「怒り」の定義
中高生の頃に頻繁に怒っていたわたしの実体験を元に、怒りという感情について考えてみました。
そもそも「怒り」とは?
怒りとはどういう時に湧き起こる感情で、何のための感情なのか。
個人的には「自分が蔑ろにされた時に出てくる感情」というのが現段階での解釈です。
その裏には、自分のしてほしい欲求が隠れていて、それが叶わないから怒りが湧いてきます。
してほしい欲求とは、「わかって欲しい」「大切にして欲しい」「受け入れて欲しい」・・・など。
そして、それが叶わない時、湧いてきた怒りには悲しみという別の感情がくっついています。
怒りは自分自身が発する心のSOSサインなのだと思います。
大人になった今、怒りを感じることは少なくなりました。それでも怒りを感じた時は「ああ、今自分はこうして欲しかったんだな」とわかることで穏やかになります。
怒りは強い感情なので、いつも怒っていると自分自身に対して毒ですし、エネルギーを激しく消耗してしまいます。
怒りを感じた時は自分の根本的な欲求に気付いてあげることで自分を大切にできると思います。