見出し画像

新卒時代「気が利かない」と怒られた私が今も気を付けていること/②今やっている仕事、学んでいること

新卒時代、誰もが色んなことで怒られると思いますが、私が怒られた内容で一番ショックだったことが「気が利かない」という一言。
というのも、学生時代私は「気が利く」ことで定評があった(自己評価)
先輩や友達にも「良く気が利くね」「細か所まで気が付いて凄いね」と褒められていたので、自分は気が利く人だと自負していた。


しかし、会社に入るなり、「気が利かない」「それくらい気が付いて!」と怒られること多々あり…。
悲しい、悔しい、ショック、色々な感情がごっちゃになって、かなり凹んだのを覚えています。
所詮学生時代の「気が利く」というのは、相手の状況や好みをある程度理解していたから成し得たことであって、相手のバックグラウンドについて何も知らない間柄だと通用しないのだなと思い知りました。


今思えば、仕事を覚えるのに必死で本気で周りが見えていなかった可能性もあるし、単純に上司にハマっていなかった可能性もある。
とにもかくにも、その言葉を言われた日から、私の思考は
「世の中には2種類の人がいる、気が利く人か気が利かない人か。」みたいな、ローランド的思考になるのでした。とほほ。


怒られてショックな気持ちもありますが、ショック療法というのか確かに細かのところまで考えて行動するようにはなりました。
これは怒られたことのポジティブな側面ですよね。
怒られることも悪いことばかりじゃない。


この話が、今やっている仕事・学んでいることの何に繋がるのか。
現在私はある組織の班長をしています。
なんか聞こえが悪いな、怪しいな。
地区の班長みたいなやつですw
これは今の私の仕事の1つなんですが、ここで「気が利くか気が利かないか」が結構関係してくるんですね。
それは、気が利かないと誰かに陰口を叩かれるというような陰気極まりない理由などでは決してなくて、気を利かせないといけないポイントが多すぎるということなんです。
小まめな連絡や変更点の連絡、注意点の連絡(あんまり詳しくは書けませんが)とにかく細々したことが多すぎて、その都度全体や個人に連絡しないといけないというのが大変。


細かなことに気が付いて連絡するというのは、あの「気が利かない」と言われたときのショック療法で細かく考えて行動できるようになったので大丈夫と思っていたら、まだまだ足りないようで日々周りの皆さんの協力によって頑張れている感じ。
自分では完璧と思っていても、違う方向から見たら「じゃあこの時はどうするの?」「今こんな問題があるのだけど、どうしたら良いですか?」など、目線を変えたら考え直さないといけないこともあったり。
小さくても組織の長として、全体を見てまとめるというのは沢山学ぶことがあるんですね。
日々学びという感じです。


最後にタイトルにあるように「気が利く」人になれるように今でも私が気を付けていることをいくつか。
・情報は必ず要点をまとめてから伝える
・「○○がおきたら△△する」など自分マニュアルを作る
・伝えるか伝えないか迷ったら念のため伝える
・情報が出そろうまで待つ。急いで伝えない。確実な情報で。
・自分だったら、どう感じるかなと考えて行動

こんな感じです。自分ならどう思うかというのは一番考えているポイントですね。相手がどう思うかはわからないので、まずは自分が困らない伝え方かと考えるようにしています。


「学び」って色々ありますよね。書く習慣1か月チャレンジのテーマに沿って書いていますが「学び」って資格の勉強や仕事のスキルについて書いた方が良いのかなぁとも思ったのですが。
でも書きたいこと書くのが良い!って本にも書いてあったし、私が今一番学んでいるのは「気の利かせ方」だと思うので、今回は昔話もしながら今学んでいることについて書いてみました。
今日もここまで読んでいただいてありがとうございました。


Instagramでは本のレビューを投稿しています。
よかったら覗きに来てください。

Instagram:@linohondana

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?