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演劇・文学が英語で学べる!海外のおすすめMOOC「シェイクスピアの英語」

MOOCとは?英語学習者にとってのメリットは?

MOOCとは、海外の大学などが提供するオンライン講義が受けられるものだ。詳細と、英語学習者にMOOCがおすすめの理由は、下記の記事参照。

シェイクスピア劇と彼の人生、現在も使われる英語表現が学べる

私が実際に受講したおすすめのコースを紹介する。今回はFutureLearn」の「Exploring English: Shakespeare/シェイクスピアの英語」

これは、世界中で語学学校などを展開するイギリスの公的な国際文化交流機関、ブリティッシュ・カウンシル(British Council)提供の6週間のコースだ。

ウィリアム・シェイクスピアは16~17世紀のイギリスの戯曲家・詩人だが、シェイクスピアに関する予備知識がなくても受講可能

シェイクスピアの人生や謎、誰もがタイトルは知っている『ロミオとジュリエット』などの代表的な作品のストーリーや登場人物、注目すべきテーマ、それがどのように舞台化・映画化されてきたか、有名なせりふ、現代も使われているシェイクスピア戯曲からの英語表現などが学べる。

イギリス各地を旅している気分に

動画の案内役はシェイクスピア俳優やシェイクスピア研究者で、いろいろなイギリス英語に触れられるのも魅力だ。

動画には、ロンドンにある、シェイクスピアの時代の劇場を再現したグローブ座や、シェイクスピア生誕の地ストラットフォード・アポン・エイボンも登場し、イギリスを旅しているような気分も味わえる。

双方向性を感じられる

このコースでは動画とテキストで学び、復習クイズもある。

「FutureLearn」のほかのコースと同じように、ステップごとにコメントを書き込めて、週ごとのまとめ動画では、担当講師がそのコメントの一部に言及していた。そうすることで、オンラインコースでも双方向性を感じることができた。

また、私はリアルタイムでは参加できなかったが、Facebookで講師たちと受講生が質疑応答を行う動画の生配信も1回行われた。受講生はそのアーカイブ動議を後で視聴することもできた。

このように無料とはいえ、海外の大学で授業を受けているような臨場感がある。

シェイクスピア入門編としても理解を深める講座としても最適

このコースをきっかけに、シェイクスピア作品の映画を見たり、戯曲を読んだり(いきなり原文でなくても、まずは日本語訳や、日本語の注釈付きの本でもOK)すれば、シェイクスピアの豊かな世界に入り込める。

シェイクスピアについてある程度学んだり、よく映画や舞台で見ているという人にとっても、面白いコースだと思う。

このコースは定期的に開講されているので、「FutureLearn」のサイトで、次回の開講日をチェックしてみよう。


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