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[其の四十八] イシス様


神様お菓子、48品目です。


私が感じるイシス様は、
エキゾチックで、神秘的で、落ち着いていて。
お話をされているお言葉や口調を感じていると、とてもやさしくて、ご聡明で。
時にはユーモラスで。
ネフティス様との会話をお聞きしていると、
とても仲良く、楽しくお話をされていて。
あたたかくて、強い想いを抱かれているような、そんな雰囲気を感じさせていただいています。




そんなイシス様の雰囲気をお菓子にして表現してみました。



ガラスの器の輝きも含めて感じていただけたら、嬉しいです。



最近の私のお菓子は、今までよりも自由に作っている部分もあるので『カップケーキです』とか何かのお菓子の名前では言えないので、今回は材料から紹介させていただきたいと思います。


小麦粉、太白ごま油、たまご、粗糖、黒ごま、ドライクランベリー、シナモン、コリアンダー(ホール)、レモン、レモン汁、レモンの皮を混ぜて生地を作って。
カップケーキの型に入れて。
生地の上にスッキリとした甘さと味の『ホワイトゼノア』という品種の西洋いちじくの輪切りを、ブランデーとレモン汁に浸けたものをのせて、焼き上げました。


シナモンやコリアンダー、レモン、黒ごま、ブランデーの香りで『豊潤』『エキゾチック』な雰囲気を。
(コリアンダーはひとつぶ口に入れると、『華やかさ』や『花の香り』も感じたので使ってみました。)
上にのせたいちじくで『神秘的』な感じを。
このケーキは見た目からも分かりますが、しっかりとした固さがありますが、『落ち着いた』雰囲気や『強さ』、そして『あたたかさ』を。
ドライクランベリーは『強い想い』や『あたたかさ』を。
それぞれ表現してみました。


空気が入ってしまっていますが、断面はこんな感じです。クランベリーの赤や黒ごまが見えます。
(コリアンダーのホールはどこかにあるはず……)



今回のイシス様のお菓子では、特に『いちじく』を感じていて。
不思議に感じたので、少し調べてみました。


いちじくはエジプトでは古代エジプトから栽培されていたそうです。
(興味がある方は『エジプトイチジク』で調べてみてください。)
そして「生命の木」としてあつかわれ、木はミイラの棺に使われたり、いちじくの絵は壁画にも描かれているそうです。
そして、驚いたのですが。
いちじくの木はイシス女神ないしハトホル女神と同一視されたそうです。

いちじくを見て、なぜイシス様が浮かんだのか。
そういうことだったのかな♪、
と思うと、なんだか面白かったです(о´∀`о)



あなたの感じるイシス様はどんなイメージでしょうか?

左が日本のいちじく。私の地域では『蓬莱柿(ほうらいし)』の方の呼び方を使ったりもします。
右が今回のお菓子で使った西洋いちじくの『ホワイトゼノア』です。
(写真はジャム用にカットしたものですが。)
ホワイトゼノアの中は、こんな感じです。





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