Listyle:LA在住オンナのやらかし人生裏の顔

AV制作会社、探偵、アダルト女優マネージャーなど珍職を経て、ロサンゼルスに移住。現在L…

Listyle:LA在住オンナのやらかし人生裏の顔

AV制作会社、探偵、アダルト女優マネージャーなど珍職を経て、ロサンゼルスに移住。現在LAで留学エージェントや雑誌ライターとして活動中。アングラな職経験やDeepな人生を綴る裏垢。 ブログでは留学やアメリカ生活情報、観光スポットを発信。 https://listyle.net/

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さっくり自己紹介

皆さま、はじめまして。 ロサンゼルス在住歴8年のReikoです。 現在LAにて留学エージェントや雑誌ライターとして活動する傍ら、ブログListyleで留学やアメリカでの生活情報、おすすめ観光スポットを紹介していますので、ご興味のある方は是非遊びにきてください。 さて本題。 わたしはこれまでの職歴を話すと大体の人が 「何それー!!どんな仕事よ??」 なんて驚かれることが多く。 またロサンゼルスに移住した経緯については、ぶっ飛んでるね…と言われたり。 自分ではちょ

    • わたしの珍職業:探偵(失敗編)

      今思うと不思議でしょうがない…どうしてアレができなかったのかと。 探偵事務所でやらせてもらっていた業務のほとんどは、問題なくこなせていた。 特に尾行や工作は得意だったし、100%の成功率でしたの。 でもアレだけはどうしても下手で、先輩探偵によく怒鳴られていたっけ。 それは… 文章でのカウセリングと、たわいもないメールでの会話。 たまーに電話がかかってくるくらいで、依頼の9割以上はメールでの問い合わせだった。 送られてくる問い合わせ内容はたとえばこんな感じ。 こ

      • わたしの珍職業:探偵(仕事編)

        「ごめん、今尾行中だからあとでかけなおす」 ぶっきらぼうに言葉を発し、携帯をつかんだ手をポケットの中にしまった。 そして視線の先にいるターゲットを逃さぬよう静かに追う。 なんてことない普通のTシャツ、デニムにスニーカー、街中の尾行ならこれがちょうどいい。 決して目立つことなく、その場の雰囲気にうまく溶け込む。 これが尾行の鉄則と先輩探偵に教わった。 探偵事務所で1番多かった業務が尾行。 尾行と一口にいっても不倫現場をおさえるためのものや工作用など様々。 もちろ

        • わたしの珍職業:探偵(応募、面接編)

          …あれ?今日って何日?ってか今は何時?? AV制作会社を退社した後、わたしは完全なる廃人と化していた。 生きるために食べるという行為だけし、あとは1日の大半をベッドの中で過ごすひきこもり生活。 家から1歩も出ず、日中も部屋のカーテンを閉めきり誰とも顔を合わせない日々。 こんな毎日を続けると、睡眠サイクルは狂うし、朝なのか夜なのかさえも不明に。 1か月なんて一瞬で過ぎ、気がつけば2か月目突入。 それでも生活は変わることなく、時間だけが無駄に過ぎていく。 蓄えていた

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          アメリカで出会ったヤバい人:ハリウッド俳優の甘い罠②

          サンタモニカのスタバで連絡先交換をしてから2人で会うまで、さほど時間はかからなかった。 とはいえ、スタバで数十分話したくらいの仲だから、お互いのことを全然知らないわけで。 会う約束の話をしながら、お互いの趣味や好きな食べ物などテキストでやりとり。 どうやらサムもサンタモニカ近くに住んでいて、趣味はレストラン巡り。旅行も好きらしい。 何の話よ?って方は第1話からどうぞ↓ へぇ~何だか気が合いそうだな。 サムからのテキストを見て、ニヤニヤするわたし。 「サンタモニカ

          アメリカで出会ったヤバい人:ハリウッド俳優の甘い罠②

          アメリカで出会ったヤバい人:ハリウッド俳優の甘い罠

          はじめの留学もカウントすると、アメリカ在住8年になるわたくし。 これくらい住んでいると、色々な人に出会うわけで。 そう、素敵な人から変な人までね...。 思い返せばパンチのきいた人、けっこういたなと(笑) ってことで、これまでわたしがアメリカで出会ってきたヤバい奴を、記憶をたどり綴っていこうと思う。 ハリウッド俳優のオトコサンタモニカのショッピングストリート、3rd Promenadeにあるスタバは、好立地ってのもありいつも激混みだ。 この日の放課後、わたしはSち

          アメリカで出会ったヤバい人:ハリウッド俳優の甘い罠

          わたしの珍職業:AV制作会社(仕事編)

          前回のお話はこちら AV制作会社でどんな仕事をしていたのか? ヘアメイクのアシスタントとして雇われたわたしの主な仕事はこの4つ。 現場でヘアメイクわたしを面接してくれた後に上司となるチャラ男は、SOD専属のヘアメイクだけではなく、他社のメイクも受け週に何度も撮影をこなす売れっ子だった。 当然アシスタントのわたしもこの上司と共に現場に入る。 現場でやることは、メイク道具をテーブルに並べ部屋のセッティングにはじまり、衣装の準備、モデルのテンションを上げるための会話など心

          わたしの珍職業:AV制作会社(仕事編)

          わたしの珍職業:AV制作会社(上京編)

          初回のお話はこちら 人生の道しるべをみつけたわたしは、例えるならスーパーマリオでスターをゲットしたときのような無敵な感覚にいた。 たとえが古くてよくわからん? それはスマン(汗) とにかく自分のまわりがキラキラと輝き、これからの未来に希望が満ち溢れていたのだ。 わたしに残された期間は約1か月。 やるべきことは親や彼、友人へ報告とマンションの解約。 就職が決まったんだもん、反対されるわけがないよね。 謎の自信を引っさげて実家へ戻った。 自分のことしか考えず行動

          わたしの珍職業:AV制作会社(上京編)

          わたしの珍職業:AV制作会社(応募・面接編)

          正直なところ、わたしの職歴は変だ。 もちろん強制的にさせられたわけではなく、自分自身で志望して就いたのだが。 そもそも”わたし”という人間は少し変わっていて、若かりし頃はとにかく怪しい仕事をしたかった。 なぜ? いや…わからん。 ただデスクに座ってパソコンをカタカタするデスクワークは、まっぴらごめんだったのだ。 親には高い学費を払ってもらい、美容専門学校まで行かせてくれたわけだから、両親からすると美容師免許を活かした仕事をしてくれよ!ってなもの。 ごもっとも。

          わたしの珍職業:AV制作会社(応募・面接編)

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【最終編】

          第8話【衝撃編】はこちらから。 続きものなのではじめを見逃した方は第1話からどうぞ。 人は目標を達成するためなら大体のことは頑張れる。 そう気づかせてくれたのが闘病生活だった。 診察や治療以外は外出することなく、ひきこもること1年半。 辛い治療を乗り越えられたのは家族の支え、ロサンゼルスに戻るんだ!という強い希望を持ち続けたから。 そして「待ってるよ~」とメッセージをくれたLAの友達や、「がんばれ~」と励ましてくれた日本の友達にも救われた。 そこまでしてロサンゼ

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【最終編】

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【衝撃編】

          第7話【学校編】はこちらから。 続きものなのではじめを逃した方は第1話からどうぞ。 3か月のサンタモニカ生活に別れを告げたあとに選んだ場所はトーランスだった。 トーランスはロサンゼルス空港から車で約20分ほど南下したところにあり、日系企業が多く集まるエリア。 だから日系レストランやスーパーが充実して、日本人には生活しやすい場所。 キャバクラやガールズバーなんかもありほぼ日本みたいな感じ。 自炊をしていたわたしには、日本の食材や調味料が手に入りやすい環境はありがたい

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【衝撃編】

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【学校編】

          第6話【渡米編】はこちら。 続きものなのではじめを逃した方は第1話からどうぞ。 パメラとのルームシェアは順調かのように見えた。 レストランで働く彼女と会うのは夜くらいで、つかず離れずちょうどいい距離感を保ってくれる感じがわたしには心地よく、よほどの理由がない限り引っ越すことはないと思っていた。 だけど徐々に彼女の異変に気づきはじめることに。 何かがおかしい。 わたしの危険レーダーがピピっと反応する。 精神的に病んでいたりおかしい人を嗅ぎ分ける力は、セクシーモデル

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【学校編】

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【渡米編】

          第5話【ビザ編】はこちらから。 続きものなのではじめを逃した方は第1話をどうぞ。 「重量超過ですね。お荷物を軽くするか、超過料金をお支払いになられるかいかが致しますか?」 2010年9月14日、いよいよロサンゼルスへ出発の日。 わたしは関西国際空港の大韓航空チェックインカウンターにいる。 大韓航空だと直行ではなくインチョン経由になるけど、アメニティーが充実し座席が広く、機内食にピビンバが出るからお気に入りの航空会社なのだ。 近頃じゃJALの方がチケットがお得だから

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【渡米編】

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【ビザ編】

          第4話【大阪編】はこちらから。 続きものなのではじめを逃した方は第1話をどうぞ。 「これが今までの人生で一番高い買い物か…」 エージェントに送金した語学学校ELSの学費支払いレシートを見てポツリ独り言。 実家の最寄駅前にある銀行を後ににしたわたしは、ブツクサ言いながらバス停の時刻表に目をやる。 「げっ、次のバス来るの50分後なの!?」 実家方面を通るバスの本数が異様に少なくて、時間帯によっては1時間に1本しかこない。 とんだ田舎だ。 コンビニだって車がないとキ

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【ビザ編】

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【大阪編】

          3話【準備編】はこちらから。 続きものなのではじめを逃した方は第1話をどうぞ。 木製のドアを開けた瞬間、慣れ親しみのない香りがふわっと鼻を通り抜けた夕暮れ時。 何年ぶりの実家だろうか…。 これからはじまる渡米までの大阪生活に胸をはずませ一声。 「ただいまー!」 小学校4年生に上がる年、父親の転勤で大阪の富田林市から堺市に引っ越してきた。 それを1回目とすると計3回、うちは引っ越しをしている。 現在の実家がある場所に関しては、すでにわたしが実家を出ていたときに移

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【大阪編】

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【準備編】

          第2話【視察編】はこちらから 続きものなのではじめを見逃した方は第1話をどうぞ。 ロサンゼルスで味わった興奮冷めあらぬうちに、とある留学エージェントにコンタクトをとった。 1つ留学エージェントのわたしからアドバイスしておこう。 エージェントの数なんて掃いて捨てるほどあるんだから、何軒も問い合わせをして一番しっくりくるところに手続きをお願いするといい。 さて本題、どのように語学学校を決めたのか?わたしのとった行動を話していくとする。 ロサンゼルス語学学校を決めるまで

          社会人のわたしがロサンゼルス留学を決めたわけ【準備編】