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月がぼんやりしていた



5月病、なにかよく分かっていないけれど、やる気がでなくなる時に理由として使っちゃう。ほんとうに深刻になっちゃうと、心身ともに良くないのだろうけど。

先月はみんな口を開けばそう言っていたのに、今月はもうどこからも聞こえない。そうか〜〜、6月からは言い訳できないんだな…。これ、6月に載せようと思っていたのに、もう7月なの!信じらんない。
誰か、カレンダーのページ余分にめくったでしょ、ぜったい。

でもなにかとやる気が起きなかった、6月。(過去形ということは…?)

理由はだいたいわかってきた。人に会っていなかったから、胸の内を、どうでもいいことをも話していなかったから。

8月、カンボジアへ行くことに決めた(この話は別で書きたい)。一人暮らしの生活費だけでなくて、そのためにもバイトしなくちゃいけないし、貯めるためにもあんまり出られない。(負の循環じゃねーか)

でもそれがわたしの選んだ道だし、なにも言えない。カンボジアへ行くこと、今のわたしには諦められなかった。

何かの動画で観た。お金は戻ってくる。でもこの年はもう二度と戻ってこない。
こういうのに釣られてしまいがちな性格だけど、今回はほんとうにそうだと思った(毎回この調子だけどな)。



いつの日かの、お買い物帰り。ひとりでとぼとぼ歩きながら何故か泣いていた。悲しい事があったとか、原因があって辛くなったとか、明確なことはなにもない。でも涙って溢れてくるんだよな〜〜、同じひと、居ると思う。いや、居てほしい。女の子は涙を流して強くなったり、逃げたり、可愛くなったりするんだよ。

涙のせいか、ほんとうにそうだったのかは知らないけれど、月がぼんやりしていた。もう会えないおじいちゃんのことを思い出したからかな。
また会えたら、お茶飲みながら、たわいもない話をしながら、花札したいな。おばあちゃんに、もうご飯やさかい〜〜っていっしょに怒られよう。もう長らくやってないからルール忘れちゃったよ、おじいちゃん。

ちょっと、じぶんの胸の傷をえぐる話。したくないけど溜めておくのも苦しい。

おじいちゃんが亡くなったって聞かされたのは、中2の部活終わり。生粋のおじいちゃんっ子のわたし。そんなの信じられるわけがない。親族が亡くなった経験がまだなかったから、どういうことか頭の整理ができなかった。ひとりでトイレで泣いた。
母ちゃんも打ち明けるのしんどかっただろうなあ。、
何年も経って、やっと実感している。あ、もう会えないんだ。そういう時がたまにくる。夜、空を見て、星が光っていたとき。おじいちゃんだって思う。真剣に。
ここ、クサいって思ってくれて大丈夫なところ。

広い横断歩道ですれ違うひとたち、みんなしんどそうな顔をしているから、わたしだけでも、と思って口角をあげてみた。雨だけど、雨だからハートくらいはピンク色にしたい。

夏の目標もお部屋に貼った!夏バテしちゃうだろうけど、たくさん笑ってたらいいな、2024夏。

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