体に痛みや痒み、違和感が出る。検査をしても異常はない。

僕は今うつ状態で悩んでいる。仕事を辞めてから鬱になった。もう2年経つ。鬱は鬱で辛いが、身体症状が辛い。体のある部分が痛くなったり、痒くなったり、違和感が出たりする。僕はこれは何かの病気なのではないかと思い、病院に行って検査をしてもらう。ただ、何も異常はない。２週間から１ヶ月くらいで治まる症状もあれば、割とずっと続いている症状もある。その症状が出るたびに、何かの病気なのではないかと不安になり、再度検査してもらうことになる。ただやはり何も異常がない。

僕は鬱になるまでは、熱が出たときくらいしか病院に行かなかった。ただ、鬱になってこの２年間、体にさまざまな症状が生じるので、冗談抜きで産婦人科以外のすべての病院に行ったと思う。産婦人科に行きだした際には本当に気が狂ってしまったのかもしれない。

僕はこのことを精神科の主治医に相談した。そうすると、主治医はそれは何とか何とか病だと言った。まあ鬱の時にあるあるの症状らしい。「何とか何とか病」は身体表現性障害だったと思う。気になって調べてみたら、まさにこの症状だった。

身体表現性障害（身体症状症）の症状・診断・治療 - 内科・心療内科・糖尿病内科｜田町三田こころみクリニック｜田町駅1分の駅近クリニック

身体表現性障害とは、ストレスが身体の症状となって表れてしまっている病気のことをいいます。

身体をいくら調べてもどこも悪くないのに、明らかに本人にとって症状があったり、身体の不安がつきないといった障害です。

内科などで検査を行っても原因がわからない場合には、ストレスが原因となって症状が認められている可能性があります。

そして身体の変調にとらわれてしまって、大きな病気が隠れているのではと不安でたまらなくなってしまうこともあります。

このように身体表現性障害は、こころが作り出した身体の症状になります。

その程度は様々ですが、実際に身体症状として苦痛を感じることもあれば、病気に対する不安が募ってしまって精神的な苦痛が強くなることもあります。

本人からすると身体に異変があるため、多くの方が身体の病気と思っている病気です。根本的な原因が見つからず、ドクターショッピングをしてしまう方も少なくありません。

いわゆる自律神経失調症も、その多くは身体表現性障害に含まれるかと思います。

田町三田こころみクリニック

まさにこういうことなのだ。僕は本気で何かの病気なのではないかと思っている。「そんなこと気にしなければいいじゃないか」と思うかもしれないが、１日中そのことばかり考えている。そして本気で参ってしまっている。そして何も手が付かなくなってしまう。

これはどう治していけばいいのだろうか。

主治医に相談したが、治療は今のままで問題ないらしい。また、「もうこの病気だと思って割り切って気にしないでください」と言われた。つまるところは気にしないのが一番なのだが、中々そうはいかない。一応カウンセリングもしてもらっているので、相談してみようと思う。

僕はもう自分の力では、身体表現性障害を克服できそうにない。だから神頼みすることにした。これから神社に通うことに決めた。歩いて５分くらいのところに神社がある。運動にもなっていいじゃないか。人は自分の力ではどうすることもできなくなった時に神頼みをするのかもしれない。

身体表現性障害で悩んでいる人や克服できた人がいれば是非教えていただきたい。