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新生児との過ごし方

私は現在、保育士をしており、子育て支援者として地域の子育て中の親子を支援する活動しています。

先日あるお母さんからのこんな悩みを相談して頂きました。

生後1か月を過ぎたばかりの男の子のママです。
子どもとの毎日の過ごし方がわかりません。
おむつを替えて、泣いたら抱っこして、おっぱいをあげて寝かしつけての繰り返しだけでいいのでしょうか? 子どもが目を開けているときも、私は何をしていいのかわからずに寝かしつけようとしてしまい、そんな自分をダメな母親だと思ってしまいます。大声で泣かれて、なかなか泣き止まないと私も泣きたくなります。朝の4時ころから昼近くまで泣かれたり、夕方から深夜まで1時間ごとに泣かれたりするとまいってしまいます。夫は仕事で夜遅くに帰宅。毎日2人きりなのもとても不安です。

私はそのお母さんにこう答えました。

あなたは、とても良いお母さんです。どうしてよいかわからないなかで、ご自分なりに考えてやっているのですね。だから、ダメな母親のはずがありません。
大声で泣かれたり、長い時間泣かれたりすると、誰でもまいってしまいます。私も長男が新生児の時そうでした。
「泣き声」というのは、聞いている人に「つらさ」「悲しさ」「怒り」という気持ちを起こさせるものだからです。そのあなたの「気持ち」を誰かに話せたり、誰かが受け止めてくれると楽になれるのですが、夫の帰宅が遅かったりするとそれもできないので、あなたのつらさや不安はとても大きいと思います。
まず、お子さんとどう過ごしたらいいのか考えてみましょう。
生後1か月を過ぎたばかりだと、コミュニケーションとしての笑いもまだこれからの時期です。言葉も話しませんから、戸惑うことは十分分かります。
でも、実は、あなたのことが大好きになる
「芽」はこの時期にあります。おむつを替えながら、「おしっこして濡れちゃったね。いま替えてあげるね」「ほら、気持ち良くなったよ」と話しかけると、言葉がわからなくてもそのあなたの優しい響きをじっと聞きとろうとします。おっぱいをあげるときも、「おなかが空いたね、いまあげるからね」「もう、おなかいっぱいになった?よかったね。じゃ、あとはねんねする?」と優しく語りかけます。
おっぱいをあげても、おむつを替えても、いろいろと原因を探ってもなかなか泣き止まないときには「よしよし、大丈夫よ。怖いことなんてないよ。何があってもママがいつも守ってあげるからね」と話しかけながら、落ち着いたリズムで抱っこをしてゆすってあげます。泣き止まなくても、自分を守ろうとしてくれる人がいるという安心感はちゃんと伝わって記憶されていきます。そして、お子さんが笑ったときにも、同じように話しかけたり笑いかけてあげると、つらいときも楽しいときもあなたがいてくれることをしっかり感じ取って、あなたはお子さんにとって特別に大好きな人になっていきますよ。
もし、つらくなったり楽しくなれなかったら、そういうときこそ、子育て支援センターや児童館にふらっとお子さんと一緒に出かけてみてください。あるいは、近くにある保育園を庭から眺めたりしていると、きっと子どもたちや保育士さんが話しかけてくれます。
子育ては、社会がみんなで支えあうものです。
母親のつらさは子どものつらさでもあります。
どんどんSOSを発信してください。
SOSを出すことで救われること沢山ありますから、ためらわず、SOSを出す勇気を出してくださいね。

沢山の人と話すことで沢山の子育ての方法が学べるので、ぜひまた子育て支援センターを利用してみてくださいね。

最後までこの記事を読んでくださりありがとうございます。

これからも子育てについて沢山の悩み相談をアップしていこうと思います。
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