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【05】『司祭』について書いていたら、ますますワンピースが好きになった 「タロット」の大アルカナを解説


「収まるべきところに収まったようじゃ」

これは、海賊船船長で
海賊王と戦ったことがある男「ナグリ」の言葉。


【ワンピース】アニメのオリジナルストーリー。
「ルフィ」と「エース」と「サボ」の幼年期のお話です。





“3人のうち誰が「海賊船の船長」になるか”
“島の主である虎を倒した者が「船長」になる”

「船長の座」をかけて勝負をしていたルフィたちの前に現れたのが、
海賊船の船長だった老人「ナグリ」です。


ナグリは若かりし頃「海賊王ゴールド・ロジャー」に戦いを挑み
敗北した結果、仲間とバラバラになってしまった過去を持つ。

それでもナグリは「ロジャーに感謝している」と言う。

海賊にとって敗北は死を意味する。
ロジャーはナグリを生かしその場を立ち去ったから
「自分は今も生きている」とナグリは言う。

ナグリは3人に問いかける。

【強さよりも大切なものが何か知っているか?】


その日の夜、エースはナグリに
「答えを教えて欲しい」と聞きに行くと
ナグリは「わからない」と答える。

「ただひとつ言えることは、クルーに認められた者が船長だ」


そして勝負の日はやってきた。

虎は強く3人は苦戦していた。

そこでエースは考える。

「今の力では勝てないけれど3人で協力したら勝てる」

エースはルフィとサボに指示を出し虎を倒すことに成功しました。


「エースが船長だ」

ルフィとサボが負けを認めると
エースは「船長にならない」と2人に伝える。

“力を使って船長になるのではなく
仲間に認められて船長になる”

そんな3人のやりとりを見つめながら
ナグリは冒頭の言葉をつぶやきます。


(ワンピース テレビアニメ第498話・499話 
       『ルフィ弟子入り!?海賊王と戦った男』より)


「選択」するための【自分の物差し】を持つ


『司祭』のカード


『司祭』の役割は
なにかをせよと指示することではない。

ものごとを「選択する」ために
自分の「尺度」を持つことの大切さを教えてくれる。

【教え】から答えを導き出すのは自分自身だ。


『司祭』のカードの意味は難しいようでシンプル。

ワンピースの
「ナグリのひとこと」に凝縮されている気がするけれど
言葉で説明するのはとても難しい。


キーワードは

・素直であること
・自然の法則を知り従うこと
・調停していくこと


自分なりに考えて出した答えは【自分の指針】となり
それは【処世術】となっていくだろう。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も良い日になるといいですね♬





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