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下着と素材

下着は大事(忘れがちな靴下も含む!)。
体のラインを作るのも下着。
(香水じゃなければ)一番最初に身につけるものだから肌に優しいものがいい。
肌はタンパク質でできているのでシルクかコットンの天然繊維は肌に優しくおすすめです。

肌に優しいとどんなメリットがあるのか

コットン、シルクの天然繊維は通気性と吸湿性があり皮膚が呼吸をできるようになります。皮膚呼吸ができると肌荒れやシミの原因を予防できるようになります。

反対にポルエステル繊維などの化学繊維は通気性がなく、吸湿性も高くないので皮膚呼吸がしづらくなります。これが肌に直接触れると皮膚呼吸がしづらくなります。

ポリエステル繊維のヒートテックのメカニズムは肌の水分を吸収し、その水分で保温する仕組みになっています。
なので皮膚の呼吸がしづらくなり乾燥し、シミの原因にもなります。
(誤解がないようにお伝えするとヒートテックを着ることが悪いわけではありません、ヒートテックはとても機能的ですし、とても役に立ちます)

なので肌につける下着はできるだけ天然繊維が好ましいということです。

日本の着物の実用性

日本の着物は元々、一番下に着る襦袢(じゅばん)という和服用の下着に当たるものがあるのですがその素材はシルクです。そしてのその上に着る着物もシルク、帯もシルクであることが多い。
なので着物は何枚も重ねて着ているのでともすれば暑く見えるのですが、通気性があり快適なのです。
肌に優しく、機能性も高いので実はとても実用的なのです。

知って着る

知って着るのと知らないで着るのでは、ファッションのバリエーションも楽しみ方も変わってきます。
着ているもので、こんな風に素材について誰かに話す機会は多くはないと思いますが、自分の中でこうした部分を『知っている』ということは自分のファッション観に新たな視点を加えてくれたりします。その上で何を着るかを楽しむのが大事です。

バイビー

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