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量り売りの出店がありました

先月から今月まで量り売りのお店の方が出店され
お塩やドライフルーツ、ナッツなど好きな量を好きなだけ。

量り売りのコンセプトとして、容器や袋のゴミを減らすということー
私も常々なるべくゴミが出ない買い物を心がけている端くれです。
お肉はパックのゴミが出るのを避け、お肉屋さんで買うようにしたり
食品のパックはなるべく洗って作ったおかずのの残りを保存したり
洗剤は量り売りのお店で買ったりといった程度です。

「昔に戻った」
うっすらと小さい頃にお豆腐を鍋を持って買いに行ったりした記憶
昭和の量り売りといえばお米や味噌といったところでしょうか。
祖母がお嫁に来た頃は納豆売りが来ていたらしく器を持って買いに行くと
小さな引き出しに胡麻や青のりが入っていて好みのものをかけてくれたそうです。「昔に戻った」といった感覚がある方もいらっしゃるかと思います。

量り売りのお買い物

自身の感想、お客様の反応をレポートしたいと思います。
ほとんどの方が初めてといった感触がありました。
お買いものの際、事前に容器や袋などお持ちくださいとお知らせしていたので比較的持参してくださいました。

皆さん口を揃えて仰るのは、そんなに安いの?!といった感じで追加で購入されていました。
それだけ容器などにお金がかかっているということを実感。
もちろん食材は上質なもの、オーガニックのものばかりです。

量り売りの販売を知らずにいらした方は、その場にあった紙などに包んでパスタを。
後日、使わない紙袋や空き瓶など、お買い物の時に使ってと差し入れてくださいました。
皆さんの、「いつか使うかもしれない」という心をお持ちになりながら生活されていることを知り、先輩マダムの方々と同じ気持ちなのが嬉しかったです。

ただ、少し伝わらないこともありー
紙袋が有料なのですとお話ししたらすんなり「有料でも構いません」となんのためらいもなく仰った方が数名いらっしゃいました。
出店された方も、どうやってスマートにお伝えできるかというのがこれから先のテーマなんですとお話しされていました。

スーパーの袋も有料になり、その意味あいの受け止め方が人それぞれなんだろうなと想像しています。

量り売りのお買いものをしてみて私自身が感じたこと

食品に対して、今まで以上に「貴重な食品」と自然に感じ取っていました。
小さな瓶、少しのお塩と向き合うー。
塩ひとつまみがとっても愛おしく感じて大切に使おうという気持ちになりました。
また空き瓶ができると今度は何を入れてもらおうかと出番を待ちます。

そして、これは本当に「ゴミだろうか」と判断基準が変わったような気もしてます。

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