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【ゴール設定②】忙しい人の時間のつくり方

勇気をだして「休みます!」と言ってもよかった。と今は思う。忙しいなか時間をつくるなら、答えは単純。先まわりしてスケジュールにお休みをブロック。仕事を入れなければいいだけ。開業したての自営でなかなかできなかった。振り返りながら、人生の、、、幸せな生活のバランスをとる考え方を解説します。

休めないで働きすぎてしまうのは、目標やゴールがそもそも無いとか、人がよすぎて忙しくなっちゃうとか、断るスキルが高くないとか、フォーカシングイリュージョンしちゃってるとか、家に帰りたくなくて、とかであればついつい働きすぎてしまうかも知れませんね。

だいたいは、本人も自分でわかっていてオーバーワークやっている。それは、意識的に変えた方がいいと思うし、そのやり方はコーチングのお話です。

自営でプレイングマネージャーの4年間、色んな経験をして自分が成長した。そんなに複雑な仕事ではないけど、忙しくしすぎてしまった。そのときはできないと感じていたのかも知れないにしても、もっと「他のこと」をやればよかったと今は思う。

余談ですが、今育児をしていて育児は大変ってよく言う。出産前に色んな人に脅され(?)た。正直いうけど仕事の時の方が全然きつかった。つらさの質が違うし。自分もいつも現場でギリギリなのに、さらにスタッフの方に育ってもらわなきゃいけない。その関係性が、辟易と挫折の連続でした。嫌われますしね。あ、今は違いますよ。

一方子どもはかわいい。育てたように育って行くだろうし、寝不足でも母体は適応するようにできているっていう実感。つらくて大変というよりも、、、尊いです。大人は子どもみたいなまっさらな柔軟性適応力ないし、信頼関係の成立も簡単なわけではないかも。

話を戻すと、振り返って時間に追われ続けて仕事をしていた記憶はあっても、他の楽しい思い出が残っていなかった。

趣味の読書の時間は最優先でなんとか少し捻出していた。家と職場の往復しかなかったから家はとにかく読書。それはそれでよかった。ほとんど外食とか買って食べていたから、不健康かどうかはどうあれ美味しいものも食べていたとは思う。でも、他のイベント的な思い出が少ないのは想像以上にいま残念。

過去がどうだからとか将来こうだから、ではなく「今この瞬間」は二度と戻ってこない。

後悔はしてませんが、でももう少し幅を広げた、楽しさとか、、潤いある生活をしていてもよかったな、と今は感じていて。

当初仕事関連に設定していたゴールは自分なりに達成。思った以上という気もするくらいです。ただ、振り返ってみて人間らしさ貧弱すぎ。

まわりに遠慮せず、勇気をだして、、、本音で個人的なことを優先して、スケジュールにブロックしておけばよかったなー

要はバランス。以下コーチングのゴール設定の考え方と手順です。

人生のゴールに深く向き合う時間をとる

ひとりでゴールについて考える時間をとること。

人生のゴールって何かといえば、コーチングではこう考える。人生って色んな側面がある。仕事や職業のこと。将来のこと。自分の時間とか趣味。引退後のこと。人との関係。家族のこと。心や体の健康のこと。経済的なこと。社会貢献のこと。社会との関係(役割)のことなど。

色んな可能性があり、色んな興味、関心、好きなこと、得意なことや才能、希望願望、選択の自由とつながってくる。

ゴールの基礎は実際、競争

私達の共通のゴールは生き延びることです。そうすると、食料とか安全の確保とか競争に勝つことが先に来る。または子孫を残すって言うのもある。競争に勝つっていうことは、地位社会的ポジションとか年収とか。ただ、この勝つ事とか地位とか所得額から得られる幸せ感は実は長続きしないことがわかっています。

「健康」も生きるための基礎ですよね。体が資本ですので。

持続感ある幸せは「貢献」「奉仕」の質

「幸せ」の条件にも健康は必要ですね。

「自分の役に立たなくても人の役に立てること」ならそれが職業やキャリアのこと。無償でも有償でもても職業と呼ぶ。

「お金」「経済面」は職業とは分けてゴール設定した方が整理しやすいです。そこがゴッチャになってると悩みやすいかも。

人の役には立たないし特別自分のためにもならないとしても、それが好きで楽しくて、お金を払ってでも貴重な時間を使ってでもやりたいことならそれは「趣味」。

職業を考え直すなら、趣味の延長で考えるとヒントが多い。趣味がひとの役に立つようになればそれは職業になります。

私の趣味は音楽。楽器は大人になってからまともに習い始めているので下手ですが、どうせ自己満足ですしとても幸せです。

小学校の文集によれば、、、私の小学生のころの将来の夢はピアノ教師でした(一時期通ってはいた)。理由は、音楽をきくと、嫌なことネガティブなことがスーッと消えていく気がした、と書いてあって。それは、、、感情とか認識をコントロールっていうことか。まさにコーチング、、、なのでコーチは私の適職だっていう所に繋がる納得、みたいな流れです。

2〜3個の分野で俯瞰的に質高いゴール設定する

仕事や職業のこと。将来のこと。自分の時間とか趣味。引退後のこと。人との関係。家族のこと。心や体の健康のこと。経済的なこと。社会貢献のこと。社会的役割のこと。この中で、2〜3個の分野で、抽象レベルを上げた大局的で質の高いゴールを設定して下さい。中身はじぶんで決める。過去の延長線上をこえた自分になれるゴールにしてください。じゃないとゴール設定の意図もったいないから

一度は全部の分野でゴールを考えてみて吟味したいもの。私の場合は、職業と経済面、健康がいつも上位にきてしまいます。これらをひとつに束ねるゴールっていうのもまた、ある。

ゴール設定は奥深いし、飽きません。自分で向き合って決めればいいだけなので、楽しいですね。そこで悩んでしまうあなた、自分のことなので、人に聞いても何も起こりませんよ

質高いゴールのタスクを予定にブロック

ゴール設定は、「趣味」のゴールから始めるとスタートしやすい。

趣味は、やる気モチベーションは自然発生。放っておかれても止められてもやりたいし好きなこと。抽象度も高い。人とのつながりも意図しやすいし、積極性ある。お金もらえなくてもお金を払ってもやりたいわけですから、相当の活力やエネルギー、やりがいや個性の源泉です。だから趣味は質の高い資源。

趣味が無いという人は、身近なところから探す。季節の移り変わりが好きとか、コーヒーが好きとか、この番組が好きとか、ささいな事こそ入口。なんでもいいです。

できれば趣味ほどに質が高くて役に立たない時間を真っ先にスケジュールにブロックする勇気を持ちたいですね。

趣味でなくても構いません。ボランティアでもいいし家族でもいいし老後でもいいし物欲でもいいですし。過去の延長線上をこえた将来への投資になるとか、自分の成長、、、自己投資になることをぜひスケジュールにいれてみてください。

あくまで行動するためのスケジュールなので、タイミングとかタスクのボリューム感とか、目的を果たせるかどうかの確認をお忘れなく。

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