腱板断裂の記録3

スノーボードで転んで腱板断裂。3か月以上経っても痛みが治まらず、腕の可動域はどんどん狭くなっていきます。
6月後半、整骨院の先生にも相談してもう一度病院でMRIを撮ってもらうことにしました。
前とは別の整形外科にしました。
今回は、車で15分ほどの場所。前の半分の時間で病院へ行けます。ここならリハビリの通院も少し楽になると思い決めました。

初診では、まずレントゲンということでレントゲンを撮りました。
腱板断裂はレントゲンじゃ写らないけど、骨の状態などを診るために撮ったようです。
肩の骨がちょっと上がってる?ようなことを言われました。
確かに、自分で鏡を見ても、明らかに右肩が上がっています。肩幅も右の方が以前と比べて明らかに狭くなっています。痛みで動かせなかった数ヶ月で変形してしまったんですね。
この日は、肩に痛み止めの注射を打って終了です。この注射は前回の病院で打ったものと同じキシロカインなどの痛み止めでした。
やっぱりあまり効かないです。だるくなるだけで痛みはそのままという。。。
MRIは予約を取って後日撮ることとなりました。あー待ち遠しい。

1週間後。久々のMRI。私は閉所恐怖症とかないので暗いとか狭いとかは全然問題ないのですが、態勢がきつかったです。
右肩を撮るには、どうも右肩を下側に寝ないといけないらしく。
痛いほうを下にして寝るなんて激痛なんです。
なんとかうまい態勢をさがしていざ撮影。始まったら20分くらい動けないので無理のない姿勢を最初に決めないと辛いですね。

診察の結果は。。。
「そんなに切れてない」でした!
よって手術じゃなくてリハビリで治していこうと。
私自身も、周りの人からの話を聞いたりして手術になるんだろうな、と覚悟を決めていたのでなんか拍子抜けしたというか。

ただ、肩回りの拘縮がひどくてリハビリだけだと動かないので、神経ブロック注射(麻酔のようなもの?)をして一度固まったところをはがす施術をしましょうと言われました。
注射、嫌いなんですよね。しかも首にするらしいんです。めっちゃ怖い。
でもいつまでもこの状態で生活するのはつらすぎるので頑張ろうかな。
ブロック注射は7月19日に予約しました。それまでは、通常のリハビリを週2回受けることになりました。

MRIを撮って診察が終わった後、早速リハビリをすることになりました。
といっても、痛い動きはできないので、理学療法士さんが可動域ギリギリを動かしてくれる感じです。自分でも動く範囲はなるべく動かすよう指導いただいて終了です。
私のような肩の状態を「凍結肩」というそうです。「英語だとFrozen Shoulderて言うんですよー、なんか格好いいですよね」て。うーん、格好いいのかな。多分明るい気持ちでリハビリできるよう頑張ってお話ししてくれてるんですよね。良い人です。
「怪我した後に無理に動かないで1か月くらいおとなしくしてればこんなにひどくならなかったんですけどね。。。今言ってもしょうがないですけど。」て言われちゃいました。
確かに、腕が上がっていたときは、痛みがあっても無理して仕事に出ていました。飲食店の仕事って腕ばっかり使うんだな、と改めて実感しました。
ホントに無理しないで休んでいればよかった。自分の体は自分で守らないといけないなと反省です。見た目に傷があったりするわけではないので、周囲の人にはそんなに痛いと思われないです。なので「大丈夫?休んだら?」などと優しい言葉はかけてもらえません。
三角巾をして出勤してたけど、忙しくなってきたら取ってガシガシ洗い物とかしちゃってましたね。。。で夜は激痛で眠れないって言う。。。
ま、でも過ぎたことをあれこれ思い悩んでも仕方がない。これからの治療を頑張っていくしかないのです。

家に帰って「凍結肩」を検索してみました。するとなんと。。。
もれなく「五十肩」というワードがでてくるのでした。
あれ?私は五十肩だったの?
腱板断裂、からの五十肩ってことなのかしら?
腱板はそんなに切れてないってことだったし、痛みの原因は五十肩なのか。。。

私なりにまとめると
転倒による腱板断裂が怪我のあと安静にしなかったことによって悪化し、炎症期が長びいて動かせない時期が長期化したことにより、拘縮が進んで凍結肩になった。
てことでいいのかな。

とにかく、元に戻るまでは長い道のりになりそうです。

7月19日のブロック注射まではリハビリを週2回受ける予定です。
可動域はまだ全然変わらずです。
腕を前から上げる→90度。肩も一緒に動いちゃいます。
横から上げる→30度くらい。これも肩がついてきちゃいます。

今日はこの辺で。
そろそろ腱板断裂中の生活の工夫について書いていこうと思います。
特に利き手を負傷した方、参考になると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?