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精神病院に入院してしまった忘備録9

精神病院に入院してしまった忘備録9 入院生活で失ったもの、それは「興味」。 毎月楽しみにしていた月間の漫画があったのだが、気づけば2ヶ月購読していないことに気がついた。もう習慣になるくらいに読み続けていたのに存在時代を忘れていた。この本だけじゃない。「読む」という行為に興味が薄れ、疲れを感じてしまい何の本もX(旧Twitter)の短い文章すら読む気が失せる。 自分を「本の虫」などと呼んでいたのはいったい? ただただ何も考えず、考えることは先行きわからぬ不安だけ。 考える

    • 精神病院に入院してしまった忘備録8

      精神病院に入院してしまった忘備録8退院後の生活も書いてみようと思う。まず、退院の日は一人で帰ってきた。約50日分の荷物を持って自分で精算をした。一時外泊の時もそうだったけど誰かしらついてくるのが殆どらしく、「お連れの方はまだ?」と何度か聞かれた。「いえ一人です。」と答えるやり取りが何度かあった。 自殺理由での保護入院で、もし電車やビルやら何かあったらどうするのだろうか?一人で歩き始めてふと思った。 そして、「もう二度と来るか」と心で悪態をついた。 30年くらい前に栄えた街

      • 精神病院に入院してしまった忘備録7

        精神病院に入院してしまった忘備録7 週に1〜2回ほどある先生の診断の際に言われた事がある 「入院のメリットはいろんな薬を試せる事でもあるから」と言う発言。 薬、試しましたか、先生? 保護入院の為、全く意思に返さない入院生活をとても頑張ったと思う。 人生変わってしまったし。 しかし、今副作用に困っている中この言葉がとても引っかかる。 約50日間の入院で薬変えたのなんて2回ですよね?しかも「○○だから〇〇なの」という断定な言い方を優しく言葉を変えて、反論できない話し方に持

        • 精神病院に入院してしまった忘備録6

          精神病院に入院してしまった忘備録6 一番最初に書いて、一貫している「何もない」「何もしない」生活に未だ慣れない。興味も薄れて相変わらず本も読む気が起きない。 辛いことしかないので、笑うことがなく表情も乏しくなっていく。 入院生活の中では、多少なりとも話す人は出来たので、その人達によって普通の会話、楽しめる会話は行えた。その時は副反応が出ないので、普通に会話が出来ていたのでスムーズだった。 今はただただ眠るばかり。かかりつけ医は「お昼寝も治療の一貫」とは言うけれど、一日2〜

        精神病院に入院してしまった忘備録9

          精神病院に入院してしまった忘備録5

          私は自殺を図った。正直言って狂言自殺のようなものだ。生活に、子供に、伴侶に、全てに疲れてしまったのだ。身内で優しい言葉をかけてくれる人はいない。仕事で頑張れば家庭を圧迫していく。 せめて身内だけでも私に目を向けて欲しかった。労って欲しかった。 それも叶わなかったのが今。 伴侶はかなり変わっていて、退院の連絡をした時には何故か仕事の事で叱られた。そして今、自分の好きなミュージシャンが急死したとわざわざ連絡をくれた。死のうとして、退院からまだ1ヶ月も経っていない私に、自分の郷

          精神病院に入院してしまった忘備録5

          精神病院に入院してしまった忘備録4

          うろうろが止まらない。ソワソワが止まらない。入院している際にすることがなく、病棟内をひたすら歩くと言う話を先に書いたが、これが家でも止まらない。仕事が無い自分は、なんて手元ぶさたなのだろう。 1LDKの狭い家の中を周るなんて限界がありすぎる。 4〜5歩洗いてぼーっと立ち尽くす、を繰り返してしまう。 これが退院後に分かるのだか、某薬の影響だそうだ。呂律が回らない、手足の動きが遅くなる。要は気持ちを落ち着かせるために、身体も落ち着かせる(押さえ付ける)ためかな?と思った。ウロ

          精神病院に入院してしまった忘備録4

          精神病院に入院してしまった忘備録3

          そもそも「報道が悪い」とも言いたい。 当時、市川猿之助さんのニュースを「これでもか」と言うほどにテレビで放送されていた。当日疲れ切っていた私は、このニュースを何故かひどく心に留めていた。まだ怖くて全ては書ききれないけど、「楽なりたい」「あの人が手を差し伸べてくれるかも」なんて甘い気持ちだけだった。 「楽になりたい」 なんて本当は全くならないのだけど、ここまでの大ごとになるとは自分自身分わからなかったし、完全に判断を間違えた。ただ、あのニュースを見なければ良かったとは心底

          精神病院に入院してしまった忘備録3

          精神病院に入院してしまった忘備録2

          退院の日が待ち遠しくて、一体いつになるのだろうと思っていた。全く日程を提示してくれない先生に、こちらから働きかけたら意外と柔軟に対応してくれた。それでもこちらとしては、遅すぎる日程だった。 しかし、不安になることが日常になって、「本当に退院出来るのか?」、当日にやはりまだ早い」となるのではないかと当日朝まで不安を抱えていた。 病院にいる事によって「不安」を植え付けられてしまった。 病院を悪くいうつもりはないが、何もしないことから始まる「不安」が自分にとっての最大の病にな

          精神病院に入院してしまった忘備録2

          精神病院に入院してしまった忘備録1

          コーヒーの制御をされている、本気のカフェイン中毒の青年 カバンに「何かの」鍵が入っていると必死で持ち歩く女性 どう聞いてもおかしな世界一周話をするおばあちゃんに共感する人々 「誰か」に命令をされて動いていると主張する青年 勿論、様々な見えない病に苦しむ人々の辛さを理解している。 でも私は違った。これは本当。今回はちょっと生きるのに疲れ手段を間違えた。 どうして、自分はこんなところにいるんだろう。戻れない過去を、後悔ないようにしておきたい。 することがなくて1周3分もしない病

          精神病院に入院してしまった忘備録1

          程の良い言い方してるけど確認もせず楽な仕事だけ持っていってあとは焼け野原。子育てと言う言い分を縦にキャリアも振り翳すお前さんは最低。 私は一人で子育て、キャリアは置いて現場を走ってるんだよ。 高みの見物、いつか落ちて大怪我でもしやがれ。高みにいる覚悟がない奴は落ちろ。

          程の良い言い方してるけど確認もせず楽な仕事だけ持っていってあとは焼け野原。子育てと言う言い分を縦にキャリアも振り翳すお前さんは最低。 私は一人で子育て、キャリアは置いて現場を走ってるんだよ。 高みの見物、いつか落ちて大怪我でもしやがれ。高みにいる覚悟がない奴は落ちろ。

          仕事を選べる立場じゃないけれど、あまりに割に合わない上に気分も悪い。 家庭を蔑ろにして終電近くの電車に乗って腹立たしさで泣きたくなる。 そういえば最近心の振れ幅が出てきた。 それもなんだか。惑う日々。

          仕事を選べる立場じゃないけれど、あまりに割に合わない上に気分も悪い。 家庭を蔑ろにして終電近くの電車に乗って腹立たしさで泣きたくなる。 そういえば最近心の振れ幅が出てきた。 それもなんだか。惑う日々。

          誕生日ってなんだろう。 生まれたその日が素晴らしいだけであってあとはただの日付でしかないのに、なぜに祝いを要求されたり祝われたりしなければいけないのか? 本人は望んでいるのか?望まれたいのか? そんな考えにした人間を絶対に許さない。 あの者が死ぬ、それが記念日。

          誕生日ってなんだろう。 生まれたその日が素晴らしいだけであってあとはただの日付でしかないのに、なぜに祝いを要求されたり祝われたりしなければいけないのか? 本人は望んでいるのか?望まれたいのか? そんな考えにした人間を絶対に許さない。 あの者が死ぬ、それが記念日。