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互いのこえに耳を傾けることで立ち上がる、新しい風景 - #litalico_openlab 第7回講義速報

社会的マイノリティに関する「知」の共有と深化を目的とした、未来構想プログラム「LITALICO研究所 OPEN LAB」、1月28日に第7回講義を実施しました。

精神科医の森川すいめいさん、いぶき福祉会理事の北川雄史さん、PIECES代表・児童精神科医の小澤いぶきさんをお招きし、「コミュニティは誰を救うのか – 関係の網の目から希望を紡ぐ」と題した今回。

詳細のレポート記事・動画は後日公開予定ですが、本日は速報として、講義の様子をお伝えします。

1人目の登壇者は、精神科医の森川すいめいさん。

ホームレス状態にある人や、精神疾患当事者を取り巻く日本・世界の状況をお話いただきながら、住まいの提供からスタートする「ハウジングファースト」という支援のかたちや、本人、家族、支援者が集まり対話を重ねていく「オープンダイアローグ」についてご紹介いただきました。

2人目の登壇者は、岐阜県で活動する、いぶき福祉会理事の北川雄史さん。従来の福祉の枠にとどまらず、多様な役割や仕事を地域全体に広げ、お互いが繋がり、支え合う関係の網の目を紡いでいます。

3人目の登壇者は、PIECES代表・児童精神科医の小澤いぶきさん。一人ひとりが無意識に持っている自分の世界の見え方(メガネ)だけにとらわれず、子どもも大人も、お互いの声に耳を傾け、想像力を広げていく。市民育成プログラムや場作りについてお話いただきました。

パネルトークでは、OPEN LAB主宰のLITALICO・鈴木悠平がモデレーターとなり、ゲスト3名、そして受講生のみなさんでの対話を行いました。


次回2月12(水)第8回講義のお知らせ 

第8回 「生きる」を誰が決めるのか – 生命倫理と医療・経済 | LITALICO研究所 OPEN LAB

「生きたい」と、他ならぬ本人が願うこと。

「生かしたい」と、家族が願うこと。その願いを叶えるために、医療が、福祉が、そしてそれに携わる人々が、取りうる選択肢を提示し、実行する。そうしたミクロな現場の願いと応答の背後にある、リソースの有限性、そして「自己決定」の困難さ。

答えの出ない問いを前に、それでも私たちは何を考えなければいけないのか。3人の識者と共にこの問いに向き合います。

ゲスト
立岩真也さん 立命館大学大学院先端総合学術研究科教授
林伸彦さん NPO法人親子の未来を支える会代表理事 The Fetal Medicine Foundation Japan 代表
川口有美子さん NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会 副理事長

2020年2月12日(水) 19:30~22:00 (19:00開場)

〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー16F 
株式会社LITALICO本社 セミナールーム

チケット販売サイトPeatixよりチケットをお求めください。


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