために、忙殺される現象を指すのです。
・「大きな成果を出す人は、問題に集中しているのではなく、機会に集中している」ピーター・ドラッカー
・やるべき事に集中するだけです。一つの事をちゃんとやれば、すべてうまく行くのです (タイガー・ウッズ
・皿を洗う、電話で話す、車を運転する、雑誌を読む、食べる。なんでも、そのことだけに専念し集中する。一度に多くのことをやろうとすると、目の前のことに集中しなくなる。
・夢を実現させるのは集中力である。
・1度に1つのことだけをする。これが「今」に集中の練習方法!「今」に集中するには練習あるのみだ。最初はすぐふらふらと気が散るかもしれない。とにかく練習だ。朝でも、昼食をとるときでもいい。夕方、散歩やジョギングをするときでもかまわない。夕食後にお皿を洗うときだってできる。機会さえあれば練習だ。それでうまくなる。必ずそうなる。
・人間というのは、一度にひとつのことしかできないものなのだ。この点を理解し、この単純で明白な真理を十分に納得すれば、ほかのこともしようとするのをやめて、いましていることだけに意識や反応を集中させることができる。
・効率を気にすると、集中力は減ってしまう。これは、かなり重要な秘密です。仏教以外ではどこの世界も「集中力」を研究していませんから、誰も口にしない真理です。
集中力は効率が上がるものではありません。では、どういうものなのでしょう。答えは簡潔です。集中力とは楽しいものなのです。覚えておいてください。集中力自体が楽しいものなのです。
効率はどうでもよいのです。「今実施しているコレがとにかく楽しい」というのが集中力です。
「楽しみ」を引き出すようにすれば、「集中力」が向上するのですから、集中力を養う事ができます。これこそ「集中力」の秘密です。(アルボムッレ スマナサーラ
・「楽しい」と感じるときには、いつでも「集中力」が働いています。(アルボムッレ スマナサーラ
・戦国時代から戦略というのは一点突破と決まってる。
・何かをすると決めることは、それ以外のことをしないと決めることなのです
・あなた方はあまりに多くのことを考えて、どの方向にも進めない。もちろん、結果として苛立ちや混乱に襲われる。混乱が起こるのは一時にあまりに多くのことをを考えるからで、一つの思考に絞れば明晰でいられる。そして少ないことに焦点を絞れば「引き寄せの法則」がより強力に働くことになる。
同時にたくさんのことを考えていると、焦点の定めどころも力も拡散してしまう。だが、その瞬間に最も重要なことに焦点を定めていれば、力強く前進できる (エイブラハム
■今日、一日の区切りで生きよ
・過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の区切りで生きよう。
・昨日を忘れ、明日のことも忘れよう。不確実な未来のために、確実な現在を放棄するのは愚かな事である。
・「自分の荷物がどんなに重くても、日暮れまでなら、だれでも運ぶことができる。自分の仕事がどんなにつらくても、一日までなら、誰でもできる。太陽が没するまでなら、誰でも快活に辛抱強く、親切に、貞淑に生きられる。これこそが人生の秘訣そのものだ」
・一日だけを精一杯に生きるのなら、たいして苦にならない。昨日の事を忘れられるようになり、明日の事を気にかけなくなる。
・明日の準備をする最良の手段は、全知全能を傾け、あらゆる情熱を注ぎ、今日の仕事を今日中に仕上がる事である。これこそ未来に対して準備を整える唯一の方法
・「今日だけは」頑張ろう。
・我々は現在だけを耐え忍べば良い。過去にも未来にも苦しむ必要はない。過去はもう存在していないし、未来はまだ存在してもいないのだから。
・『わたし自身の将来は今この瞬間ここにある。今ここで頑張らずにいつ頑張る』- 大徳寺大仙院尾関宗
・心は常に現在【今】にあるべきなのです。あなたが影響を及ぼすことができるのは、【今】そして、【この場所】しかないのだから。
・明日のことを悩んでも仕方がないだろう。今日これから起こることだって分からないのに(タルムード
・「今日一日の区切りで生きる」習慣を身につけることは大切です。「明日のことを思い煩うな。明日のことは、明日の自分が思い煩うであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である」(マタイ六章三四節)
・幸せな人は、過去や未来のことをあまり考えず、現在の行為に熱中する事に一生懸命です。by リチャード・M・ニクソン
・現実と呼べるのは「今」だけです。過去と未来は、幻のようなものです。
・『およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸になっていないのに不幸になっている心です』セネカ (ローマの哲学者)
・人生は今日しかないのです。今日1日完全燃焼させる。そういう意気込みをもって仕事と格闘すれば、あなたのモチベーションは驚くほど上がるのです。
・私たちは、思考の大半を、過去に対する後悔に注いでいたり、未来に対する不安にも割いています。実力を発揮するためには、"今"に集中すること、日頃から"今"を大切にする『心の習慣』が必要である。
・思考が過去や未来に飛んでしまうとパフォーマンスが低下してしまうため、「今」に集中しろ。
・過去への後悔や未来への不安を気にするのではなく、いつも「今」するべきことをするという心の習慣を築きあげることこそ勝利へつながる
・過去、未来に思いを馳せると、思考が分散し、今という瞬間のパフォーマンスは低下する。
・過去は変えられない。しかし、未来は変えられる。
・過去に絶望するな。未来に希望を託すな。今に生きていけ。未来は今の連続でやってくるものです。託すだけでは未来など変わるはずもありません。
・常に「今を生きる」という習慣を持つ。過去を振り返らず、未来に憂えず、ただ、今を工夫して生き生きと生きること。
・「今に生きる」「今を大切にする」「今するべきことをする」「今に全力」と、常に今を選択する思考は、集中を生み出し、フロー状態に入るために重要である。
・「今日だけ幸せに生きること」を考えてください。もっと言うと、「今だけ幸せに生きること」を考えてください。人生って、長いように見えても、結局、今の連続ですから。今、幸せな人は、明日も、あさっても幸せですよ。斎藤一人
・先延ばしを止め、どんなに大変でも今日できることは今日してしまうこと。
・宵越しの仕事は持たない。
・今日を生きないと明日はやってこない (ユニチャーム創業者創業者高原慶一朗
・過去や未来のことを考えたからといって、自分を責めることはない。無理に頭から押し出そうとしなくなっていい。ただそんな考えを思い浮かべていることを自覚して、それがおだやかに消えていくのを待とう。そしてまた現在に意識を戻せばいい。
・人生には本当は「今日」しかないのです。ですから、人生に失敗したくなければ今日に失敗してはいけません。今日に失敗しない人は、明日があったら明日も失敗しません。これは明白な論理です。(アルボムッレ スマナサーラ
・理想は何も遠い先にあるのではない。いつも身のまわりにあるもので、大きな仕事も今日の今から始まるもので、大きな考えもこの今の時に生まれようとしている。物事を実行しようとするときは、明日からと思ってはならない。(新渡戸稲造
・未来とは今日のことです。明日など存在しないのです。人が救われるのは今日という日なのです。エネルギーの消耗、心痛、神経衰弱は、未来のことを気づかう人に歩調を合わせて、つきまといます。
・私は将来のことは考えない。それはすぐやって来るから。 (アインシュタイン
・自分には過去も未来もない。ただ現在に生きる為に絵を描くのである。 (ピカソ
・生きるというのは、瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、現在に充実することだ。 (岡本太郎
・物事が成功するかどうかは天にまかせ、自分はただひたすら、毎日の勤めを全うすることである。人生は限りのない種をまくのと同じで、芽が出るか、収穫ができるかは天にまかせなければならない。(新渡戸稲造
■ゾーン(フロー)の定義
・「活動に没入する」という「フロー」の心理学的な概念
・自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
・欲望を満たすことに頼らずに、生きていく活動の中に楽しさを見つけていく必要がある。
・時の流れも感じず、自分という存在すら忘れてその活動に没頭している状況になると人は楽しいと感じる=これをフロー状態という。どんな活動を行っている中でもフローを作り出す事は可能である
■ゾーン(フロー)の効果
・今やるべき事ただひとつに没頭した結果、他のものの入り込む余地がなくなる。
これをやるのが好きとか、楽しいとかは関係ない。
部屋が暑いとか、周りがうるさいとか気にならなくなる。フローが終わってから気づく。机から離れても、そのことだけが頭になる。ただ一つのことを命令されたロボットのようだ。
それができるか、できないかも考えない。そんなことを考えることも忘れている。
「今やるべきこと以外は、今の自分には関係ない」という境地。やるべきこと以外のすべてが馬鹿らしく感じられる。神にでもなったかのような気分
・完全な集中(フロー状態)では、一つにとらわれた結果、他のものの入り込む余地がなくなる。異物を感じてもすぐに集中に戻れる。(感覚機能の麻痺。軽い興奮状態を感じる。それでいて冷めてる。潜在能力の発揮。安心感と幸福感、時間感覚の歪み
・一つに占領されていて、他のことを入ってくるスペースがほとんどない。もし入ってきても、スペースがないからそれについて考えることもほとんどできない。
■ゾーン(フロー)の入り方
・バタフラエフェクト法。気分の高揚感を起こさせる。
・「一つ」のことに集中することが絶対条件。一時に「一つ」の仕事に没頭する。集中すべき事を出来るだけ分かりやすくした方が集中しやすい。
・リラックスしていること。完璧な集中と完全なリラックスとは抱き合わせものだ。最高に集中した脳の状態と、最高にリラックスした脳の状態がまったく同じ
・トランスは集中、興奮、瞑想などの外的刺激によって移行する本能に近い精神状態です。仕組みは脳内麻薬物質(エンドルフィン)が発生し、神経伝達物質(ドーパミン)が放出されます。
これにより精神は深いところへ移動します。そして感覚域の変化が起こったりします。(感覚機能の麻痺
・脳の中でドーパミンが盛んに分泌されると、ウキウキワクワク状態となり、脳が活性化し、さまざまな能力が高まるのです。この状態が人の「潜在能力を引き出している状態」なのです。
・好きという感情は右脳の好物である。よって、好き状態で仕事が出来れば捕われがなくなり集中しやすくなる。好きモードの時間が仕事の中に増えたり、見つかったりするだけで、右脳が活発に働き、フローな時間が増える。
・語りかける形式のオーディオブックを聞く。最初は思考の邪魔のように思うが、しばらくすると話が全然耳に入らないくらいまで集中できる。話が耳に入らない状態になったときに、すかさず静かな音楽に切り替える。
■無我の境地
・無我の境地とは自分をなくすことではない。弓道の場合、当てようと意識するのではなく、当たっているイメージと一体化した状態、それを無我の境地という。当てようとか、当たらないかもと思う自我を捨てる。
・心を無にすると言うても、無くすということではない。要は、心を静かに何事にもさざめかない状態にする、と言うこと。
・考える、というより、見えるに近いと思う。命令の内容とその時の状況で、どう動くか、答えは見える。だから、見えた通りに動くだけ。その時は、意識が宙に浮いて、時間を止めているような感じ(意識を宙に浮かせて、時間を止める。という訓練をする。
■集中の法則 - あなたが執着したものは現実化する
集中の法則とは、何であれあなたが執着したものは成長する、ということである。つまり、あなたが何かについてしつこく考えれば、それは「現実化する」というわけだ。
成功し幸福な人々は、一つのことにひたすら心を傾け、それが成就するまでずっとがんばり抜く集中力を身につけた人たちである。彼らは自分が望むことについてのみ考えたり話したりして、自分が望まないことから心をそらすように自己訓練している。
有能な人々は心の扉を念入りに見張るものである。彼らは自分にとって本当に重要なことにだけに、関心を注ぎつづける。彼らには将来の願望があり、不安や疑念を心に抱いたりしない。
その結果、彼らは普通の人々がやっと食べていくために働くのと同じだけの時間で、ずば抜けた偉業を成しとげてしまうのである。
■集中法
・ダイブする
・視線を一点に集中する。
・左右の坐骨で立っているイメージで、椅子に坐骨で座る
・雑念がわいてきたら、キョロキョロせずに強い意識を持って集中し続ける
・いかに他を切り捨てて、「今」「ここ」に集中できるか
・何をしている時でも、その時している事だけを考えなさい
・今やるべきこと以外は一時思いきって振り捨てろ
・意識的に心を集中し、一度に一つのことに心を向けます。それ以外のことは頭から追い出します。
・集中する(今やるべきこと以外を捨てて、散漫している注意を、すべて一点に向かわせる)
・雑念が浮かんでも考えない。キョロキョロせずに強い意識を持って集中し続ける。気にしないことが心を強くし、正常に保ちます。
・ゆっくりと呼吸する。呼吸に関心を集中すること。呼吸をするごとにリラックスして身体の力を抜いていき、完全に脱力した状態になるまでゆっくりとした呼吸を繰り返す。※自分で吸ったり吐いたりする息の流れに注目せよ
・集中の儀式 ── 脱力呼吸(呼吸に関心を集中すること)、耳栓、アロマ、部屋を暗くする、姿勢を正す、音楽、配置、音読(※できるだけ速く読むのが脳の活性に良い)、レーズン・ミンティア
▽とらわれからの体勢の立て直し
・あくびをする
・タイマーを使い、気分転換の何かをする。
・ゆっくりと呼吸する。呼吸に関心を集中すること。呼吸をするごとにリラックスして身体の力を抜いていき、完全に脱力した状態になるまでゆっくりとした呼吸を繰り返す。
■4点呼吸法
・緊張している時はリラックス、ダレている時は集中力を取り戻させる効果がある。
・身近にある四角いもの(扉、窓、本、ディスプレイなど)を見つけてから、以下を行なう。
・左上の角を見つめながら、息を吸込む。(4秒間)
・右上の角に視線を移し、息を止める。(4秒間)
・右下の角に視線を移し、息を吐く。(4秒間)
・左下の角に視線を移し、心の中でささやく。「リラックス、リラックス、スマイル」
・これを何度も繰り返す。
■腹式呼吸
緊張し交感神経が優位になると、呼吸が浅くなり、血流が低下する。それに対する対策は、交感神経とは反対の働きがある迷走神経の働きを活発にすれば良いのです。
正しい腹式呼吸は迷走神経の刺激による落ち着きだけでなく集中をもたらします。最近ではセロトニンという脳内ホルモンの分泌がおこり、精神に働きかけることが分かってきました。
緊張時の呼吸の基本はまず息を吐くこと。まず、一発大きく吐き出すだけでもオーケーですが、腹式呼吸は10秒間ゆっくりお腹から息を吐き出し、1秒ストップさせ、約4秒の長さで吸い込む、というリズムを繰り返します。意識自体をお腹に置くということも大事です。
「肝が据わる」という言葉を耳にします。私は肝が据わるというのは「丹田」に意識が集中された、自律神経のバランスがよい状態を指すのだと思いまわす。すんわち、心身の統合がとれ、心身がともにパワーポジションにある状態です。
腹式呼吸で息を吐き出し、感情を安定化させることでセルフイメージは大きくなり、自分自身をパワーポジションに置くことができます
━エピソード集━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■孫正義
・食事をするときも、トレイでも、片時も教科書を離さず猛勉強した
・みんなと同じことをしていてはとても歴史に名を残すことはできない
・二宮尊徳の貧しい家で育ちながら寸暇を惜しんで本を読みふける少年の姿は、そのまま孫正義の少年時代に重なった
・『俺は勉強の鬼になるんだ!』といって、寝ているとき意外は、常に勉強していたという。
・食事をするときも風呂に入るときも勉強した。湯船につかっていても教科書から目を離さない。
■ビル・ゲイツ
・朝の9時半から深夜まで働いて、それこそ手を休めるのは宅配ピザを食べたりコーラを飲むときぐらいだったよ。
・「36時間やそれ以上ぶっつづけに仕事をし、5年間で2,3日の休暇を2度取っただけ」というほど仕事にのめり込む。
・食事をとる時間も惜しんだ。ハンバーガーをコークで流し込む毎日。机に突っ伏して眠り込むような日々。これもまたコンピュータ創世記の青春の姿である
■ラマヌジャン
数学の達人を作り上げたのは、一人で意図的な訓練に取り組んだとんでもなく長い時間であるというのがこの本の結論である。達人はそうでない人に比べて圧倒的に、練習時間が長く、無数の概念ツールを暗記していたり、組み合わせて使う工夫の知識を持っている。
音楽大学における調査では、天才的奏者は1万時間の練習を経ているが、平凡な奏者は4千時間程度だったそうだ。そして大抵は、天才たちは好き好んで一人で練習している。同じように、教育においては数学の学習を楽しく行うことで、上手になる循環環境をつくることが大切だとする。
伝説のインドの天才数学者ラマヌジャンは、貧乏で進学できなかった子供時代、一人で分厚い数学の辞典「純粋数学および応用数学における基本結果概要」にでてくる5,000の公式、方程式を丸暗記していた。あるとき、彼は自分の数に関する考えを手紙に書いて、ケンブリッジ大学の数学教授へ送る。これを書いた人物が天才であることは間違いないと判断されて、大学への道が開かれたそうだ。好きで一人で取り組むことが、天才への道らしい。
■本多静六
家は名主でしたが、静六が11歳のときに、父親が脳出血で死去、米搗きをしながら19歳で官立の東京山林学校に入学します。
ところが、最初の試験で落第してしまい、悲観して古井戸に投身しますが、途中で引っかかります。
祖父が、「塙保己一は、盲目でありながら、630余巻の『群書類従』その他を著したのだ」と励ましてくれたのを思い出し、井戸から這い出します。
それから「決死的勉強」をして、東京帝国大学の造林学の教授になります。
「死んだほうがましだという場合でも、しばらく忍耐しておれば、いつしか希望を生じ光明を認め、解決の緒が見出されて、かえって偉大な成功をもたらす」と後年、語りました
■サードゥー(遊行者)
サードゥーやヨーガ行者がそれぞれ真剣に解脱へ向けて、存在の源へ向けての修行をおこなってきた結果、一般的には奇異ととられるような修行方法が編み出された。
たとえば「12年間片足で立ち続ける」という宣言をして修行に入ったサードゥーは、本当に12年間片足で立ち続けて、その修行を成就し、村人から真の聖者として崇められている。
またヴィシュヌ神を主神としているフィシュヌ派のサードゥーの中には、最も気温の高い日中に、燃える肥料を入れた壺を頭に乗せて日の前に座して瞑想をする、という苦行を18年間も続ける行者もいる。
ハリダス・バハ師は、その当時までで30年間モウナ(沈黙)の修行を続けていた。小さな黒板を首から下げ、白墨で短い言葉を書いて意思の疎通をしていた。
■夏目漱石
・夏目漱石は、好きだった漢文の書物を売り払って英語に集中する決心をして、猛勉強した結果、日本で最初の英文学研究の文部省留学生として、イギリスに派遣されるのだった。思い切って命がけで努力すると、その方面で第一人者になれるという実例であろう。(本多静六
■安藤忠雄
・建築系の大学でも用いられる教科書を買い集め、これを1年で読破する計画を立てた。アルバイト先でも、昼休みはパンをかじりながら読書に集中、夜も寝る間を惜しんで頁をめくり、半ば無理やりではあったが目標は達成した。
正直いって、半分は理解できなかったし、なぜそれが必要なのかすら分からないことも多かったが、大学での建築教育がいかなる体系かはおぼろげながら掴めた。無駄ではなかったと思う。(安藤忠雄
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