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贅沢な回転寿司|金沢まいもん寿司(台北忠孝店)

台北の金沢まいもん寿司に行ってみました。
「台湾の金沢まいもん寿司はおいしい?」「日本と同様?」という疑問を持っている方はいらっしゃると思います。結論から言うと、日本の回転寿司の中で、クオリティーがかなり高いです。
本記事では、台北の金沢まいもん寿司に行ってわかった情報と日本の金沢まいもん寿司との違いをご紹介します。

金沢まいもん寿司は石川県金沢市発祥の回転寿司チェーン店です。回転寿司と言えば、最初に思い出すのは、かっぱ寿司やくら寿司のような一皿100円の寿司屋さんですよね。しかし、金沢まいもん寿司は違います。寿司次第、値段も異なります。一皿は165円から990円まで、330円~440円は価格の中心です。台湾の場合、一皿140元前後で、日本とそれほど変わりません。

今回行った台北の金沢まいもん寿司はデパートにあります。店に入って着席してから、店員さんが親切にメニューや注文の仕方を説明してくれました。日本と同じ、テーブルには粉抹茶、醤油、お酢、塩が置いてあります。粉抹茶は日本から直送されたので、とてもいい香りしていて、おいしかったです。

赤を基調とした内装と黒い大理石のテーブルが高級感を感じます。店内には、テーブル席とカウンター席が並んでいます。テーブル席なら、タブレットで注文した料理はレーンで回してくれます。と言っても、大阪ルクア店はレーンはなさそうです。確かにタブレットで注文してから、職人さんが目の前に持ってきましたが...

タブレットで注文する
出来上がった寿司はレーンで送ってくれる


店舗と季節によって、メニューは変わりますが、まぐろやサーモン、いくらなどの定番のネタなら各店が取り扱っています。一番大きい違いはドリンクメニューです。日本の金沢まいもん寿司は北陸中心の地酒や特製のサワーがたくさんありますが、台湾ではビール、ハイボール、ノンアルコールしかありません(台湾人は寿司を食べながら、お酒を飲む習慣がないという原因かもしれない)。

ほたてバター醬油あぶ
左→いくら・真ん中→カニ・右→甘エビ


今日は計9種類を食べました。一番おいしかったのがほたてバター醬油あぶりといくら軍艦です。
ほたてバター醬油あぶりは口に入れると、柔らかい食感と上品のうま味が口の中いっぱいに広がりました。バター醤油の味付けですが、ほたてとの相性がよく、素材本来の味も楽しめました。
いくら軍艦はプチプチした食感、とてもジューシーでした。
甘エビがんこ盛りは見た目がインパクトもあり、エビも新鮮で弾力があります。
まぐろ寿司は2種類を注文しました。赤身の上でイタリアン風のトッピングしている寿司は、見るだけで食欲がそそられました。食感もなめらかで、臭みがほとんどなかったです。

サービスのサーモン握り寿司
イタリアン風まぐろ


サーモン寿司は500元以上注文したら、サービスとしていただけます。一品料理は魚団子の味噌汁と卵焼きとマンゴー杏仁豆腐を注文しました。マンゴー杏仁豆腐はプルプルしてて、一口食べてみたらクセになるほど感動しました。そして、マンゴーはとろけた食感でさっぱりした甘さでした。

魚団子の味噌汁
卵焼き
マンゴー杏仁豆腐


去年、大阪ルクア店で食事したことがあります。今回の台北店と比べると、味とサービスと店内の雰囲気はあまり変わりませんが、台湾の寿司ネタとドリンクは若干少ない気がします。日本で食べたとき、下記の写真のように豪華な寿司ネタがたくさんあります。寿司にカニの殻そのまま飾られて、上にも少量の金箔がふりかけられています。色彩がとてもきれいで、まるで芸術のようです。


台北の金沢まいもん寿司に行くなら、事前に予約を取ったほうがいいです。テイクアウトも可能です。ほかの100円の回転寿司と比べてみれば、多少贅沢ですが、ネタのクオリティーは高く、魚の質も良かったと思います。ワンランク上の回転寿司を気軽に食べたい方は金沢まいもん寿司がおすすめですよ。

金沢まいもん寿司(SOGO台北忠孝館店)
Faccbook
電話:02-8771-7770
住所:台北市大安區忠孝東路四段45號11樓 (SOGO台北忠孝館)
営業時間:11:00–21:30 (金、土22:00まで)

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