発達障害 ASDに気がつくまで ①化学物質過敏症を疑った日

私は2020年8月に発達障害のASDと診断を受けました。
二次障害として双極性II型もあるそうですが、こちらは今現在症状の自覚が薄いです。少しはありますが。
特に困っているのはASD特有の生きづらさに関してなので、それについてまず書いていきたいと思います!


今は体調を崩したことをきっかけに専業主婦としてすごしていますが、
5年ほど前までは製造業の会社で検査の仕事をしていました。
色々な塗料や薬品を使って製品を作っていたので、建物内にさまざまなにおいが充満していました。
まわりの皆もにおいを感じていたとは思いますが、私は目に刺激を感じ、息苦しさを覚え、頭痛に耐えながら日々働いていました。
そんな状態だったので、体調不良により全ての機能が鈍っている状態で、話しかけられても適切な受け答えができなかったり(ASDなのでもともと苦手ですがwまた別で書きます!)、仕事でミスを連発したり、散々でした。
「社会人はみんなつらい」「仕事に我慢はつきものだ」と自分に言い聞かせ、心身は限界を訴えていたのにもかかわらず、日々通い続けました。
帰宅後は夕飯を作り終えたら疲れ果てしまい、食べながら寝てしまうことも多かったです。


結婚を機に、体調不良と他の理由から退職をし、しばらくはのんびりと過ごす日々へ。
化学物質が充満する職場から離れて心身を休めることによって私は回復する、と思っていたのですが……。そう簡単にはいきませんでした。

退職後時間ができた私はヨガに興味をもって、ヨガスクールに通いだしました。
体力のあまりなかった私にちょうどいい運動量のヨガのクラスがあり、
体をのびやかに動かしながら呼吸に意識を向ける時間は、とても心地よかったです。
しかし、環境に対してとっても頑張って耐えていて、疲弊もしていました。
ヨガスクールの照明や窓から降り注ぐ自然光が私の目には眩しく、明るいところで目をあけていることが辛かった。
冷暖房の温度調節が先生によって違って、毎回違う温度の環境で動くことに体が適応できず、リラックスしながら疲れていた(もろに自律神経失調症の症状ですね…)
更衣室内の化粧品や洗剤のにおいがしんどく、頭痛やめまいに耐えながら支度をしていました。
ヨガということもあってナチュラル志向な方々が多く、なにか強烈なものを使っている人がいたとか、そういうことではなかったのでとても不思議でしたが、前職の後遺症で神経が過敏なんだ、時間が経てばおさまっていくかな、と深くは気にしていませんでした。


ヨガを続けることによって、少し体力がついてきて、気持ちも少し前向きになり、次はヨガと並行してジムに通って筋トレと有酸素運動をしよう!と思いついたのでした。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?