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小暑の道端に

暦は「小暑」。
小暑という語感を遥かに超え、日本各地で猛暑日、40℃に迫ると聞く。暑中見舞いはこのころからといわれるが、早々に出したいところだ。

ドイツのこちらは先月の熱波が去り、ここ数日は20℃をやっと超える程度。朝は自動で暖房がついたりしている。


よく行く鶏農場の店まで歩いて行ってきた。
麦畑と道路の間の草むらには、野の花がいろいろ咲いている。

今年、一番多いのはこちら。

チコリ
哀しいぐらいに純粋で美しい青


アザミにマルハナバチ


カモミールもあちらこちらに


日陰に何輪か残っていたこちら
なんの花でしょう
正解は...…


ブラックベリー
食べごろにはもう少し
まだ夏の日差しが足りない


夏らしくない雲


クルミもだいぶ大きくなってきた


小麦は収穫目前


車の往来が途切れると、麦畑から小さくパチパチというような音がした。どうも麦の穂から出ているようだ。
まとまった雨のあとの晴天、熟した穂が乾いてはぜる音だろうか。

麦畑というと、吹き抜ける風にさわさわと鳴る音が浮かぶが、風のない日にはこんな実りの音が聞こえるのだと知った。


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