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カラオケに行く人は7割以上。10代では「月に1日以上」が3割強

10月17日は「カラオケ文化の日」とされています。今回は10~60代の男女を対象に、ふだんカラオケにどのくらい行くか、また誰と行くかについて聞きました。


1.カラオケに行く頻度は年代によって差がみられる

自宅でのカラオケは除いて、ふだんカラオケ店などにどのくらいの頻度で行くかを聞きました。
全体では、「1年に1日以下」という回答が37%でもっとも高く、次に高いのは「カラオケにはまったく行かない」で28%という結果に。

年代別にみると、「月に1日以上」行く人は10代で3割強、20代で約2割となっており、年代が下がるにつれてカラオケに行く割合や頻度が高いことがわかります。
「2~3ヶ月に1日」行く人も若い年代で割合が高く、10~20代で2割弱。特に10~20代女性で2割強と高めでした。

全体TOPとなった「1年に1日以下」行く人は、30~60代で4割以上と高くなっています。また、「カラオケにはまったく行かない」という人の割合は、40代以上で3割超、特に60代女性では4割超の高い割合でした。

男女別では、大きな差はみられませんでした。

2.カラオケに一緒に行く人は?「友だち」が全体TOP

ふだんカラオケに行く人に、誰と一緒に行くかを聞いたところ、全体では「友だち」が5割超の高い割合でTOPに。2位以降は、「配偶者(妻/夫)」「自分の子ども」「職場の人(上司や部下、同僚など)」がそれぞれ2割超の僅差で続きました。

年代別にみると、「友だち」がすべての年代でTOPに。中でも10代では8割超、20代では約7割と特に高くなっています。

10代では、2位「同級生/クラスメイト」が4割超、4位「部活/サークル仲間」が2割超でランクインしており、学校で仲良くしている人とカラオケに行くことが多いようです。
また、5位に「兄弟/姉妹」が入り、ランキング外ですが6位には僅差で「親」がランクインし、家族と行っている様子もうかがえます。

20代以上になると、「職場の人(上司や部下、同僚など)」がどの年代でも5位以内にランクイン。30代以上では2割超と割合も高くなっています。

30~40代では「配偶者(妻/夫)」の割合が高く、3割超でランクイン。また、40~50代では「自分の子ども」の割合が他の年代と比べて高くなっていました。

「ひとりで」行くという人は、全体では1割台後半なものの、10~30代では2割強~2割台後半となっており、20代では2位にランクイン。カラオケ店によってひとり用のパックが用意されていたり、ひとりカラオケの専門店があったり、若い層ではひとりでカラオケをすることも定着しているのかもしれません。

男女別にみると、男性よりも女性の割合が高いのは「友だち」「自分の子ども」「兄弟/姉妹」。「自分の子ども」は、40~50代女性で5割前後と高くなっていました。
一方、男性で高い割合となったのは「職場の人(上司や部下、同僚など)」で、特に40~50代男性では3割超~3割台後半。また、40~50代男性では「仕事の取引先/お客様」も1割前後と、他と比べて高くなっていました。


カラオケは、仲の良い人や家族とワイワイ楽しんだり、歌うことでストレス解消をしたり、私たちの暮らしに定着している娯楽のひとつとなっています。個室・防音というメリットをいかし、ライブ映像を鑑賞したり、ワーキングスペースとして使用したりと用途も広がっており、今後の活用の幅も期待したいですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年9月7日~2023年9月11日
有効回収数:5256サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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