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違和感がある褒め言葉

昨日の「時間を奪いに来る人」の続きです。

その人は業務中に手隙の人を探し回り、見つけた瞬間に声をかけますが、最初に出るのは褒め言葉です。

「着てる服似合いますね」「素敵な髪色ですね」「キレイなネイルですね」
(ネイルはわたしのことです)

この言葉そのものは良いんです。
ただ、やはり業務中であること。肝心な第一印象がそれなので、良いとされる言葉が嘘っぽく聞こえます。

おしゃべりももちろん、仕事をする上で大切なことです。しかし、職場は業務がメイン。自分の欲求を満たすためにお金が動く(時給)業務時間を使うのは、許容できるわけがありません。

障害を抱えているのだから不器用なのは仕方がないこと・・それで済むことももちろんあります。とは言っても既に大人。
お金をいただく以上、子供のままではいけません。

寛容な態度にも限度がある。甘えを発動させないために、時には厳しさも必要。
職場に対しては繰り返し、こういった思いを伝えています。(一応対策は立てるようです)

そうした人たちを見ると、過去の自分が同時に映ります。他人に目を向けているつもりが実は自分に目が向いている。
急に話を飛躍させるとか、自分の話ばかりするとかいろいろ。

常に自分中心だから、同じところをグルグル回り続ける。わたし自身、成長できなかったのはこういうところだなと納得できます。

どんな人とも仲良くするのが理想的に見えますが、それは幻想。ひとりひとりの言動を観察した上で相応しいであろう距離を決める。

いまの職場にいるわたしは、手が届きにくい位置にいること。
これで安全圏を守っています。
(届きにくいと言っても、必要なときはこちらから声をかけます)

どこの組織に行っても人間関係は面倒くさいもの。ですが、その面倒くささから得るものもあるので、自分の状態をちゃんと把握した上で、会社員生活をしばらく頑張ります。

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