見出し画像

「美術館はどのような場所なのか?教育普及の視点から考える」(蜘蛛と箒)講師:佐藤麻衣子+横山佐紀

「蜘蛛と箒企画:オンライン特別講座」2021年9月25日(土)開催。

美術館の教育普及に長く携わっている/いた2人の講師が語る、とても有意義な講座だった。Zoom開催で受講料は1500円。19~21時(延長の場合は21:30)の予定が、22時くらいまで延長し、盛り上がった。約50人参加。

以下、受講メモ。

講師

■佐藤麻衣子/エデュケーター・プログラムコーディネーター今後、メンタルヘルスと美術の関係をオランダで1年研究(文化庁のプログラム)。
今年、水戸芸術館現代美術センターの教育普及の仕事を辞めて、フリーランスに。

■横山佐紀/中央大学文学部教授
国立西洋美術館(略称:西美)で職員として教育普及に従事。
アメリカのメトロポリタン美術館(略称:MET)でフェロー。

メイン講義(トーク)

※佐藤さんの発表に沿って進み、所々で横山さんにも話していただく形式。
※記名がない発言は佐藤さん。
※横山さんのコメントには記名している。(その後に1行あいて書いてあるものは佐藤さんの発言)

1. 教育普及/エデュケーターとは

・学校等の団体の受け入れ
・アーティストなどとのワークショップ
・子ども用企画展パンフレットの制作
・ボランティアとの連携
・教員、地域との連携
・学芸員実習、職場体験
・鑑賞ツールの開発
など

・対象:さまざまな年代、職業の人。外国人。障害のある人。

・水戸芸術館現代美術センターには教育普及の専任の学芸員が2人いる。日本の美術館の体制としてはよいほう。

■横山さん
・国立西洋美術館では、教育普及担当は4人。2人が常勤(うち1人が室長)、2人が非常勤。
・ご本人は常勤で企画展関連担当、ほかの人が常設展関連担当。
・ご本人は2006年4月から11年間在籍。
・非常勤の1人はボランティア・コーディネーター。
・もう一人の非常勤はデザインができる人で、印刷物などをインハウスで制作。
・アメリカのメトロポリタン美術館では、教育普及がワンフロアに50人くらいいた。
・スタッフによって家族担当、アクセシビリティ担当、学校担当、などのように分担。
・METはフリーランスのエデュケーターも結構いた。障害者担当でも5、6人はフリーランスだった。ほかの美術館でも働いたり、自分でNPOを立ち上げていたりする。
・METの職員はコーディネーター的な役割で、ボランティアや警備員のトレーニングなども行う。ワークショップの実務はフリーランスの人が主に行っていた。

エデュケーターの役割:
・美術館=社会教育施設を体現。
・0を1にする。1を2以上にする。「また来よう」と思ってもらえるように。
・展覧会を開催するだけでは来館しない層にアプローチ。
・美術館が活性化し、美術館が増えれば、地域が豊かになる。

2. 対話型鑑賞

・解説パネルを読む、音声ガイドを聞く、のとは違う鑑賞方法。
・対話型鑑賞は作品や作家(アーティスト)の知識がなくてもできる。

2-1. ボランティア

・学校見学の受け入れで、ボランティアがファシリテーターとなって対話型鑑賞を行う。
・学校見学は0を1にする。親が美術館に行かない子どもたちも来る機会になる。
・ボランティアとの協働は1を2にする。ボランティアになった人は、より深く美術館と関わるようになる。
・ボランティアにはまず対話型鑑賞の研修を行うが、「作品を見て、思ったことをそのまま言う」ことに戸惑いを示すボランティアがいる。
・ガイドスタッフの感想。「答えは一つでなくてもいい」「自分は凝り固まっていると認識」「職場の訳のわからない人に対しても少しはわかってあげようという受容の気持ちが湧いた」。
・社会も美術館の対話型鑑賞みたいになったらいいのに。
・ボランティアも学校の子どもたちも、いろいろな人たちを意識的にごちゃ混ぜにするようにしていた。
・朝鮮学校の子どもたちの美術館見学。毎年、小中学生全員を招待。ヘイトクライムもある中、理解が深まるきっかけになり得るのではという考えのもと行っていた。
・ボランティア募集時に、「子連れOK」と記載。(議場に子連れで入ったら退場を命じられた議員がいた)
・研修時、ボランティアが連れている子に、ほかのボランティアが意見を聞いていた(「こういう質問をされたらどう思う?」など)。

■横山さん
・西美で盲学校の子に鑑賞プログラム。「混ぜればよかった」と後から思った。(詳細は後述)

2-2. 視覚障害者との鑑賞

・目の見えない人の美術鑑賞といえば「触れる」もあるが、対話型もある。
・全盲の美術鑑賞者・白鳥建二さんが行う鑑賞プログラムは15~20分。
・最初は作品の見た目の描写から始めるが、徐々に対話者の個人的な思い出などの話が出てくる。
・見えているかどうかに関わりなく、考えや感情を話し合い共有できる。
・白鳥さんと関わる中で、障害の有無に関係なく対等と思うようになった。
・本『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』。映画『白い鳥』(オンラインシアターTHEATRE for ALL)。

■横山さん
・グッゲンハイム美術館で目の見えない人の鑑賞プログラムを見学。
・見た目の描写から、次にエデュケーターが自分の個人的な印象を語った。日本ではファシリテーターが先入観を与えるのはよくない、とされていたので、驚いた。
・大きな白い絵について、雪原など、参加者がそれぞれ自分の思ったことを話し出す。
・異なるエデュケーターが作品について異なる見解を述べるのがよい、と目の見えない参加者が言っていた。
・ニューヨークではエデュケーターが多いので、エデュケーターへの評価もシビアだが、あのエデュケーターは「詩的」だからよい、と言う参加者がいた。

・白鳥さんさん以外の目の見えない人とは、また別の鑑賞方法がある。(中途失明の人と、見えていたときに見た作品を見に行くときは、できるだけ忠実に作品の描写をするなど)

■横山さん
・美術館によって鑑賞プログラムの特性が異なる。ニューヨークにはMET、グッゲンハイム、MOMAがあり、参加者が選べる。
・ニューヨークでは参加者同士が仲良くなったり、参加者がエデュケーターとも仲良くなったりしていた。(参加者の家族の葬式にエデュケーターが行くくらい)

2-3. 高齢者との鑑賞

・高齢者施設から水戸芸術館現代美術センターに依頼があり、出張して対話型鑑賞を行った。
・参加者は90代までの高齢者と、タイからの20代の技能実習生。
・知的障害のある人の作品を鑑賞。欲しいものを書いてある作品。
・参加者にも欲しいものを書いてもらった。
・高齢者:「時計が欲しい」。倒れた(おそらく体か脳、または両方が不自由になった?)ときからの時間を取り戻す。
・技能実習生:「ともだちが欲しい」。帰国してしまった元同僚のタイ人技能実習生がいなくて寂しい。
・実施後、ケアスタッフが、利用者個人のことをさらに見るようになった。
・作品を貸し出した福祉施設の人も同席していて、泣いていた。「これは作品かごみか?」の議論が施設内にあったが、「これは作品だ」と確信。
・鑑賞されることで、作品になる、作品の価値はそこから生まれる。作品の価格や美術館収蔵だけが価値基準ではない。

■横山さん
・西美は常設展の展示替えをほとんどしないという方針。いつ行っても同じ作品を見られる環境。
・同じ作品を繰り返し見ると、時を経て、いろいろな人と一緒に見に来て、自分の中で見え方が変わってくる。
・「私は不変ではなく、可変である。自己には幅がある、揺らぎがある」という認識を得られるのではないか。
・西美には現代美術はないので、一見、現代社会とはリンクしないように思えるかもしれない。
・しかし、対話型鑑賞によって、現代とつながる、現代を生きる人々に働き掛ける。ほかの人の話も聞いて、それが自分の見方などにも影響する。自分の話もほかの人に聞かれる。
・そうした体験を通して、社会でも、対話の姿勢ができていくのではないか。

・西美で5日間の研修を受けて、古い西洋美術でも、対話型鑑賞はできるという気付きがあった。
・対話型鑑賞は、その場で1人いなくても、そのときのその対話にはならない。誰と鑑賞するか、によっていろいろな体験になる。

■横山さん
・最近はヘイトクライムなどが激しい。
・アメリカでは美術館はデモクラシー(民主主義)のためにあると考える人は多い。
・しかし、トランプ支持者も自分たちは民主主義者だと思っている。何かほかの言い方はできないだろうか?
・美術館、アートの意義をどう表せるか?社会的インフラとしての意味。自分と他者の考えや思いを少しずつ開いていく場。
・いきなり「理解し合おう」というのは難しい。
・「美術館はお金のある恵まれた人が行くんでしょ?」という再生産の議論とのジレンマもある。
・互いについて直接語り合うのは、最初は難しい。作品を介して語ることで、互いを理解することができるのではないか。
・ハンナ・アーレント。テーブルを間に挟んでナラティヴを行う。互いに距離があり、直接の殴り合いにはならずに、隔たりがあることを理解しつつ、いろいろな考え方があることを知るのが、社会、世界。
・そのテーブルを美術作品にしても成り立つのではないか。
・本でもいいが、モノは異なる人々が同じ場で同時に受け取れる。
・美術には正解がないのもポイント。

3. コロナ禍の教育プログラム

・2020年、コロナ禍で美術館も休館。
・水戸芸術館現代美術センターも休館し、教育普及プログラムはそれまで対面型が多かったので、休館中のプログラムを急いで考えて立ち上げる。
・「おうち・こらぼ・らぼ」:オンラインコンテンツ、ワークショップキットの提供。
・「紙はいきている」:色紙を貼って動物を作る。ワークショップをしたアーティストからのメッセージを入れる。
・アートは、現実世界とは違う視点を得られる。
・オンラインコンテンツをやめた理由:(1) ワークショップキットが好評でそれに注力。キットはオンラインショップなどで販売。全国の人が対象に。購入してくれた人を把握できる。(2)  自館の特徴を振り返る。アットホーム&対話空間。対象には、障害者など美術が届きにくい人も含まれる。オンラインは自館の特徴に合っていないのでは?(3) オンラインは、対象が見えない、要技術力&予算。
エイブル・アートでは、障害者へのオンラインプログラム導入時に、オンラインのリテラシーの面で大変だったと聞いた。オンラインは、障害者の中で届かない人が出てきてしまう。
・本『ミュージアムグッズのチカラ』に佐藤さんのインタビュー掲載。
・新ワークショップキット「郵便式/POST CARD」。キットを使って作ったものを美術館に郵送してくれたら、美術館に展示します、という企画。カードは、どこかの部分でつながる(接続できる)ように作られている。4カ月間販売して、1300枚くらい届く。300セットくらい売れた。
・オンラインではなくあえて「郵便」。
・コロナ禍でいろいろと停滞、分断する中、作品で「つながる」。
・美術館の再開後、「対話の電話」。企画展の最後の展示室に黒電話を置き、そこから来館者が電話をして、別室にいるボランティアにかかり、展示の感想などを話してもらう。電話を消毒すれば、距離を確保できるので、感染防止ができる。
・ボランティアも、作品が目の前にない状態で、しかも一対一での対話は初めて。始める前は「できるのかな?」という感じだった。しかしやってみると、顔が見えない分、耳だけのつながりで、かえって親しみを感じた。参加者(来館者)もボランティアも温かい気持ちになる。
・ボランティアのコメント:「オレオレ詐欺の実験をテレビで見て、スピーカーで聞くより受話器で聞く方が親しみを感じてしまい、だまされやすいという結果だった」。「対話の電話」は(よい意味で)そういう効果があったのかもしれない。
・コロナ禍で、各館も自館の特徴などを意識するようになったのでは。

■横山さん
・感染症とミュージアムに関する過去の事例や資料は少ない。
・1900年代初頭、結核が流行したときに、ニューヨークの自然史博物館で感染症をテーマとする展示があった。結核は当時、移民が多くて移民間で特に広まった。アメリカに来たばかりの移民は言葉がわからず、情報も医療へのアクセスもなかった。
・ミュージアムの展示が、移民にも結核への対処法を知らせる手段となった。5回くらい展覧会を行った。2回目はブロックバスター展と言えるほどの入館者数だった。
・当時はミュージアムの転換期でもあった。単に古いものを保管するだけではない役割を模索していた。
・展示では、感染症対策を中国語、イディッシュ語などの多言語で掲示した。
・人が詰めかけたのは今なら問題になるが、コロナ禍の現代のミュージアムは閉じたが、当時のミュージアムは開いて、情報を提供し、教育の役割を果たした。
・現代なら、インターネットで情報を得られるから、結核展のようなものの流行中の開催は不要なわけだが。
・佐藤さんがオンラインコンテンツをやめた経緯を先ほど話してくれたが、過去の感染症とミュージアムとの関係を調べていて、記録を残すのは大事だと思った。

講師2人のクロストークと質疑応答

■横山さん
・コロナ禍で、展覧会は時間指定チケットの導入などができたが、世界的にミュージアム活動の中で教育普及プログラムは特に打撃を受けた。
・コロナ禍で、ファンディングの減少はもちろんあるが、ある調査ではプログラムの減少も指摘されている。
・オンラインプログラムは広まってはいる。遠方の人、基礎疾患のある人も参加できるという利点がある。
・オンライン導入で、アメリカで、参加者の層が広がった例がある。
・ただし、グッゲンハイム美術館のプログラムは参加費が高価。限られた人しか参加できないが、美術館の生き残り戦略でもある。助成や寄付の減少を考慮しているのだろう。
・クラウドファンディング含め、ファンディングもかなめになってくる。
・アメリカでは、ミュージアムにお金を出すことは、ブランディングイメージにかなり寄与する。
・日本でも、美術館の教育普及に求められる役割は増えるのでは?

■佐藤さん
・教育普及は、イメージ戦略に利用されがち。ボランティアと子ども、車いすの障害者の参加、の写真を印刷物に使うとか。

■横山さん
・印刷物を教育普及が作ることが多いので、そこに企業のロゴを入れるとかの役割も期待されがち。

■佐藤さん
・ファンディングも大事だが、美術館に来られない人に美術を楽しむ機会を提供するのがとても大事。
・コロナ禍でアートがますますお金持ちの人のものになっていくように思えて、危機感を持っている。

■横山さん
・オンライン化で排除される人々がいる。世界の半分の人しかインターネットにアクセスできない。スマホでネットにアクセスできる女性は男性の半分。ネットのリテラシーがある女性は男性の4分の1。というユネスコの調査。
・耳の聞こえない人が、1年前に、「動画に字幕がないのでわからない」と言っていた。その後、字幕は増えてきているが。美術館でアクセシビリティの環境は改善されてきていたのに。

■石川さん(蜘蛛と箒)
・アートの制作の現場では、フィルタリング、ゾーニングが進んでしまい、現在のことにすぐに反応しないといけないという圧力がある。ごちゃ混ぜが大事なのは、教育普及だけではなく、制作の現場でも同じだろう。

■佐藤さん
・「普通の主婦だった」というボランティアさん。美術を入り口にして、社会のこと、例えば慰安婦のことなどを自ら調べるようになった。

■横山さん
・外部団体が美術館の場を借りて鑑賞プログラムなどを行うのは、個人的にはよいと思う。

■横山さん
・美術館に来る人は何度も来る。来ない人は来ない。
・美術館は敷居が高いと思われている。西美で、週末の2日間、美術館ツアーや前庭でのコンサート(通りかかった人が音につられてやって来る)などをまとめて行い、無料開放したことがある。数年間担当。
・集中的にプログラム提供&無料、でアプローチ。

■佐藤さん
・美術、美術館の文脈を持たない人とのつながり方を最近考えていた。
・アロマテラピーに興味がある人向けのプログラム。美術館の思い出の香りを作る。対話型鑑賞もうまくいった。
・そういうアプローチの仕方もいろいろしていくとよい。

■横山さん
・コロナ禍でミュージアムも閉館したが、「ミュージアムは常に開いて/社会に開かれていなければならない理由」を提示する必要がある。
・「芸術は不要不急だから、芸術に出すお金は削ろう」という方向に行きがちなので、注意しなくてはいけない。
・美術は「(社会的)インフラ」と言ってみるのはどうかと考えている。
・文化庁が発信していた、芸術は「明るい」「勇気を与える」だと、「暗い」ものは排除されてしまう。

■佐藤さん
・対話型鑑賞では、自分が嫌(いや)、好きではないと思う作品についても語るのが大切、と知ったとき驚いた。
・そういう作品でも、それについてほかの人と話したら、別の見方、反対の見方に気付くかもしれない。
・アメリカの美術館で、依存症とその家族向けの鑑賞プログラムで、難破船の絵を使っていた。明るい絵ではなく。正面からぶつかっている感じ。

■佐藤さん
・手話の鑑賞プログラムを作るのは、手話通訳が入るので、コストも時間もかかる。
・ろう者も、手話がいいかそれ以外がいいかなど人により異なる。

■横山さん
・美術館は視覚優位なので、まずは視覚障害者へのアプローチを考えがち。これから聴覚障碍者へのアプローチも増えるのでは。
・METでろうの美術研究者が手話で美術館ツアー。手話から口話への通訳者が付き、ろう者も聞こえる人も参加する。健常者が障害者を助ける、ではない。「混ぜる」ことを考えるときのイメージになっている。

■横山さん
・西美での盲学校の子どもたちとの鑑賞。彫刻は触察する。館内で「展示室で彫刻を触ってもらうのはやめた方がいい」という意見があった。それを見たほかの鑑賞者が「なぜ自分は駄目なの?」と言ってくるかもしれないから。別室で触察してもらうことにした。
・しかし、後で反省した。見えない人にとっての鑑賞法があることを、目に見える人に見えるようにした方がよかったのではないか。きちんと説明する用意をした方がよかったのでは。
・一方で、その考え方は教育普及者のエゴなのかもしれないとも思う。目の見えない人たちが別室でゆっくり見たいなら、それを優先すべきなのでは。
・両方の方法をできるとよい。

■佐藤さん
・対話型鑑賞で、周到に準備するボランティアがいる。そういう人には、「もっと子どもファーストで。自分がこうしたいという方向に導くのではなく」と言いたいが、伝えるタイミングや伝え方に苦心する。
・ボランティアには教育普及担当者の考え方などが反映されている。その考え方はミュージアムによって異なる。

■横山さん
・教育普及活動は、意識的に記録しないと、消えていってしまうもの。記録を残した方がいい。
・対話型鑑賞は継続して参加してもらった方がいい。今の若い人も、「学校で行かされた」で終わり、ではなくて。
大学の授業で、作品をスライドに映しながら対話型鑑賞を行うと、「こういうふうに話していいんですね」などと学生が気付く。
・大学の授業で行うのもいいのかもしれない。

■佐藤さん
・一口に対話型鑑賞といっても、方法はさまざま。館や人によっても異なる。
・鑑賞者が最も優先されるべき主人公ということは大切にしたい。

■佐藤さん
・10月16日に千葉市美術館で白鳥さんとの鑑賞プログラム「目の見えない白鳥さんと一緒に楽しむ美術鑑賞プログラム」を行う。複数のフリーの人たちが企画する「あらわる★ミカタ案内人」という斬新なプログラム。

■横山さん
手話マップという団体と、10月9日に、横浜市民ギャラリーでろうの人との鑑賞プログラム「手話と音声日本語による対話型鑑賞会『シュワー・シュワー・アワーズ』」を実施する。

参照リンク・本


白鳥さんのnote。「全盲の写真家」になっているのだろうか。

https://theatreforall.net/movie/awhitebird/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?