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鉛筆とタブレット、どっちが大事?

 こんにちは、ちいパパです。

 子どもの学びの道具って、昔から使っている鉛筆もあれば、最近はタブレットやパソコンといったICT機器も欠かせなくなってきましたよね。今回は、そんな文房具について年齢や学年に応じた選び方がいかに大事かを考えてみたいと思います。

 まずは鉛筆。小さな子どもたちが初めて文字を書く時、使う鉛筆の形って実はすごく大事なんです。例えば、三角形の鉛筆は、自然と正しい持ち方をサポートしてくれるので、書くのがまだぎこちない子にピッタリ。手が疲れにくく、楽しく書き続けられることで、集中力もアップします。一方、六角形の鉛筆は、高学年の子どもたちに向いています。滑りにくく、長時間書いても手が疲れにくいので、宿題やテストでも力を発揮しやすいです。

 反対に、丸形の鉛筆は、持ちにくい場合があり、特に低学年の子どもたちには少し扱いにくいかもしれません。手が滑りやすいと、何度も持ち直すことが必要になり、学習の集中力に影響を与えることもあります。だからこそ、子どもの手に合った鉛筆選びが大切なんですね。

 次に、今や学校では欠かせないICT機器について。タブレットやパソコンが学習に役立つのは周知の事実ですが、これらも一律に同じものを全員に提供するのが正しいとは限りません。例えば、低学年の子どもには、直感的に操作できるタブレットが適しています。小さな手で扱いやすく、シンプルなインターフェースで学習できると、使いこなす楽しさも増しますよね。

 一方で、高学年や中学生になると、学習内容がどんどん高度になってきます。そこで、キーボード付きのタブレットやパソコンが必要になる場面が増えてきます。例えば、プログラミングの授業では、画面をタッチするだけでは難しいコードを入力するために、キーボードが欠かせません。私も昔、キーボードで必死にタイピングを覚えた記憶があるけど、今の子どもたちはコードを打ち込むなんてすごいですよね。さらに、レポート作成やプレゼン資料の作成も増えてくると、細かい編集を効率良くできることが大事になるため、マウスや外部モニターを使って大きな画面で作業できると、より快適に学習できるようになります。

 そして、デバイスの性能も大切。特に最近はオンライン授業やグループワークなんかもあるから、同時に複数のアプリを使ったり、資料を開きながら話したりすることも多いです。性能の低いタブレットやパソコンだと、動作が遅くなってしまったり、アプリがフリーズしてしまうこともあるんです。こうなると、学習のペースが崩れてしまいますよね。

 それから、個別の学習スタイルに合ったツールを選ぶことも重要です。例えば、ある子はタブレットで直接書き込むのが好きだけど、別の子はキーボードでメモを取るのが得意、なんてこともありますよね。こうした個性に合わせて、学校や家庭でカスタマイズされたアプリを使えると、子どもたちの学びももっと楽しく、効率的になります。

 例えば数学のアプリでは、問題が子どもそれぞれのペースに合わせて出題されるものがあります。できる子はどんどん進んで、少し苦手な子は基礎からしっかり学び直せる、そんな工夫がされています。また、英語のアプリでは、リスニングが得意な子には難しい課題が出て、リーディングが苦手な子には簡単な文章からチャレンジできる設定があったりします。こうやって一人ひとりに合った学習ができると、無理なく自分のペースでどんどん学べるんですよね。

 結局のところ、文房具もICT機器も、その子に合ったものを選ぶことが、学力向上のカギです。これからの教育では、年齢や学年に応じた柔軟なツール選びがますます重要になっていくでしょう。子どもたちに最適な学びの環境を提供するためにも、こうした選び方にぜひ目を向けてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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