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朗読劇「禁秘のフェアリーテイル」無事に千秋楽を終える

 役者活動6年の中で舞台出演が初でした。演技を習い始めて、10年間。会社員として働きながら4年間、退職してから事務所に所属して6年間という経歴。長く演技レッスンを積み上げて来たので、人前で表現をすることに抵抗は、ありません。(緊張は、します笑)

 オーディションに合格して本番の3週間前に顔合わせで役者が集まる。ダブルキャストという上演の方法で集客をする朗読劇でしたので多くのキャストがいた。自分含めて27人が作品で出演するが、スケジュールの都合で全員が集まるとは、いかなかった。途中、1人が体調不良により離脱して26人になった。そしてAチーム13人とBチーム13人に分かれて読み合わせをおこあった。台本の世界観やキャストの演技力を理解することができた。

 Bチームに振り分けられて、顔合わせは終わった。稽古初日、名前を覚えることから始めて仲良くしようと思った。12人の大人数なので覚えるのは、大変でしたし、年代がバラバラなので全員仲良くなれると思っていませんでした。だけど、若手がとてもアグレッシブに雰囲気を上げてくれて、その輪の中に自然と入れることが出来ました。後、演技が上手い役者ばかりで読み稽古が楽しかった。

Bチームキャスト

 パワーが凄すぎて、強力な磁力のような引力で今までになかった自分の内面が引き出された気がする。色々な作品の現場に携わった中でこれほどまでにご縁というものがあると感じたことはない。人柄も演技も自分を成長させる機会いただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 挑戦は、はじめの一歩が大変です。挑戦が失敗することも後悔することもあるけど、経験値の獲得は、こういうところにあるんです。だから今回の挑戦は、私からしたら大きな成功だと今になって思います。

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