ゆきの

生化学の研究職を経て、管理栄養士として病院に勤務。自身の経験から、アートを用いた表現が…

ゆきの

生化学の研究職を経て、管理栄養士として病院に勤務。自身の経験から、アートを用いた表現が医療の場やマルチタスクが多い現代人に必要と感じ、表現アート・教育/セラピーの勉強を始める。ワークショップとして主に食をテーマに実践。なにより "おいしい” が大好き。

マガジン

  • ラボ 研究生日誌 ゆきの

    • 7本

    アーツ ベースド ラボ 研究生 ゆきのが、ラボのワークショップに参加して経験したことを書いています。

  • ふだんの暮らしを アートde対話

    • 22本

    アートを通して対話する小さなオンラインワークショップを開催中(現在リニューアル準備中)。 昨日とはちょっとだけ違う自分を感じ、明日からまたちょっとだけ違う毎日の大切な物語を紡いでいけるような、そんな人生の“止まり木”のような場づくりを目指している。 そして、ファシリテーターゆきの&たかこの化学反応から生まれる新しい世界を自らが楽しみ、ワークショップに生かしていきたいと考える。笑いと試行錯誤を繰り返しながら、お互いへの信頼とリスペクトは深い。

最近の記事

はじめのいーっっぽ!(3)

私がファシリテーターをしている「はじめのいーっっぽ!」というワークショップは、生活の中で「自分、本当はこうしたいんだけど、なかなかできないなぁ」みたいなことを持ち寄って、やってみるきっかけになったり、やっぱりやらなくていいかなーと思ったり、TRYしている仲間の報告や成果を聞いたり…そんな場になっています。 主に演劇的手法を用いて分かち合います。 そして2月末、オンライン・ワークショップ3回目の「はじめのいーっっぽ!」を開催しました。 私自身、毎回新しい経験をさせていただける

    • 満ち足りるということ

      寝坊したっ! その瞬間、頭が真っ白になった。 スヌーズにしておいたはずなのに、あまりの眠さに自分で止めてしまったのか? そう、最近ずっとベッドに入る時間が24時を過ぎている。 さすがに睡眠負債が膨らんでいる。 とうとうやってしまった、どうしよう! …… ……? んっ?まてまて… ちょっと 待って えっと、焦るな自分! 少しだけ頭に冷静な部分を作って、その中で時計の針をアナログにぐるっと回してみた。 あぁ…かろうじて仕事に遅刻するような時間ではない。 今すぐ急いで身支

      • はじめのいーっっぽ!(2)

        年始、心新たに今年の抱負を掲げている方も多いと思います。 いいですね! 私がファシリテーターをしている「はじめのいーっっぽ!」というワークショップは、生活の中で「自分、本当はこうしたいんだけど、なかなかできないなぁ」みたいなことを持ち寄って、やってみるきっかけになったり、やっぱりやらなくていいかなーと思ったり、TRYしている仲間の報告や成果を聞いたり…そんな場になっています。 12月に第2回目を開催しましたが、私自身、参加者の皆さんと時間を共にしていて気づいたことがありま

        • アーツ・ベースド・ファシリテーター養成講座を経て

          2021年アーツ・ベースド・ファシリテーター養成講座(プレイバック・シアター研究所主催 通称:ファシ講)を受けた。今度2024年1月からまた開講され第Ⅳ期となるが、その第Ⅰ期生になる。 この講座は、単にワークショップのファシリテーターができるようになる講座ではない。それよりもっともっと手前の、自分の人としての在り方みたいなその根幹に大切に触れていく、そういう講座だと思う。それは直接的にではなく、いっしょに学ぶ仲間達との対話の中であったり、毎回の受講後の記録であったり、講座の

        はじめのいーっっぽ!(3)

        マガジン

        • ラボ 研究生日誌 ゆきの
          7本
        • ふだんの暮らしを アートde対話
          22本

        記事

          笑顔に勝るものは

          ない。 写真がない。 私が写っている写真がない。 11月3・4・5日に開催されるプレイバック・シアター・ラボ主催のワークショップ・フェスティバルに、ファシリテーターとしてエントリーした。全6枠あるうちの1枠にソロのファシリテーターとして、1枠はたかさんとコンビでワークショップを担当することになる。 そのフェスティバルのホームページでのファシリテーター紹介文に、顔写真があった方がよいという連絡が事務局からあった。 他のファシリテーターは、元々プロフィール用写真をお持ちだっ

          笑顔に勝るものは

          はじめの いーっっぽ!

          10月3日火曜日20:00~ 「ふだんの暮らしを アートde対話 第4回 はじめのいーっっぽ!」 を開催しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この「アートde対話」自体、ファシリテーターを目指し始めたふたりが、自ら企画した最初のワークショップです。はじめの一歩です。みなさんは、日々の生活の中で最近はじめたこと、はじめたいと思っていることはありますか? そんな暮らしの中の小さな「一歩」を教えてください。それをいっしょに表現して語り

          はじめの いーっっぽ!

          久しぶりの外食、何食べた?

          先日、無事 「ふだんの暮らしを アート de 対話」 第2回ワークショップ 「久しぶりの外食、何食べた?」を開催しました。 参加募集定員6名満員御礼、参加してくださった方々に本当に感謝です。 ありがとうございました。 ワークショップでは、 コロナ禍が明けて久しぶりに外食したものやお店やその雰囲気などを、画用紙にクレヨンでイメージとして描いてもらい、参加者みんなで分かち合いました。 美味しそうなものがたくさん出てきましたし、みなさんのお話を聞いて、行ってみたいと思うお店もた

          久しぶりの外食、何食べた?

          「仕事帰りの算数」エピソード・ゼロ

          「ゆきのさん、そういう面白いドタバタみたいなのnoteに書いてくださいよぉ!ハハハ!」 たかさんにそんな風に促されて、多分中学生くらいからたいした文章など書いたことのない私が、とりあえずwordに下書きし、これもまたSNSで自分のことを発信するなんて全くしたことがない私が、noteの記事に「仕事帰りの算数」を公開することになりました。 マガジン名は「ふだんの暮らしを アート de 対話」 たかさんと立ち上げた「やりたいことをやってみる会」のワークショップ名でもあります。

          「仕事帰りの算数」エピソード・ゼロ

          仕事帰りの算数(前編:青と緑) 

          仕事は遅番だった。早番との差は1時間だが、仕事場を午後5時に出られるのと6時とでは、帰宅後の過ごし方が大きく違ってくる。ぴったりに遅番の業務を終えて、10分過ぎには退勤カードをタッチすることができた。 梅雨に入るか入らないかの季節の変わり目、なんとなくだるい身体と重い頭を20分の急行電車の中で休め、乗換駅で「そうだ、駅前のコンビニに寄らなくちゃ」とぼんやり思った。しかし最寄り駅に着くといつもの早足、10分ほどで自宅マンション前のスクランブル交差点まで歩いていた。めずらしく信

          仕事帰りの算数(前編:青と緑) 

          仕事帰りの算数(後編:彼との遭遇)

          セブンを検索して地図を見ると、自宅を通り過ぎるか駅の向こう側に行くか、だった。もしかしたらここから3分ほどのイトーヨーカドーでチャージできるかもしれないが、大きな建物の中でATMを探し回るのが面倒くさい。遅番の帰りなのだ。しかも10分1往復分 無駄に歩いている。そしてそのせいか、履きなれた革靴のはずなのに靴擦れができているようだ。左足がかなり痛いことに気付く。この状態でこれ以上歩くと、皮がむけて血が出るか水膨れができるかしそうだ。意外と決断は早く、本日のチャージは諦めることに

          仕事帰りの算数(後編:彼との遭遇)