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[断捨離で気づいた]『人生』において部屋の片づけが必要なたった一つの理由[著:SOL]

昨日、友人と通話をしていたのですが、家事の話題で「掃除が苦手だ」と言っていたので、これを記事のテーマにしよう、と決めました。

まず、タイトルについて。
部屋の片づけが必要な理由って何が思い浮かびますか?

『衛生的じゃない』
『散らかっていると危ない』
『探し物が見つからない』

どれも正解です。
ただし、今回ご紹介する理由というのは、『日常生活』において部屋の片づけが必要な理由ではありません。
『人生』において部屋の片づけが必要な理由、です。

「そこまで言うなら、君の部屋は綺麗なんだろうね?」

と言われそうですが、残念ながらまだまだです。
しかし、去年のゴールデンウィーク頃に断捨離をしてみて、ある気付きを得ました。
それが、今回ご紹介する片づけが必要な理由です。

さて、質問ですが、みなさんは自分の部屋の中にある物って、大体自分の物じゃないですか?
中には家族の物が占拠している場合もあるかもしれません。
どちらにせよ、部屋の中の物は、自分か身内の物しかないですよね?

「そりゃ、知らん奴の物があったら怖いだろ」

これが部屋を片付ける理由のヒントなんです。
今回は文章表現をわかりやすくするために、部屋には基本的に自分の物しか置いていないと仮定します。

例えば、
・音楽が好きな人は、CDがいっぱい置いてあるかもしれません
・植物が好きな人は、観葉植物を部屋に飾っているかもしれません
・筋トレが好きな人は、筋トレの器具がたくさん置いてあるかもしれません


この現象って、こう置き換えることができないですか?

『自分の部屋は、自分の頭の中や価値観を具現化したものだ』

つまり、部屋が片付いていないということは、自分の頭の中や価値観がまとまっていない、ということなんです。
これでは、自分がやりたいことや、本当に大事なことを見失いそうじゃないですか?

断捨離前の僕の部屋は、物置みたいになっていたのですが、断捨離後は部屋を上手く活用できるようになりました。
置いておくものは、『これから必要になる物』と『自分の人格や感性を育ててくれた物』しか基本的に置いていません。
これによって、自分が今大事にするべきことをわかりやすくしています。

片付けという行為は、自分の頭の中と価値観を整理することですから、自分が今、そしてこれから大事にするべきことをきちんと把握でき、自分の人生を豊かなものにする一助となるのではないでしょうか。

自分が本当にやりたいことがわからない人は、どんどんインプットすることも大事ですが、部屋の片づけすなわち引き算をしてみるのも何かのヒントになるかもしれませんよ?

もし、この記事を読んで、「なるほど、ちょっと部屋掃除してみるか」と一つのきっかけになれば幸いです。

家族の物もいっぱいあるよー、という方はご家族と一度価値観の整理をしてみるのも良いかもしれません。

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