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words

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両手からこぼれ落ちた言葉
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#words

カスタマーレビュー

★☆☆☆☆ 期待するんじゃなかった
2024年9月26日に日本でレビュー済み

m Ama-zonにて購入
本当は☆1つもつけたくありません。
良かったのは第一印象だけでした。申込してからの返事も、その後の連絡も、到着もまったくもって遅く、しかもまともに使えない。
なんだこれ。人を舐めているとしか思えません。




一緒に暮らし始めてから、結局一回もなにもしなかった。
ゴミ出しどころか買い物

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青い光をつなぐと星座になる気がした

 毎年、春になると誰からともなく招集がかかって、僕たちは海岸までホタルイカを探しに行った。
 満月か新月の、やたら暖かくてたぶん蜃気楼が見えるような日。別に正確なデータを持っているわけではないし、ただの遊びだったからなんとなくそんな感じかな、と思うような日に「今日あたり行きますか」となる。

 パンキョウと呼んでいる、人文学部と一般教養棟の裏に僕たちのサークルの部室はある。いつからあるのかわからな

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なるように、な

 生まれた人間には国からひとつ座右の銘というものが与えられる。それは単純な言葉がほとんどだったが、言霊のようなもので、それに縛られて生きることになる人が多いため、ここ何年かで廃止しようという動きもあった。が、いわゆる老害の連中のせいでズルズルと続けられてきているのがこの制度だった。

 出生証明書や身分証明書とともに与えられる座右の銘。自分のものにはなんと書いてあるのかわからなかった。自国の言葉で

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くろきもの

とてもとてもきれいな言葉で塗り固められた壁の前で「でも本当は嫌いなくせに」とつぶやくと内部からどろりと黒いものが染み出してくるのです。空を地を覆う、暗黒。そしてそれがおそらくは心からのものであるということに彼らは気づいていません。

(2021/2/20)

かえろう

本当は君についていきたい
でもそれはできない
なんてもう使わない言葉しか思いつかない
今は君に甘えたい
泣きたいのは我慢したい
夜中の冷たい風にさらされた
いつもみたいに笑ってさよならしたい
けどそれももう無理みたい
帰ろう会わなくてもいい場所へ
すれ違っても気づかない二人に

(2020/2/22)

、しかしらない

一人で待つにはまだ少し寒い
薄手のコートでは心許ない
一緒にいることろを見られるのは
なんとなく恥ずかしい
中学生でもないのに
取る微妙な距離の伝わる熱
僕は甘えかたを知らない
君の困った顔しか知らない
春はまだすこし遠い

(2019/2/23)

いと

君がどう思おうとも
君がしたことは許されるべきことではないのだから
僕が君の言葉を信じなくても
僕を責めたりしないでくれないか

僕が君にかけられた言葉を
僕は決して忘れないだろう
君が意図したのか意図しなかったのか
そんなことは関係なく
君の人となりはもうわかったから

(2018/2/24)

しりたい

リピートする曲のコード進行と
君の顔色ばかりうかがう理由と
誰かを見ると痛みの走る場所と
いつまでもひとりのままなのか
僕は知りたい

(2017/2/26)

しかたなかった

制服を着ているときだけは純情なフリ
君の手のひらの熱は自分だけが知ってる
帰り道に互いを探す回数は
人通りの少なさに反比例する
本当はなんとも思ってなくても
同情だけでなにかした気になるのだろう
そんな君のことが嫌いだったし
君を好きになるしかなかった

(2016/2/20)

すぎたこと

久しぶりの再会
もう彼氏彼女じゃないけど
相手もいて子どももいて
家族ぐるみっていうの? って言ったら
男は男でなんだか盛り上がってるし
女は女で そりゃね、もう!
どんな仲だったのって質問には
昔一番仲が良かったのよって返事を
それくらいの軽さでいいと思う 私たち

(2015/2/21)

ずるい

忘れるってわかってて
忘れないでっていうなんて
なんかずるい
去年そう思ってて
昨日顔を見たらやっぱり忘れてた
最初からわかってたから
なにも言わなかったよ
となりにいた彼女
素敵な人でよかったね
作り笑顔も上手くなったと思う
そんな自分に慰めの言葉もない

(2014/2/22)

たたかえ

剣よりも銃よりも強いもの
ペンであったり
筆であったり
粘土、木や鉄、石膏、絵の具
言葉を駆使し、
思考をめぐらせ、
世界と戦え、世界で戦え
不条理をねじ伏せろ
理不尽を解体せよ
自らの力を信じ
得た勢いを一点に集め
前に進め、先に進め
逆らう流れもいつか
自らに味方するだろう

(2022/2/19)

はなれるときはいつもさみしい

はなれるときはいつもさみしい

一日一緒にいて、それはそれで良くて、このままずっと続けばいいのに、と毎回思う。
だけど明日は必ずやって来るし、それぞれの生活はあるし、自分のものではないし、お互い。

前は切符だったけど、いつの間にかSuicaになって、残額を気にしたりしなかったり、でもまた来るねなんて言って改札を抜けるのは変わりなくて、通ったあとすぐにこっち向いて手を振る。
名残惜しそうにしたのは最初の頃だけで、今は「電車乗り遅

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断片

断片

#1
光る海を見に行くつもりで
月の明かり
星のかけらひとつない暗闇を
砂利道抜けて雑木林抜けて
着いた今はもうやっていない
海水浴場に
怖がりがふたり
#2
死ぬ気で来たのに
なにも見えないとつまらない
介錯くらいしてくれたって
#3
無風
まとわりつく暑さ
潮を含んだ空気が
煩わしい
#4
また誰かがなにか言っていたらしい
まだ耳には届いていない
誰もが見るであろう場所に書いてあるのは

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