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Global Journey Diary vol.5-松田日向

こんにちは!ひなたです☺
スウェーデンのヨーデボリに来てから11か月が経ち、留学も後1ヵ月になりました泣
名残惜しいですが、日本の家族や友達、食べ物が恋しくなってきたので帰るのが楽しみな気持ちもあります笑 でも帰ったらまたヨーデボリが恋しくなるんだろうなあと。。

さて!今回のブログでは次のことについて書こうと思います。

①ダンス生活
②いよいよ本番

私は先学期から、ヨーデボリのダンスコミュニティでkpopのダンスクラスに週一で通っています。ダンスは私が小学生の頃から今まで続けている数少ない事のうちの一つだと最近気づきました笑 

このコミュニティは初心者クラスから上級者向けまで様々なクラスがあり、小学生から大学生までの生徒がいます。kpopはスウェーデンでも人気で、共通の話題で盛り上がれる友達がいるので楽しいです。また今学期、このコミュニティで日本人は私だけで、最初は不安もありましたが皆優しいので楽しんでいます。

先学期のレッスンは、英語で行われたのですが、今学期はスウェーデン語で行われました。
私のスウェーデン語のレベルはたまにちょっと単語が分かる程度なので、基本先生が何を言っているのかは分かりません笑 なので何かを先生がスウェーデン語で言って、みんなが笑ったりしてもなんで笑ってるのか分からない時はあります。でも私が簡単なレベルのスウェーデン語をアプリで勉強したり、スウェーデン語と英語の文法や単語の発音がそもそも似ているというのもあって、たまに、なんとなく、あれ今の会話分かったぞという時がありますし、まず知らない言語でダンスのレッスンを受けることに面白味を感じます。

何度もスウェーデン語でレッスンを受けているうちに習得したワードがあるので紹介します。

Höger(右)
Vänster(左)
Hoppa(ジャンプ)
この3つは、先生が振付を教えてくれるときに、言いながら動いているので、分かりやすかったです。
例えば体を左に動かす振りの時に、先生が “vänster(左)”と言いながら教えてくれるので、最初はヴェンステ?ウェンズデー?水曜日?なわけないしなと思いましたが、だんだん左の事かな?と思い始めて、レッスンが終わった後に友達に、もしかしてvänsterって左って意味?と聞いてそこで分かりました。

Ja kan inte komma idag (直訳:私は今日は行けません)
レッスンを欠席する人が、グループチャットにこの文章を送っています。can がkanだったりcomeがkammaだったり(たぶん)英語と似ている点がいくつかあります。

Bra jobbat (直訳:よくやった)
レッスンが終わった後に先生がグループチャットに練習ビデオを送ってくれるのですが、その時に必ずこれを言っています。

こんな風にスウェーデン語が学べるのが楽しいですし、それに、先生や生徒に質問したら必ず英語で返してくれますし、友達とレッスンが終わった後に話すのは英語なので、英語が皆話せるのは本当に助かっています。

そして、今はダンスを通して自分の気持ちを表現することに力をいれています。
きっかけは、前回のブログに書いたように、ギャラリーを訪れた際に、自分の気持ちを言葉以外で表現することが面白いと思ったからです。また、自分が踊っている動画を見返してダンスを踊っている時の表情や表現力を豊かにしたいと思ったからです。個人的に、ダンスを見るときに一番目が行くのは顔だと思います。これまで体の動きには気を使っていましたが、表情や目線にはあまり気を配ったことがなかったように感じます。

そこで、踊る曲の歌詞の内容を書き出して、自分の経験を振り返ることで自分なりに解釈し、その気持ちを踊る時に表現しようと思いました。でもなかなか簡単な事ではありませんでした。


パフォーマンスステージ

最初は歌詞を書いてみて、翻訳して、「恐れずに自分の人生を進む強さ」が協調された歌詞だと思ったので、それを考えながら、振付を大きく変えない程度に意識して踊ってみました。すると踊り方や表情に変化があったのです。今まで思いつかなかった緩急の入れどころや手の角度、顔の角度、動かし方が発見できて嬉しかったです。
でもなぜか自分ではない誰かを演じている気分になりました。
今回踊っているのはあるグループのカバーダンスで、振付も立ち位置も全部本人と同じように踊っています。カバーダンスですし、誰かになりきって踊って楽しむのも結構好きなのですが、今回の私の目標である、自分の感情を表現できているかというとそんな感じはしませんでした。それよりも、歌詞の内容を、その歌っている人になりきって踊っていました。

そこで、次にしたのが自分の “マイナス”な感情を認める事です。
最近になってやっと、勇気をもって自分の好きなものに突き進もう、まわりの人がしてるから自分もするのではなく、それを見て自分はどう思うかを考えて行動しようと、すこしずつ考えることができるようになってきました。

でも今でも様々な不安を感じます。まわりの人と違う事をするときの不安、焦り、またそれが自分の本当の気持ちを引っ張っている悔しさなどです。その “マイナス”な感情が自分の中にあったこと、そして今もあることを認めて見ました。それを踏まえて「恐れずに自分の人生を進む」決断をしたことを意識しながら、この曲を踊ってみると、さらに良い方向に自分の表現の仕方が変わり、踊っていて今まで感じたことのない楽しさや、練習に対するやる気を感じました。


遠くに友達発見っ

反対に、こんなに深く考えない方が表現がうまくいく場合も経験しました。
次の曲はさっきの曲と打って変わって、「友達と踊るのが楽しくて最高」といったテーマが協調されているように思いました。なので、そのままを想像したり、楽しい、嬉しいといった気持ちになった時のことを考えながら踊りました。その動画を見ると、楽しそうに踊っている私が居ました笑 

うまく踊れなかったり、自分のダンス動画を見てなんでこんな変な動きしてるんだろうと思う事もありますが、毎回ダンスを踊るごとに新しいものを習得している実感があるので楽しいです。

②いよいよ本番
ついこの前、習っているダンスサークルの発表会がありました。大学のステージを借りて一般のお客さんも入れるような、学期に一度だけある発表会です。

リハーサルをしたときに自分の動画を見て最後まで直しをいれました。リハーサルは自分のチームの確認ができるだけではなく、他のクラスのダンスも見ることができるのでそれが最高に楽しかったです。小学生から大学生までの生徒がいるのですが、皆輝いていましたしたくさん学ぶこともありました。

そして本番、たくさんのお客さんを前にして、特に自分の番の直前はとても緊張していました。でもメンバーの一人が、「私たちなら絶対できるよ!」と励ましてくれたおかげで本番前に自信を持つことができました。ステージに上がってからは、思いっきり楽しみました。自分なりに解釈した曲の意味を考えながら感情表現を意識し、メンバーや来てくれた友達を見ると心強くて自信が湧き出てきました。そしてステージが終わり、たくさんの歓声や、最高だったよという声をもらうことができました。


本番!(座っているのが私です!)

今回は4人で踊ったのですがみんなモチベーションが高くて、優しくてコミュニケーションもスムーズで、ダンスが上手で、そんなメンバーと一緒にステージに立てたこの日の事はずっと忘れないと思います。


メンバーのみんなと一緒に

ここまで読んでくださってありがとうございます!次回もお楽しみに!


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