【建築巡り】 LEGAL COFFEE JAPAN
こんにちは!
今回は日常の中で発見した店舗のデザインやディティールを図面化し、考察を交えるという新企画の第2弾です。
今回訪れた店舗は去年秋に渋谷区の西原にオープンしたコーヒーとアパレルのお店、『LEGAL COFFEE JAPAN』です。
渋谷区西原に2023年秋にオープンしたカフェ。店内はカフェだけでなくアパレルの販売スペースも設けられており、ウッド調の空間に吊るされた植物や、ブラジルのサンパウロの景色にインスピレーションを得て作られた床のタイルが特徴的である。
今回、この場所を選んだ理由としては、以前ランニング中に通りかかった際、大きな採光窓と木の暖かい雰囲気が特徴的な外観が目に留まり、外観だけでなく、内観も見たいと気になっていたからです。
空間のデザインの特徴としては、全体をウッド調にすることで空間全体に温かさを持たせ、大きな採光窓から入る光で空間を明るく見せて開放感を持たせていることや、店内の大きなカウンターが細部まで木の美しさを感じられるデザインになっていること、全体的に直線的なデザインの中にあるアーチ壁が空間のアクセントになっているといったことが挙げられます。
アクセスは京王新線の幡ヶ谷駅から徒歩5分程、千代田線、小田急線の代々木上原駅から徒歩7分程となっており、カフェやレストラン、レコードショップなどが多く立ち並ぶとてもオシャレなエリアです。
店内は開放感があり、とても居心地の良い空間でした。
また看板犬も迎えてくれて犬との交流を楽しむこともできます。
エスプレッソガラナも酸味が効いてとても美味しかったです。
というわけで今回は以上です、どうもありがとうございました!
といきたいところですが、カフェの紹介アカウントではないのでここから店内の気になったデザインの考察に入ります。
今回気になったデザインはこちらの大きなカウンターです。
コーヒーマシンを設置するための窪みや表面の作り込みが美しく、店内でも目を惹くデザインとなっています。
図面化をするにあたり、まずは写真の撮影を行います。
直線的でシンプルなデザインの中に細かいディティールの美しさが際立つ、見れば見るほどハマるデザインです。
そしてこの棚什器の寸法は、全体をiPhoneの測量アプリ、細部をメジャーで測りました(カウンター内部は見ることができなかったため想像も含みます)。
寸法を測った後、図面を描いてみました。
カウンター内の構造は他の事例を参考にして描いています。
図面化してみるとやはり高さや幅の長さ関係のバランスがよく、機能性も高いカウンターであることが分かります。
図面化することによって、より理解を深めることができたことは
・カウンターの高さ・奥行きなどの規格
・ウッドパネルや化粧板といった仕上げ材の使われ方
・カウンター内部の構造や骨組みの組み方
・図面上の基本的な情報の表現
といったことがあり、学ぶことがとても多かったです!
いかがでしたでしょうか。
今回は日常の中にあるデザインを図面化し、細部の造りや素材について考察を行いました。これからも様々なデザインの考察を投稿していきますので、是非いいね・コメントよろしくお願いします!
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