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便所の落書き

今日はは俺の誕生日
俺が22歳になる日
いろんな人間から善意を受けた。
ケーキを買ってもらい、たくさんの人間から祝福の言葉を受け、プレゼントももらった。
人からストレートな善意を受けることに慣れていない。
俺はそれに応えることができただろうか
向こうは望む反応を得られただろうか
彼らを失望させてしまってはいないだろうか
俺はされた恩を返すことがどうにも苦手だ。
おれは恩知らずで自分勝手な醜い豚だ。
人の善意に甘え、人に寄りかかりながら生きていく
本当はそんなの嫌だ
そんなのが嫌なら自分を変えていくしかない。
された恩はしっかり返す、これはマストだと思う。
じゃないとこれから嬉しいことや悲しいことがあっても表層的な反応しかできないだろう。

最近自分の人生を見直す機会が多い
昨日は大学同期の連中に「今までの人生で感動した話」を求められ、応えることが出来なかった。
今日は友人達にこの一年良かった事、嬉しかったを三つ挙げろと言われ、三つ中二つが親友ありきのもの、つまり親友に寄りかかったものであった。
それを踏まえ俺は考える。
俺って本当はすごいつまらないやつなのでは…?
エピソードトークが苦手、俺の価値はその場の反射神経であったり、俺個人の持つオリジナリティである、というのがいつもの言い訳である。
いよいよ通じないのでは?
最近特に感じる。
俺って本当はものすごくしょうもない存在なのかもしれない。
これからも俺は何も成し遂げず、人に寄りかかりながら日々を漫然と消費していくのではないのか?
運動神経も良くなく、ゲームも上手くなく、文才があるわけでも音楽センスがあるわけでもない、大して絵が上手いわけでもなく、思いやりがあるわけでもなく、さして面白くもないし外見的にも内面的にもカッコ良く無い
俺ってなんなんだろう
俺って何か成長してんのかな
きっと成長はしてる。 
そこまで自虐的になるつもりはない。ただ、あまりにも目立たない。
少しでも日々目的意識をもって生活することができたのならこれも少しは変化するのだろう。
これからの自分に期待するしかない。
今日含めたここ数日間、しょうもない自分を見つめなおす機会が多くあった。
少しでも変わっていけるだろうか。

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