精神病院に入院してしまった忘備録5
私は自殺を図った。正直言って狂言自殺のようなものだ。生活に、子供に、伴侶に、全てに疲れてしまったのだ。身内で優しい言葉をかけてくれる人はいない。仕事で頑張れば家庭を圧迫していく。
せめて身内だけでも私に目を向けて欲しかった。労って欲しかった。
それも叶わなかったのが今。
伴侶はかなり変わっていて、退院の連絡をした時には何故か仕事の事で叱られた。そして今、自分の好きなミュージシャンが急死したとわざわざ連絡をくれた。死のうとして、退院からまだ1ヶ月も経っていない私に、自分の郷愁を押し付けるためだけに。
心の構造が以前もわからなかったが、更に分からなくなって混乱してしまった。
私が見えていないのか?私には何を言っても良いのか?この軽んじられるのが、苦痛で死を選んだのに。
滑舌が悪くなるだけでなく、運動機能もおかしくなる薬を飲まされていたので、ソワソワを止めるため、運動のためにタイピングをする習慣をつけて、入院に関しての文章を書こうとしているのに愚痴になってしまった。愚痴でもないか、疑問を連ねてしまった。何故このような人こそ検査を受けて、入院をすべきでは無いのだろうか?本当におかしな世の中だ。
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