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宜蘭観光最強スポット(前編)|伝統芸術センター・畫框博物館・中興文創園區

宜蘭の観光スポットと言えば、国立伝統芸術センターです。中国語は「國立傳統藝術中心」。ここは20年間の歴史もあり、私の小学校の修学旅行の行き先でした。

入園ゲート
園内の商店街


国立伝統芸術センターは台湾の昔の芸術や建物、職人芸、演劇などに触れられ、古き良き台湾文化に詰まったテーマパークです。15年ぶりにここを訪れ、相変わらず観光客が多かったです。入園すると、目の前に現れたのが昔ながらの建物です。美しい赤レンガと石の彫刻はレトロな雰囲気があります。奥へ進むと、展示館や演劇館、商店街、お寺などが立ち並んでいます。

昔ながらの建物
商店街
お寺


おすすめの展示館は「藍染工房」。天井から吊っている藍染の作品がインスタ映えには最適です。館内に藍染の洋服やインテリア、雑貨も販売されています。お土産として人気です。

藍染作品
インテリア雑貨
お土産


次に、おすすめの写真映えスポットは「提灯街」です。ここは入園ゲートから100メートルぐらいです。赤いレンガを背景として、青空と提灯を一緒に写すと、きれいに仕上がりました。


国立伝統芸術センターへ来たら、絶対外せないのが民芸工房街です。ここは散策しながら、ノスタルジーな街並みを楽しむことができます。様々な店が並んでおり、試食やDIY体験もできます。

日本人のあなたにおすすめしたいのが「捏麺人」です。「捏麺人」は小麦粉で作られた人形のことです。小学校の美術の授業では、「捏麺人」を作ったこともあります。
この店では、「捏麺人」の飾り物がいっぱい販売されています。もちろんDIY体験の予約も可能です。

捏麵人の店
捏麵人


「五姨婆手作客棧」もおすすめします。昔の飴とおもちゃがたくさん並んでいます。とても懐かしいです。木造の内装とレトロなインテリアなので、ここに入ったら、まるでタイムスリップした気分のようです。

商品名が黒板に書いてあります
椪糖と黒糖ケーキ
おもちゃ
店員が見つからない場合は、大声で呼んでください


食べ物について、台湾のローカル料理はもちろんありますが、ぜひ食べてほしいのが「叭噗(バプ)」です。「叭噗」はババヘラアイスのことです。名前が面白いでしょう。
日本語のババヘラの由来は、ババが「ヘラ」でアイスを盛り付けてくれることから「ババヘラ」と呼ばれていますが、中国語の「叭噗」は楽器の音です。昔の人はカートでアイスを売って来た時、客の注目を集めるため、いつもとある楽器(日本語わからない)を鳴らしました。その音は「叭噗(バプ)」に近いので、「叭噗」で名付けられました。
「叭噗」はどんな味かというと、シャリシャリとした食感で、甘すぎず、重すぎず、さっぱりした味わいです。

叭噗のキッチンカー
これがバプ

もう一つ外せないのが演劇です。劇場で本格的な芝居が鑑賞できます。台湾の歴史や民俗を背景にした物語で、台湾語の歌と中国語のセリフで演出した舞台です。台湾ならではの演劇なので、台湾語が分からなくても、見物の価値があると思います。

演劇
演劇

国立伝統芸術センターでは、台湾の伝統芸術や、昔の街並み、ローカルフードが味わえる素敵な観光スポットです。台湾の宜蘭へ来たら、ぜひ訪れてみてください。

「畫框博物館」と「中興文創園區」の紹介はこちらです。

國立傳統藝術中心
住所:宜蘭縣五結郷季新村五濱路二段201號
営業時間:​9:00~18:00
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