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強迫性障害当事者が語る。憧れと不安と期待。

こんばんは。りたです。
お友達シリーズ書いていこうと思います。

今日は月に一度の通院日。

心境的には少しの変化はありつつも、症状は落ち着いている状態をキープ。
主治医と話をして、頓服薬の減薬をすることになりました。


正直な気持ち

減薬をすること自体とても嬉しいです。
薬を飲んでいる自分を否定するわけではありませんが、
減らせたり、飲まなくてもいいようになるのならそうしたいです。
しかし、不安もあります。
減薬自体、以前通っていたクリニックでもしたことはあったのですが、
正直あまりいい思いをしていないので、今回も不安は少しあります。

今回、減薬をすることになった薬は「クロチアゼパム」なのですが、
私はこれを頓服役として服用しています。
不安になった時、気持ちがしんどい時に使用するようにと処方されています。
頻繁に不安になることも、強烈な強迫観念が出てくることもなくなりつつありますが、あるということが「お守り」のような感覚になっている部分もあります。
きっと、この感覚が不安の原因なのだと思います。

なんの薬だったかを忘れてしましましたが、以前減薬をした時、
「まだ〇個ある」という安心材料を常に持とうとしていました。
しかし、それがいけませんでした。
減薬後に眠れなかったり、不安感が消えなかったり。
気持ちも私自身も、そわそわしていた記憶があります。
それを上手くコントロール出来なくて、減薬は元に戻りました。
そのことに少なからずショックを受けました。
まだ、終わらないのかと。。。

正直、強迫性障害になる前の過去の自分をもう思い出せません。
薬も飲まず、不安と上手に付き合えていた過去の自分。
一度の施錠で簡単に出掛けられた過去の自分。
ある意味憧れてしまうほど、自由だった過去の自分。
当たり前ですが過去には戻れません。
それなら、進むしかないのです。


今後の私への期待。

正直、どうなるか分かりません。
減薬が上手くいくのか。行かないのか。
その時の私にならないと、なんとも言えません(笑)
過去の自分に憧れたとしても、私は今を生きています。
今を生きているから、新しいことを始められました。
それは、強迫性障害になる前の自分ならしていなかったかもしれません。
不安も怖さも、私が生み出しているものなら
全部ひっくるめて、「私」なのだと言えるようになるまで、
腐れ縁のように付き合っていきたいと思います。

期待しすぎず。過度に卑屈にならず。
自然な私で居ることを第一にこれからもゆるく生きていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


りた


#強迫性障害
#お友達

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