フランス語→日本語のGoogle翻訳がおかしくてやばい?DeepLの方が優秀かも!単語調べに一番のおすすめは・・・
フランス語レッスンの予習などでフランス語の単語の意味を調べる際、どのツールがよく使われているのでしょう?
きちんとした辞書アプリを使いたいところですが高価で手が出ず(無料でいいものがあったら知りたい)、フランス語の電子辞書は持っておらず、紙の辞書はかなり前のものしかない・・・。
ということで、横着なことにネット検索に頼るわけです。
Google翻訳による仏日の珍訳
とはいえ、単に検索するよりはGoogle翻訳の方が効率的かなと思い、試してみました。
すると、問題なく意味が表示される単語がある一方で、謎過ぎる結果が表示されることも。
例えばこれ。
片仮名で「ブロー」?って、「髪をブローする」とかのブロー?その意味があるとしても、第1義の意味として出すのはおかしい・・・。
そして、次の珍回答がこれ。
動詞のはずなのですが、「涙」??しかも、下にちゃんと自分で「動詞」って表示してるじゃん・・・。それなのに、涙?こっちが泣きたくなってきます。
前から薄々感じていたけれど、フランス語の場合、Google翻訳はかなり使えない・・・?
しかし実はこの2つ、英語の知識があればなぜこんな変な訳になってしまったのか、推測できるところではあります。もはやフランス語の勉強じゃなくて英語のクイズ状態・・・。(答えは以下!)
DeepLは正しい翻訳を出してくれたけど・・・
では、同じ単語をDeepLで調べてみましょう。
このように、正しい訳を教えてくれました。
これでなんとなく、Google翻訳の間違いの原因がつかめてきたでしょうか?
その話に入る前に、DeepLの弱点の話を。意味が正確にわかる点は優秀なのですが、発音が聞けないのです。その点、珍訳がお得意のGoogle翻訳は発音がすぐ聞けるのが便利です。
オンライン仏英辞書という選択
Google翻訳とDeepLの長所と短所を踏まえて私が便利だと思ったのが、オンラインの仏英辞書です。ただ、英語がある程度わかるフランス語学習者向けの方法ではありますが。
今のところ特に使いやすいと思っているのが「Collins」です、この辞書は英英辞書も有名で、英語で書かれた定義がとてもわかりやすい。それは仏英辞書でも同じなようです。
先ほどの2つの単語の意味はこんな感じ(画像では冒頭のみ表示)。
英語で示された意味がわかりやすい!しかも発音も聞ける!便利!!
2言語の知識を試されるなぞなぞ翻訳?!
さて、ここでお気付きになったかと思います。Google翻訳の珍回答の意味が・・・。うんうん、Googleさんは英語ネイティブなのですよね~(笑)。
soufflerは英語で「blow」、そう、「ブロー」です!(笑)
そして、déchirerは英語で「tear」、そう、名詞なら「涙」の意味です!(おいっ!)
そんな謎解きみたいな「訳語」を出してどうするんだ、Google翻訳よ?それとも、フランス語とともにユーザーの英語力も試そうっていう親切心なの?!(違う)
仏英辞書にも不便な点はあります。それは、フランス語の単語とその英語での意味を書き出してみると、ぱっと見、仏英がごっちゃに見えること。両方アルファベットだから・・・。でも、英語圏(やほかのアルファベットを使う言語圏)のフランス語学習者はもともとそういう状態なわけですよね。
それに、自分が英語の意味を日本語にして書けば、問題解決。でもかえって、英語のままの方がわかりやすいかも。構造としてはフランス語と日本語よりも、フランス語と英語の関係の方が近いのだし。いや、でもそうするとフランス語と英語が混ざって困らないか?
などと考えてみるも、今のところは引き続き仏英辞書にお世話になろうかと思います。
ちなみに、オンラインの無料の仏日辞書があれば使いたいのですが、いいものはあるのでしょうか?
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