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コウテイペンギンさんもいます。

現実のあたたかい世界の絵では、ぬいぐるみになってもらいました。

生き物たちの成長を見守る船の作品群は、12点が予定されています。
先日、幸せモチーフの生き物たちを描く案を思いつきました。

しかし、ペンギンさんはあまり幸せの象徴としては認識されていない気もします。もちろん、私は見かけたらテンション上がりますが・・・。

コウテイペンギンさんの過酷な子育ては、本当に、壮絶でビックリし感動しました。私は、同時開催の生き物の立体の作品展とも親和性が高いと思った(生き残った感がとてもあるため)ので、コウテイペンギンさんのことを描きたくなりました。これは、先日仮に小テーマを決める随分前の時期に思ったことです。

12点、全部コウテイペンギンさんにしたくなったくらいです。でも、12はまずいと思ったので、3点くらいにしようかなと思ったりもしていました。

しかし、今回の個展で幸せのモチーフに限定するのであれば、1枚も描けなくなってしまいそうです。もちろん、今後色々描いていくので、今回描けなくても別の機会に別のテーマを設けて描けばいいのですが・・・。
さらには、今回の個展では生き物に絞っていますが、人間のことも、あるいは命のない(と思われている)もののことも船は見守っているのです。
あまり色々一気に描いてもバラバラになってしまうでしょうから、ひとまず今回は生き物に絞り、さらに何かしらのテーマを決めて描きたいと思っています。

実際に描き始めるのは9月になりそうなので、もうちょっと練ります。

・・・というわけで早速ちょっと調べてみました。幸せのモチーフが紹介されているサイトではペンギンさんがリストアップされているのを見つけるのが難しかったのですが・・・

noteではデザイナーのNaomi HIROTAさんの記事で「ファーストペンギン」というのを知りました。

素敵な言い回し、教えていただきありがとうございます。練りに練られたピンクの上向きペンギンさん、かっこいいです。

ファーストペンギンは、幸せとは直結しませんが、成長と挑戦は大いに関係あると思いました。幸せモチーフとは関係なく、生き物たちの挑戦する姿を描こうかしらん? 実際、今まで描いたラフの中にも挑戦のシーンはいくつかあったような記憶が・・・。

しかし、さらに言うと、ファーストペンギンは親御さんです。本当に描きたいのは子どもの成長です。生き物の立体の企画展に合わせるならそうです。
もちろん直接描かれない部分にはご飯を待ってる子がいるわけですが。なので、船は間接的に子どもの成長を見守ってることにもなるかもしれませんが。できれば直接見守ってるところを描きたいです。
あるいは、親になっても成長するのかもしれず、だとしたら、初めてのファーストペンギン、とかはありかもしれないと思う瞬間もあります。

コウテイペンギンさんは、コウテイという音が肯定に繋がるのも好きな点のひとつです。今回の個展は、人生を肯定する意味もあるからです。



個展の制作、8月末までに全部終わらせる予定でしたが、どうやら難しそうです。9月中旬までには完成させたいです。

まずは、現実のあたたかい世界の小さな絵たちを完成させます。

ありがとうございます。それでは、また。

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