見出し画像

捻挫とルルベ


ルルベ中に脚を捻挫した

バランス、ピルエット中に足をひねった

常にポワントやルルベなどで踊り続けるバレエダンサー、新体操にはとても多い怪我の一つです

私もつい最近ルルベ中に足をひねり捻挫を起こし足の外側「二分靭帯」を負傷しました

画像2

足を小指側に捻るような内反捻挫では、前距腓靭帯・踵腓靭帯を痛めることが多いですが

ルルベやポアント動作といった過度な底屈位でバランスをとるバレエダンサーや新体操選手、ヒールを履いて踊るようなダンサーはこの二分靭帯を一緒に痛めることが多いです(脛腓靭帯を痛めやすい)


画像2


私の場合はもともと足首の可動域が大きく緩かった為か、本当なら一番負傷しやすい前距腓靭帯には全く痛みがなく二分靭帯だけが痛い‥という状態でした

バレエダンサーなどは、ルルベやポワント動作を繰り返すようなストレスで靭帯が伸びて関節の遊びが大きくなっている為に、捻っても損傷まで至らなかったりする場合も多いようです

だからといって捻挫を軽く考えリハビリを疎かにすると、他の怪我やテクニックにも影響していく場合が多いので、しっかりと必要なケア・トレーニングすることが大事になります


画像3


小指側に捻る捻挫、このタイプの捻挫は 

・ルルベしたときに小指側にのってしまう

・片脚で立つと骨盤が横に流れてしまう

・脛の外側、太ももの外側が張りやすい

・内半小趾(外反母趾の逆で小指が内側に入ってる)

・O脚

上のような外側荷重タイプの人に起きることが多いです。

足の外側に負担がかかることが多く、捻挫以外にも膝や股関節、腰の痛みなど他の怪我に繋がる原因にもなるので当てはまった方は注意しましょう。

重心がズレることで軸やバランスが崩れテクニックなどにも影響してきます。

しっかりとトレーニングで身体のバランスを整えて、まずは正しく立てるようにしていくことが大事です。


外側荷重タイプは

・中臀筋 (片脚立ちの時の骨盤を支えます)

・外旋筋 (ターンアウトする筋が働かないと臀筋が使えません)

・内側広筋 (膝を伸ばし安定させる筋肉)

・腓骨筋 (小指側に体重が流れないようにします)

・アーチを作る足部の内在筋(特に母趾球で押す力)

これらの筋力が弱かったり使えてなかったりする場合が多いので、日常生活や踊りの中で使えるようにトレーニングを行い動作学習をしていきます。


鈴木も現在リハビリ・トレーニング中です

トレーニング方法についてはまた次回






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?