音楽好きの八百屋です。 週末のみ野菜の販売をしています。野菜を通して地元の皆さんとの交…

音楽好きの八百屋です。 週末のみ野菜の販売をしています。野菜を通して地元の皆さんとの交流や野菜にまつわるあれこれを綴っていきます。 全体的にかなり節操のないことになりそうな気がしています。

最近の記事

大江戸線で天使に遭遇

. 【配達中の出来事】 神田小川町から勝どきへ 都営新宿線で森下 大江戸線に乗り換えて勝どきへ配達 座って考えごとをしていたら なんだか目ヂカラが強い髪の毛がくるくるした男の子が向かいのシートに座っている リュックにくくってあるPASMOを見たら 板橋の文字 三田線乗ってきたんだなと察知 隣のマダムは携帯電話を見ていて、お母さんなのかなあと思ったらおひとりで月島で下車 うっすらと瞳が不安そうだったので 勝どき駅到着目前で天使に声をかけてみたら 牛込神楽坂に行きたい

    • オーガニックと生活

      ここ三年、お店を通して色々な方と出会い おうちそれぞれに習慣やしきたりのようなものを感じて そのおうちの様子を伺うのはとても楽しいです。 お店では京都や三重のお野菜たちを販売していて 東京では比較的珍しいので立ち寄って下さる方が多いです 関西出身、京都が好き、無農薬、ヴィーガン、近所、西方向の野菜といったきっかけで足を運んでくださっています。 だんだんと時間が過ぎていく中で、野菜にまつわること知識を得るために図書館に通い、色々な本を読みながら「知」を増やしています オー

      • 空に想いますね

        去年のことです 農家さんへ注文をするときに、いつもお名前を見ていた方のお名前がなくなり心配していたところ、旅立たれた知らせが来ました。 そのあともお名前があったので、どなたかがお手伝いして収穫されていたのかなと想像しながら発注していました。 三重県の農家さん。一度もお会いすることはなかったですが、その方のお野菜は必ず入荷していました。 小松菜とじゃがいもを作られていて、なんとも姿も美しく、おいしいお野菜たちでした。ファンでした。 今その畑は一体どうなっているのかな 60歳

        • お寿司は手で握るのに おにぎりはビニール手袋でにぎるのはな何故なんでしょうか

        大江戸線で天使に遭遇

          味覚と糖質

          糖質制限という言葉が耳に入りやすくなってきました。 ビールも糖質ゼロなど。 中でもお米について、よく考えてることがあります。 データや、栄養学などの科学的根拠など勉強足らずの中なので、こうして綴ることもどうなのかというところです。 すみません。 薬膳の勉強をしている中で自分なりに考えていることを申し上げる次第です。 昨今カリフラワーに置き換えてごはんを食べないとか。 かたやおにぎりブームでごはんがモテモテです。 グルテンフリーという流れもあって、米の麺なども目立つようになり

          味覚と糖質

          外に出たくなかったの

          "昨日は曇り空 きっとそのせいかしら"と  想い人との約束を破る こんな色気のある理由ではなく 今日は雪が残って外に出たくないと思った そんな空を見上げて "本気で好きになりそうだから" 気持ちを曇り空に預けて 自分の気持ちをさえぎる この歌を聴いた時に  とても上質な感情だと感じ取る中学生だった(かな) そう、この曇り空という存在は一見閉鎖的な空気なのに 気持ちを逃せてくれる 気持ちに蓋をしてくれるような そして、曖昧なままいてもいいような気分を許してもらえそうな時

          外に出たくなかったの

          猫の道 ふたりはともだち

          我が家にはかつて琳という名前の猫がいました。 琳くんは外が好きな猫だったので好きなように家と外と出入りしていた。 大晦日に天に召され、6年間という短い人生に寄り添っていた中で、いなくなってから友達がいたことが分かった。大きな猫が我が家に現れるようになり、「あれ、琳くんは?」という目をしている。食べきれなかったごはんを食べてもらう日々になり、やがてそのごはんも底をつき、とうとう友だちのごはんを用意する生活になっていく。 飼い猫と地域猫。琳くんとニャンコは人の勝手で肩書きが変わ

          猫の道 ふたりはともだち

          八百屋のひとりごと

          ▫︎自己紹介 週末だけ営業している野菜のお店です。 到来する野菜の献立をお知らせしながら日々のアタマの中を整理していけたらと思います。京都に住んでる家族から八百屋を手伝ってと言われ、週末だけならと始まり、三年経ちました。やってみて感じたのは近所のマダムたちとのご縁が増えること。皆さんの台所の様子を伺うと勉強になることばかりです。お客様に恵まれているなと思います。 今まで、飲食店などでキッチンで料理もしていました。 祖母の死がきっかけで漢方の勉強を始め、薬膳の資格も取得しました

          八百屋のひとりごと