マガジンのカバー画像

子どものこと

24
私が思う子どものことをつづります。 1つの意見として捉えくれたら嬉しいです。
運営しているクリエイター

記事一覧

子どもに敬称はつけるようにさせるのに…

保育所では、子どもに対していろんなことをするように伝えることが多々あります。自立した生活の基盤をつくるため、集団での生活をしているため、理由なら場面ごとに異なりますが、あることはあるのです。 その中には、人の名前を呼ぶ時は「○○ちゃん」「○○くん」のように敬称をつけるようにしているのです。人を敬うという意味では必要なのでしょうね、多分。そのため、呼び捨てで読んでいる子どもがいたら、「○○ちゃん(くん)って呼ぶんだよ」みたいなことを伝えないといけないのです。 でも、まあ、思

保育所における子どものなぁぜなぁぜ

私は保育士として勤務しています。保育士として働く中で、子どもから見られていることを意識しなさい、と教わりました。子どもが人を選んで、(良くも悪くも)行動しているから、ということです。 これは事実だと思います。私が子どもに対して「○○しよう」と促してもしないことがあります。他の保育士が同じように促していると、やろうとするのです。気づいてないだけで違いはあるはずです。技術が足りないのかな? ちなみに、逆もあります。他の保育士がすることを伝えても何もしない子どもが、私が伝えると

子どもを赤ちゃん扱いして何の意味があるの?

最近、子ども(主に2、3、4歳児)を赤ちゃんのように扱う場面を保育所でよく見かけます。なんでやろうね、そんなことしても無駄なのに… 赤ちゃんみたいに扱うことがどんなことかと言えば、身の周りのお世話を全部してあげることです。食事をする時に頬についたご飯を拭く、着替えを手伝う、など、赤ちゃんが1人でできないことを周りの大人がお世話するイメージ、です。(誤解なく伝わってる自信はないけど、こう伝えるしかない) 赤ちゃんのように子どもを扱う場面としては、できることをしない時や、して

子どもに対して「赤ちゃんみたい」と言わないで欲しい

子どもに対して言わないで欲しい言葉はいくつかあります。例えば、「賢いね」「良い子だね」「○○の△△もらおう」などです。これらの言葉を使わないで欲しい理由については別の記事で(個人の)見解を出してます。記事の最後にリンクつけますので、よろしければご覧ください。 今回、子どもに対して言ってほしくない言葉として伝えたいのがこれ。 「赤ちゃんみたい」 よく使われる場面が、箸を使わず手でご飯を取って食べる、着替えないといけない時に着替えようとしない、玩具の片付けをしない、などです

友達の子どもを預かった話2〈後編〉

前編はこちらからご覧になれます。 中編はこちらからご覧になれます。 中編の内容を簡潔に友達(ユナさん)の子ども(ミアちゃん)と一緒にお店を見て回っています。ミアちゃんはポケモンのグッズが買えて喜んでいました。その後でゲームセンターやガチャガチャを見ています。 ガチャガチャを見て回りますいろんな場所にガチャガチャの専門店があったので、見て回りました。ラインナップほぼ一緒でしたね。行く場所で「○○ある」と言っていたミアちゃんです。やりたいとねだることもありますが、預かってい

友達の子どもを預かった話2〈中編〉

前編はこちらからご覧になれます。 前編の内容を簡潔に友達(ユナさん)とその子ども(ミアちゃん)と一緒にお出かけにでました。しかし、ユナさんの都合でミアちゃんを急遽預かることになりました。なんでやねん! お店の中で見たものミアちゃんと入ったのはトレカを扱う店です。ショーケースに並んでいるポケモンカードを見て、「○○ある」と言って楽しそうでした。私はポケモンに詳しくないので、「ホントウダネ」と雑に答えることが多かったです。 欲しいものはいくつかあるようでした。「かってもいい

友達の子どもを預かった話2〈前編〉

まさか、もう一度友達の子どもを見る羽目になるとは… きっかけは友達からの連絡。遊びに誘われたのですが、指定された日に予定が入っていたため断りました。代わりに、この後予定が無ければ遊べるよと伝えると、じゃあ今日行こうということになったのです。友達の子どもを連れて。 まあ、その子どもがいても私は問題はないです。が、友達の行きたいと言うエリアに子ども向けの場所が無いのでね、どうしようかなと思ってました。私の行きたい場所も伝えたのですが、行く気配はなかったので、今度遊ぶ時に誘おう

幼い子どもも人を疑います、大人が原因で

私は現在、保育士として保育所で働いています。 その中で、前から気になっていたことがあります。子どもが何かをやらかす度に「○○もらお~」って言いながら、その子のものをとる(仕草をする)保育士が多いことです。下手すれば窃盗になるので辞めておけと言いたいですが、指示を通すのに結構いいみたいなので…(念のため言うと、私はしていません) そんなことが日常的におきているので、給食の時間にこんな出来事が起きました。補足情報として、私は担任を持っておらず、日によっていろんなクラスに入って

少し気になる子ども

私はこども食堂のボランティアスタッフとして関わっています。遊ぶ場所があり、そこで子どもたちと一緒に遊ぶのが私の主な役割(?)です。この場所で来てくれた子ども達が楽しい時間を過ごせるようにしています。 遊びの中ではうまくいかないこともあります。こども食堂の遊ぶ空間も例外ではないです。その時、気持ちのコントロールが難しいのではないかと思われる子どもがいます。それが顕著に出ている子どもがいました。それは、3人姉弟の一番上、小学校低学年くらいの女の子(以降A)です。 始まりは的当

これはある日の子どもとのおはなし

子どものしていることを理解できれば、見守るだけで大丈夫という内容 ある日、喫茶店にいた子どもと遊ぶことがありました。その喫茶店には庭があり、そこにはベンチの形をしたブランコがあります。周りには砂利があり、その砂利を集めていくことをその子どもがよくしています。 その日も子どもは両手で砂利を集めてブランコに置いていくことを繰り返していました。ある程度砂利がたまったら、ブランコを傾けていき、砂利が落ちていく様子を楽しんでいます。全部落としたら、もう一度砂利を集めてブランコに置い

友達の子どもを預かった話〈前編〉

心療内科に通院する日に友達と会うことになり、そこで子どもを預かることになりました。 友達が言うには、コンカフェに行きたいのだが、4歳児の子ども(以降C)がついてきた、誰か子守りしてくれないかな、ということでした。友達の向かう場所がその時私のいる場所から近かったので、1時間という約束で預かることにしました。その時のやり取りなどはこの記事にまとめています。 ここからは大まかな時間軸に合わせて話を進めていきます。 15:40 Cを見るのに必要な荷物の入った鞄を受け取り、Cを預

『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』を読んで

私も気をつけないといけない、そう思いました。 概要各章のタイトルが使うといけない言葉と、その言葉による悪影響について端的に説明されています。章の始めに具体的事例が示され、心理学に基づいて分析されています。他の場面ではどうなのか、心理的な動きはどのようになっているのかを説明されています。ある場面を想定した求められる関り方が説明されています。 私が1番伝えたい内容この本の内容で私が1番伝えたいのは、第5章「勉強しなさい」が信頼関係を破壊する、です。伝えたい内容を私の言葉で要約

友達の子どもを預かった話〈後編〉

前編はこちらから 中編はこちらから 中編の内容を簡潔に 友達の子ども(C)とコンビニに行きました。ローソンでアイスクリームとプリンを買って食べました。ファミリーマートでお茶を買い、いつのどが渇いても飲み物がある状態になりました。 17:15 店の外に出ると、すぐ抱っこを要求してきましたので、鞄にお茶を入れてから抱っこしました。しばらく私の思うがままに歩いていると、電話ボックスを見つけました。 C :公衆電話があるね 華凛:本当だね C :ここから電話す

友達の子どもを預かった話〈中編〉

前編はこちらから 前編の内容を簡潔に 友達の子ども(C)を預かり、いろんな店に訪れました。店の中にあるものを眺めたり歩いてお話をしたりしていました。 16:35 ガチャガチャの専門店から他のエリアに向かってを歩くことにしました。そこはCが前にも来た場所であることは友達から聞いていますが、それに関連する話はCからは聞けませんでした。多分お話をしながら歩いているので何かしら喋っていると思います。しかし、周りの音がうるさいので全然聞き取れなかったです。特に車が多いのでエンジ